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2011年3月7日(月)

ミッション作成や作戦指揮……頭脳でも戦える『アーマード・コア V』を紹介

文:電撃オンライン

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■頭脳だけで一流を目指す新たな戦い方

 『ACV』でミッションに出撃できる人数は最大5人。うち1人は、オペレーターとしてチームの指揮を執ることになる。これまでにない戦術家としての腕が求められるオペレーターは、戦場を俯瞰(ふかん)した専用画面で戦う。

 オペレーター専用の画面では、戦場のマップ全体からさまざまな情報を読み取ることができる。オペレーターは、それらの情報から戦況を把握し、状況に合わせてチームメンバーへ指示を出していく必要がある。全体を把握できるオペレーターが情報を管理することで、チーム内の連係を一段高めた作戦を展開できるようになるというわけだ。

『アーマード・コア V』 『アーマード・コア V』
▲オペレーターモードの画面。敵味方の動きや能力など、さまざまな情報からめまぐるしく変わる戦況を把握する必要がある。マップにはマーカーを置くこともでき、それとボイスチャットを駆使して仲間に指示を出していく。▲俯瞰マップを拡大し、左上に仲間の視界をモニターしている状態。パイロット目線のモニタリングは、俯瞰マップだけでは把握できない仔細を知るのに役立てられるだろう。
『アーマード・コア V』 『アーマード・コア V』
▲敵の情報をスキャンした画面。オペレーターは最初からすべての情報を得られるわけでなく、オペレーターが情報を解析したり、仲間のリコンから情報を得たり、能動的により多くの情報を得ていく必要がある。▲仲間の情報を表示している画面。ミッション前にブリーフィング(作戦会議)で作戦を話し合うことはできるが、そうそう事はうまく運ばないだろう。ACの戦闘スピードが生み出す状況変化の早さについていくのは大変なので、高度な情報処理能力が求められそうだ。

 このようにオペレーターモードには、情報を取得・解析し、それに合わせた判断を下し、仲間に的確な指示を出して戦況を有利にするという新たな遊びが盛り込まれている。

■ロボ好きの魂を揺さぶるパーツデザイン

 パーツデザインが一新された『ACV』。頭部、コア、腕部、脚部など複数のカテゴリに分かれたパーツの総数は、500を超える。各パーツカテゴリには、基本となるコンセプトパーツが複数あり、その基本のパーツデザインから、異なる性能タイプへとさまざまに派生していくことでデザインが変遷する。

『アーマード・コア V』 『アーマード・コア V』
▲頭部パーツデザインの1つ。無難な仕上がりで、使いやすいタイプをイメージしたもののようだ。▲性能の変化にあわせてデザインも変わっていく頭部パーツの一例。左のパーツがシリーズの基本デザインとなる。
『アーマード・コア V』 『アーマード・コア V』
▲シリーズで派生していく重量タイプのコアパーツ一例。左が基本タイプのデザインとなり、性能によって形の違う防御装甲が付いている。▲こちらもシリーズとしてデザインが変化していく脚部パーツ。左が基本タイプとなるのは同様で、派生型には防御装甲が付いているが、その装甲のデザインが、コアパーツの派生系と同様であることがわかる。
『アーマード・コア V』 『アーマード・コア V』
▲左と右の画像は、同じシリーズとなる脚部パーツデザイン。右画像の方が、明らかに装甲が厚いとわかる。
『アーマード・コア V』
▲武器パーツのデザイン画。キャノンタイプのパーツで、折りたたみ機構が付いた武器のようだ。また、排莢(はいきょう)時の設定まで書き込まれている。



【次回予告】

『アーマード・コア V』

 今回の記事では、『ACV』で追加された頭脳戦の部分を紹介した。これらは、機体操縦の腕で高みを目指すもよし、頭脳で高みを目指すもよしと、チーム戦ならではの奥深さがうかがえる新要素ではないだろうか。次回の紹介記事では、チームでの遊びだけではない、『ACV』のシングルプレイミッションについて紹介していく。


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