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2011年2月21日(月)

売れる確信が持てた! 『龍が如く OF THE END』サイン会で名越監督がコメント

文:電撃オンライン

 セガから3月17日に発売されるPS3用ソフト『龍が如く OF THE END』。ソフトを手がけるシリーズ総合監督・名越稔洋さんのサイン&握手会が、東京都内のヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館で2月19日に行われた。

 『龍が如く OF THE END』は、セガの人気A・AVG『龍が如く』シリーズの最新作。舞台となる巨大歓楽街・神室町は、今作ではゾンビであふれかえる街へと変ぼうする。バトルも、大量のゾンビを銃で撃つ“ガンショットバトル”がメインとなり、新たな切り口で制作されているタイトルだ。

 サイン&握手会は、時間内であれば誰でも参加可能だった。特に指定がない場合はダミーパッケージにサインするが、可能な限り持参したものにサインするという、類を見ないサイン会だ。イベント開始前から、参加を希望するファンがフロアに集まっていたのが印象的だった。以下で、その模様を詳しくお届けする。

『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』
サイン&握手会は、体験会と同じフロアで行われた。体験会では、昨年発売された『龍が如く4 伝説を継ぐもの』と比較して、より多くの人が集まってプレイしているのを確認できた。
『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』
こちらが、ソフトを体験した人に配布されるコルクコースター。本作の主人公が描かれた渋いデザインになっている。

 イベント開始時間になったものの、名越さんの乗る車が渋滞に巻き込まれてしまったため、遅れているという情報が届く。ここで何と、仕事で池袋に来たために立ち寄ったという、桐生一馬役の黒田崇矢さんが登場。集まったファンに「これまでとは違う方向性になっているのですが、見させていただいている限りでは、おもしろいものになっています。ぜひ楽しんでください!」とメッセージを送った。

『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』
仕事の現場に向かう前に、イベントの様子を見に来たという黒田さん。“帰ってきた神室町 RADIO STATION”の収録時にイベントの話を聞いていたため、駆けつけたのだという。さらにサプライズとして、じゃんけん大会を急きょ行い、サイン色紙をプレゼントした。勝ち残った桐生一馬好きの女性ファンは、歓喜の声を上げて色紙を受け取った。

 しばらくして、名越さんが到着。待ちわびたファンからの拍手を受けつつ、次々とサインをしていく。中には、歴代の『龍が如く』シリーズのパッケージにサインをお願いする人も見られた。

『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』
色紙から関連グッズまで、ファンが持参したさまざまなものにサインをしていく名越さん。サインをした後には、デジカメやケータイ電話での写真撮影に応じていた。

 体験会だけでなく、サイン会も昨年よりも盛況だったという。1時間半近くに渡るイベントを終えた名越さんは、集まった報道陣の質問に対してコメントした。

――『龍が如く OF THE END』が完成したということですが、現在の心境を聞かせてください。

『龍が如く OF THE END』

 新しいジャンルのゲームが完成しました。このように体験会も無事に実施できて、ホッとしています。

――体験会で伝えたいことを教えてもらえますか?

 ガンショットバトルの手応えです。難しいのかそうではないのか、おもしろいのかそうではないのか、という気持ちを抱いている方もいらっしゃるようなので、「おもしろいし、難しいものじゃない。前作までのバトルと同じ爽快感がある」ということをアピールしたいです。

――『龍が如く4 伝説を継ぐもの』の時も、ここでサイン会をしていますが、それを上回る人数のファンが集まったとのことです。手応えを感じているのでは?

 シリーズファンだけでなく、新規のファンもけっこう多いようで。さらにPSP『クロヒョウ 龍が如く新章』の後、若いファンも増えてきた手応えはあります。ユーザー層が広がって、多様化してきたことを感じています。今回はそれをより一層感じましたね。

――今回のサイン&握手会を振り返っていかがですか?

 新しいテイストの『龍が如く』ということで、心配していたんですが、この様子を見ると、その不安もなくなってきました。「ヒットする!」と確信してもいいかと思えてきました。

――この後に、サイン&握手会が実施される各都市で待っているファンにひと言お願いします。

『龍が如く OF THE END』

 たくさんのところを行く反面、逆に「何でウチのほうには来ないんだ」という声もいただいています。また何かの折にこういう機会を設けられたらと思っています。今回、行けなかった地区のことも覚えているので、期待していただければ幸いです。

――最後に、発売に向けてメッセージをお願いします。

 遊んでいただいた方には、いい反応をいただけているようですが、発売までさらにさまざまな地区を回って、反応を見たいと思います。短い期間の中で、マンネリにならないよう新しいものに挑戦していこう、とスタッフに無理難題も押し付けたんですが、それが実現できて、おもしろい作品になったと感じています。きっとうまくいくだろうと確信はしていますが、1人でも多くの方に遊んでいただきたいです。

(C)SEGA

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