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2011年3月1日(火)

P予備軍向けの『アイマス2』プレイレポ! 今から始めるアナタとアイドル3人の伝説

文:電撃オンライン

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 さてさて、P予備軍のみなさんへのレコメンドをお伝えしたわけですが、もう少しだけお話を続けます。ここから先は少しくだけた感じで、より実際のプレイにもとづいた感想を書いてみようと思います。

■今回のプロデュースは難しい!? スケジュール感覚を養いたい

 1周目のプレイを不甲斐ない成績で終えた私の感想は「結構難しい!」でした。何がそう思わせたかというと、やはりスケジュールの感覚がこれまでのシリーズと大きく変わっていることでしょうか。

 「序盤はレッスン多めに~、営業もほどほどに~、イメージレベルが10ぐらいになったらオーディション中心に~」みたいな、自分の中でできあがっていた『アイマス』スケジュール感覚が『アイマス2』では通用しませんでした。そりゃあしょうがないよ! だって『アイマス2』だもん!! 改めて55週間という限られた時間の使い方、どの仕事にどれぐらいの期間を割くか、というバランスを見直さないといけません。

『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』

 また、プレイを通して高めるべき数値が、ファン人数から楽曲の売上ランキングに変わったことも大きいです。「この週にこのぐらいのランキングにいれば平気かな!」という感覚がつかめるまでは大変そうです。これも周回を繰り返して養うしかいのかな……と。

 一方で、ファン人数は楽曲の売り上げや各地域の部門賞獲得にも密接に関わっているので軽視はできません。ファン人数と楽曲の売り上げランキング、そして地域別の注目度などなど……これまで以上に多くの要素に気を配らないと、完全制覇は難しそうですね。

■難しさはやり応えの裏返し!? 国民的トップアイドルへの道は険しい!

 1周目の失敗を請けて「難しい!」と率直な感想を書いてしまいましたが、それは「やり応えアリ!」にも近しいわけで。アイドルアカデミー大賞以外にも、各エリアごとに用意された“部門賞”という要素もあり、これは活動終了時に各エリアでもっとも活躍したアイドルに贈られるものです。これらすべてを総ナメしてクリアするのは至難の業かと。

『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』

 いかにレッスン・営業を成功させてそれらの回数を減らし、空いたスケジュールをステージ仕事に充てられるか――。これまでのシリーズと同様に、『アイマス2』でもこの考え方が重要になってくると思います。ただ、先にも書いたようにファンを増やすだけでは楽曲の売上は伸び悩んでしまいます。

 楽曲の売上はリリース直後がもっとも多く、週を重ねるごとに落ち込んでいってしまいます。この下降を止める“キープ”や、過去にリリースした楽曲を再度売り込む“リバイバル”などの特殊効果を発生させることができるかどうか。ここが楽曲の売上を大きく左右することになりそうです。発生条件は事務員の小鳥さんが説明してくれるので、しっかり覚えておきましょう。

■ステージ仕事について:その1 ルールはシンプルになりました

 レッスン・営業については、これまでのシリーズと大きくは変わっていないので、慣れている人は戸惑うことは少ないと思います。もう1つの仕事のステージはルールがシンプルになりましたが、逆にそこで悩んでいる人がいるかもしれません。これまでのシリーズのオーディションは、アピールの傾向や審査員の興味など、他の参加者の動向に左右される要素が多く、事前の準備はもちろんオーディション中の臨機応変な選択がカギとなっていました。

 『アイマス2』のステージ(とくにオーディション・ライブ)は、ステージパフォーマンス中のボタン押しのタイミングに集中できます。アピールする3つのイメージは、基本的に均等の回数でいいと思いますが、自分のユニットのイメージレベルによっては調整してみましょう(例:ダンスのイメージが極端に高い場合は、ダンスを多めに。その倍率が1.0を切ったら他の2つをアピールして倍率を回復……などなど)。

