『ディスガイア4』主題歌を歌う下田＆長谷川さんのコメント掲載

文：電撃オンライン

　5pb.は、PS3用S・RPG『魔界戦記ディスガイア4』の主題歌シングルCD『ラストエンゲージ』を3月2日に発売する。価格は1,260円（税込）。

　『魔界戦記ディスガイア4』は、日本一ソフトウェアより2月24日に発売される人気S・RPGシリーズの最新作。シングルCDには、今作に出演する声優の下田麻美さんと長谷川明子さんによるユニット“Secret Character”が歌うオープニングテーマ『ラストエンゲージ』と、三森すずこさんが歌うエンディングテーマ『カナリア航海 ～little bird in your universe～』、両曲のインスト版が収録されている。

　以下に、Secret Characterのコメントが到着しているので掲載する。（以下、声優名の敬称略）

――今回『魔界戦記ディスガイア4』に出演しつつ、オープニングテーマを2人で歌うことになった時の感想をお聞かせください。

下田：『ディスガイア』シリーズといえば有名な作品ですので、もちろん知っていました。その主題歌を歌わせていただくというお話を聞いた時は、ものすごくうれしくて。しかも、日ごろからプライベートでも仲よくさせていただいている長谷川明子ちゃんと一緒ということで、さらにうれしかったです。アッキーの歌声は伸びがあって、力強さもあって、やわらかさもあって、いろんな表情に切り替わるところが魅力的だと思っているので、一緒に歌えるのを楽しみにしていました。

長谷川：私は『魔界戦記ディスガイア3』で、サファイアというお姫様の役でも出演させていただいたんですね。今回は主題歌も歌わせていただけるとお聞きして、最初はすごくビックリしました。それと今回、下田麻美ちゃんと2人で歌わせていただけることになって、2人で作品のオープニングを歌うっていうのは確か初めてだったので、こうして1つの作品に2人でかかわることができて、すごくうれしいです。あと、私は歌う時に張り上げるクセがあるんですけど、下田さんのやわらかい“ふっ”と力を抜いた歌の表現などがすごく好きでして。いい感じに“柔と剛”みたいになっているところと、“剛と剛”みたいになっているところが混じり合って、いい曲になるんじゃないかと思いました。

――では、2人が『ラストエンゲージ』の曲を最初に聞いた時の感想はいかがでしたか？

下田：『ディスガイア』という作品の世界観から想像して、きっと激しくてカッコイイ曲なんだろうと思っていたんです。それで実際に曲を聴かせていただいたら、激しくてカッコイイ上に、妖艶（ようえん）さを感じました。すごく艶（つや）っぽい曲に仕上がっていたので、「私にそんな引き出しあるかなぁ」とちょっとドキドキして（笑）。でも、とてもメロディラインがキレイで、生の楽器も組み合わされているので、立体感と奥行きをすごく感じました。だから「これはボーカルも負けられない！」と思いましたね。実際に歌う前、作曲の佐藤天平さんにボーカル指導もしていただいて、いろいろと教えていただけたので、すごく自信を持ってレコーディングには挑めました。

長谷川：イントロを聴いた時に、すごくカッコイイなと思ったのが最初の印象です。もちろんメロディラインもキレイで「よし、頑張って歌おう！」って思いました。私は歌詞もすごく好きで、『ラストエンゲージ』というタイトル通り、「最後の約束」というような歌詞になっているんです。だから、2人で歌うことでさらに映える歌なんじゃないかと思いました。最初に歌詞を読んだ時に、“永遠に穢（けが）れない約束”みたいなイメージが全体を通して伝わってきて、すごくステキだったので、「ゲームのシナリオを早く読みたい！」「ゲームも早くプレイしてみたい！」と思いましたね。

――実際に完成した楽曲を聴いてみた感想はどうですか？

下田：長谷川さんの歌声がすばらしいので。

長谷川：いやいやいや、何をおっしゃいますか（笑）。

下田：（笑）。でも本当に、「ここのフレーズで、こんなに繊細（せんさい）な表現をするんだ」とか、自分のところより相手の表現の仕方の方が気になっちゃって……。

長谷川：わかる。私もそうだった（笑）。

下田：でも、すごくお互いのいいところを伸ばしたテイクを選んでくださっているなぁ、と感じました。やっぱり主題歌ともなると、本業の歌手の方と歌唱力の面で比べられてしまうところもあるとは思うんですけれど、演者だからこそできる歌の表現もあると思うんです。それは、レコーディングの際に佐藤さんにもアドバイスをいただいたんですけど、演者ならではの“言葉の表現”もあると思っているので、佐藤さんの演出もあって、それがいい意味で感じられる曲になったんじゃないかと思います。

長谷川：レコーディングでは、私が先に収録したので、ほとんど下田さんのレコーディングは見ていなかったんです。だから、下田さんの歌の全体像は、完成版を聴いて初めて知ったので、ある意味すごい衝撃でした。「佐藤さんのアドバイスしていてくれたのは、こういう意味だったのか！」っていうのが、下田さんのパートを聴いて、より鮮明に理解できて。あと、下田さんの表現の仕方を聴いて、「おおお！　すごーい!!」と思いながら聴きましたね（笑）。

下田：確かに、お互いに刺激されたよね！

長谷川：うん！　すごくよい刺激になった。同じ歌を歌っても表現の仕方や声が違うし、でも、それがケンカをしないで、本当にいいところ取りをして、組み合わさっているんだなーと思って、とってもうれしかったです。

――最後にシングル発売を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします。

下田：この曲が初めて披露された時、「この曲を聴いて、皆さんはどう思われるのかな？」ってすごくドキドキしていたんです。けれどプロモーションムービーが公開されてすぐに、いろいろ好意的な感想もいただきまして、ようやくCDの発売日が発表できて、私たちもすごくうれしいです。これまでキャラクターソングは数多く歌わせていただいているんですが、デュエットで、こういったカッコよくて妖艶で繊細で美しい曲というのを歌わせていただくことはあまりなかったので、ぜひ私たち2人の奏でるハーモニーを皆さんにも聴いていただきたいです。ゲームのオープニングとしても、この曲を聴いてからゲームをスタートさせると、すごくテンション上がると思いますので、ぜひゲームもプレイして、気になった方はこのCDでじっくりフルコーラス聴いていただけるとうれしいので、ぜひよろしくお願いします！

長谷川：私もすごく発売を楽しみにしています！　やっぱり下田さんと2人で歌わせていただくというのもめちゃくちゃうれしいですし、『魔界戦記ディスガイア4』のオープニングを担当させていただくのもすっごくうれしいので、本当にたくさんの方に聴いていただきたいです。それと先ほどもお話ししましたが、私はこの曲の歌詞も大好きなので、ぜひCDで歌詞カードを見ながら曲を聴いていただけたらうれしいなって思います。そうそう、あと、先日、新潟の両親からメールが来まして、「某大手家電屋さんで明子の声が聴こえると思って、お店に入ってみたら『ディスガイア4』でした。明子、頑張ってるのねー」というメールが来て、すごくうれしかったんです。

下田：へーっ！　すごーい（笑）。

長谷川：そうそう（笑）。だから、たぶん私たちを知らない人でも、どこかで偶然私たちの歌を聴いて興味を持ってもらえるのかもしれないと思うので、そんな方々にもぜひCDを手に取ってもらえたらうれしいなと思います。皆さん、応援よろしくお願いします！

(C)2011 Nippon Ichi Software, Inc.

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