2011年3月3日（木）

『真・三國無双 Online』アップデート“Revolution 8”先行プレイレポ

　コーエーテクモゲームスが開発を担当する、PC/PS3用オンラインACT『真・三國無双 Online ～蒼天乱舞～』では、大型アップデート“Revolution 8”が3月17日、24日の2度にわけて実装される。

　本アップデートでは2010年11月に実装された“崑崙山（こんろんさん）”に、新たなミッションやプレイしやすくなる新システムを導入。また、4番目となる完全オリジナル武器“麟角刀（りんかくとう）”の登場などがポイントとなっている。今回も編集部ではPC版の運営を行うCJインターネットジャパンを訪問。先行体験プレイの機会をいただいたので、新機能＆新要素を紹介していこう。


▲伏犠（左）と女カ（右、カは女偏に咼）

■報酬やミッションを新たに追加して“崑崙山”がパワーアップ

　ベテランプレイヤー向けのやりこみ要素として、前回実装された崑崙山。“Revolution 8”では様々な新要素が追加されており、その中でも目玉となるのは中国の神話で描かれる伝説の人物、“伏犠（ふっき）”と“女カ（じょか：カは女偏に咼）”の登場だろう。

　この2人はプレイヤーの力量を試すべく、様々な難題を課すという。会えればラッキーだが、かなりの強敵なので撃破できるかどうかは、プレイヤーの腕次第。ただし、ミッションの内容は2人のうちどちらかが敵となり、もう片方は味方としてともに戦うというもの。出現は完全ランダムだが、やはり高い階層まで進行したほうが確率は上がるようだ。


▲体験プレイでは女カを味方に、伏犠を撃破するミッションに挑戦した。


▲筆者の操作がヘタというのを差し引いても、伏犠の攻撃有効範囲が広く、なおかつ強烈な一撃を見舞ってくるのでうかつに近寄れない。悲しいことに、やられてるスクリーンショットばかりが撮れていた……。

　ミッションを達成すれば、崑崙山から下山した際に特殊な異民族布“伏犠布（ふっきふ）”または“女カ布（じょかふ）”を1つ入手でき、錬成機でそれぞれの武将服飾が作成可能。頭、腕、胴、脚の4パーツにわかれており、使用する布ランクに応じて0～＋8のオプションが付く。


▲女カ布で作れる武将服飾4パーツ。


▲伏犠布で作れる武将服飾4パーツ。服飾は男女両方用意されている。

　この他にも、崑崙山のミッションで得られる報酬が従来よりも増加、ランダムで決まる勝利条件に20種類を追加、崑崙山でしかもらえない“古銭”の交換アイテムの強化といった報酬面でのバランス調整が加わっている。また、中断している“山区（ステージ）”が異なるプレイヤー同士でパーティを組んでも、一番階層の低いプレイヤーに合わせて一緒に遊べるようになったり、すでに到達した山区であれば第100山区の好きなところからプレイ再開できる有料アイテム“飛天符（ひてんふ）”が販売される。これらの追加・修正は過去に崑崙山を遊び尽した現役プレイヤーがターゲット。サイクルコンテンツの強化と、それによるゲームの活性化を狙っているようだ。


▲古銭で交換できるアイテムに、属性の付いた服飾や武器が並ぶようになる。

　2つ目の大きな要素は『真・三國無双』シリーズ初登場、オリジナル武器としては第4弾となる“麟角刀（りんかくとう）”だ。伝説の獣、麒麟（きりん）の角をかたどった刀で、究極強化を行うと、ダッシュでの移動中に敵を弾き飛ばしながら前進可能な“迅雷（じんらい）”を使える。今回のテストプレイでは刻印が陣/覇のタイプを使用した。なお、麟角刀が入手可能になるのは3月24日だ。

　既に実装済み機能の拡張要素も複数導入される。“研磨”システムでは、ランク4以下で鍛錬上昇値を改造した武器が、研磨可能に。また、研磨に成功した場合に一定確率で“特別強化”が発生する。特別強化のためのスロットは各ステータスに5つあり、最大で4回まで発生する。


▲武器ステータス値の攻撃力、破壊力などの文字の下にある、水色のバーが特別強化のスロットだ。

　その他、消費アイテムの最大ストック数を20から30に変更できる“道具箪笥・改”、美容機能で変更した外見をゲーム内通貨だけで元に戻せる“化粧直し”、2011年3月～6月まで期間限定でドロップする“商人”の服飾などが、Revolution 8で実装される拡張要素だ。最後に10種類追加される処方一覧を紹介しておこう。

●処方レシピ10種

▼『真・三國無双 Online』: ■運営：CJインターネットジャパン; ■開発：コーエーテクモゲームス; ■対応機種：PS3/PC（対応OS：Windows 2000/XP/Vista）; ■ジャンル：RPG（オンライン専用）; ■サービス開始日：2006年11月1日; ■プレイ料金：無料（アイテム課金）