『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』

 また、各地の営業後に購入できるお守りも、ステージ仕事で重要な役割を発揮。全部で48種あるお守りには、特定のイメージの倍率ダウンを抑えたり、アピール時のボルテージアップ量を増やしたりといった効果を持っています。決して安くはないのですが、いろいろと試してみるのがいいでしょう。私が気に入ったのは、徳島県で購入した“あわんこのお守り”。ボーカルとダンスアピール時の倍率ダウンを抑えてくれるので、まずは適当にボーカル&ビジュアルアピールを繰り返します。その間に、衣装や曲で高めたダンスイメージの倍率を上げて、1.3倍ぐらいになったらダンスアピールを連発。ダンスの倍率が下がったらボーカルとビジュアルを……といった作戦でステージ仕事を成功させていきました。

『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』

 このように、パフォーマンス中の機転よりも事前の作戦が重要な『アイマス2』のステージ。勝てないときは、リセットを繰り返しても勝てないことがあるので、あきらめてレッスンでユニットのイメージレベルを鍛えましょう。総じて運の要素に頼りづらくなった印象は強いですね。

■ステージ仕事について:その2 思い出アピールのもう1つの使い方

 思い出の使い方も悩みどころです。3つのイメージの倍率を回復させられるので、基本は各倍率が下がった状態で使いましょう。ただ、特殊な使い方もありまして、“メンバーAで思い出”→“(LBで切り替えて)メンバーBで思い出”を連続して使うことでデュオアピール! そこから“(さらにLBで切り替えて)メンバーCで思い出”を使えばトリオアピール!! ボルテージとスコアを大幅にアップできます。これは、通称“思い出ドライブ”というテクニックです。

『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』

 私のステージパフォーマンスの作戦は、まずは均等にイメージアピールを繰り返し1度目のバーストアピールを発動。その後、やや倍率が下がったら思い出発動! そこから上記の思い出ドライブで2度目のバーストアピールまで一気に持って行ってしまいます。だいたい2度のバーストアピール発動を成功できれば、ステージ系の仕事を成功させることができました。フェスの場合は相手の思い出アピールでボルテージが下がったりもしますので、思い出ドライブを発動するタイミングで悩むことも多かったです。

 このトリオアピールを可能にするために、3回思い出が使えるレベル3まで思い出レベルを早めに上げておきたいところ。……といっても、営業の出来に左右される部分なので、「乙女ゴコロを理解せよ!」としかアドバイスできませんが。

■いろいろあります3人コミュ。ユニットを仲よしにしてあげよう

 では、ユニットステータスを左右する朝や夜、仕事前の3人コミュについてもう少し詳しく書いてみます。3人ユニット限定の『アイマス2』ならではの要素ですが、欲を言えばもう少し“アイドル同士の会話”が欲しかったかな……と。序盤に見られるユニット結成時のやりとりがグッときただけに、欲張ってしまいます。

『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』

 続けて、それぞれの3人コミュへのひと言アドバイスを。

・朝のあいさつ……3人中1人が不満そうな反応をしてもめげない。2人が喜んでくれれば、翌週のあいさつをするメンバーを変えることで取り返せます。

・営業前のクイズ……日本地図を片手にプレイしましょう。いっそのこと覚えてしまえば、地理のテストはバッチリ!(地理とチリ、かかっています)

・ステージ前の掛け声……女の子の唇の動きを読むのは少々難しいので戸惑いますが、文節の区切りがいくつあるかを判断して、正しい言葉を選びましょう。

・夜の“じっくり話す”……じゃんけんはアイドルの表情をよく観察しましょう。真っ暗になった後の声クイズは、ユニットのメンバーによっては相当難易度の高いものに。プロデューサーの愛が試されます。私は“響・やよい・真美”のユニットでミスを連発しました……。難しくはあるのですが、これは楽しかったです。ここだけを繰り返し遊べるモードが欲しくなるほどに!

『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』

■まとめ

 今までのシリーズで通用したパターンや経験が使えなくなっている部分もありますが、新たなプロデュース方法を模索する楽しみが『アイマス2』には用意されています。アーケード版稼働から5年半以上が経過したので、それも当たり前といえば当たり前なわけで。ともに苦労したり喜んだりといった、アイドルとの二人三脚感……や、正しく言うならアイドル3人との四人五脚感を思う存分楽しみましょう。

 さぁ、皆さんで声をそろえて……「目指すは国民的トップアイドルユニット!!」(イマイチP)

『アイドルマスター2』 『アイドルマスター2』

(C)窪岡俊之 (C)NBGI
※画面写真はデモであり、記事内容とは違うものです。

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