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2011年3月9日(水)

止め時を失うおもしろさ! 『真・三國無双6』のやりごたえを3者の視点で紹介

文:kbjりえぽんキャナ☆メン

『真・三國無双6』

 コーエーテクモゲームスから3月10日に発売されるPS3用ACT『真・三國無双6』。その紹介記事の連載3回目を掲載する。

 『真・三國無双6』は、“一騎当千”をシリーズコンセプトに掲げた人気タクティカルアクションゲームの最新作。シリーズ10周年記念作品となる今作は、“シネマティック一騎当千”をコンセプトに掲げて、イベントシーンとゲームプレイがシームレスになっているのが特徴だ。これまでの魏・呉・蜀に加えて、新勢力の晋も登場し、プレイアブルキャラクターはシリーズ最多の60人以上となる。→キャラクター紹介へ 前編 / 後編

 連載3回目となる今回の記事では、シリーズをすべてプレイしてきたkbj、電撃オンラインの女性プレイヤー代表・りえぽん、『真・三國無双』シリーズは『2』以来のプレイとなるキャナ☆メンが、それぞれの視点からプレイした感想を踏まえてゲームを紹介していく。

■懐かしさもあるのに新鮮なACTで時間を忘れて楽しめる!(kbj)

 もともと、SLG『三國志』シリーズ好きということもあって、PSのFTG『三國無双』から逃さずシリーズをプレイしているkbjです。

 前作の『5』は、美麗なグラフィックや、拠点に兵器という要素はよかったのですが、連舞システムがやや単調で、残念ながら個人的にそこまでハマリませんでした。でも本作を遊んでみた時は、ものすごくハマった『4』の操作性やシステムが進化して帰ってきたような感覚を覚えました。おもしろすぎて、そのまま会社に泊まってプレイしたほどです。ああ、朝日がまぶしい……。

『真・三國無双6』 『真・三國無双6』
▲晋の加入によって、メンバーはシリーズ最多の60人以上のキャラクターになりました。既存の武将もデザインを一新しています。

 アクションは、通常攻撃とチャージ攻撃を組み合わせていく、シリーズでもおなじみのもの。しかし、武器を2種類装備することができ、しかも戦場でも自由に変更できるので、状況に応じて好きな武器で戦えます。「それなら、強い武器だけ装備していればいいのは?」と思うかもしれませんが、各武将には得意武器が設定されていて、その武器だとEX攻撃を行えるので、より多彩なアクションを楽しめるのです。もちろん、気にしなくてもいいのですが、1つは得意武器を装備し、もう1つに好きな武器を装備するのが、そのキャラクターらしさを味わえて、かついろいろな攻撃を行えるのでオススメです。

『真・三國無双6』 『真・三國無双6』
▲持っている2つの武器は、ボタン1つで切替可能。プレイヤーが好きな武器で遊べるのがポイントです!

 ストーリーモードは、勢力ごとの物語が展開し、これまで通りしっかりした作りになっているのですが、もう1つ見逃せない柱がクロニクルモードです。これは、好きな武将を操作して、中国をモチーフにしたマップステージを攻略していくというもの。ステージをクリアすると隣接したステージを選べるようになっていく仕組み。このモードは、ステージ数が多いことに加えて、武器の取得や育成という要素もあり、かなりやりごたえがあります。

『真・三國無双6』 『真・三國無双6』
▲中国に配置されたステージをクリアしていくクロニクルモード。都城では、武将と親交を深めたり、戦場に連れていく支援獣を選択したりできます。呂布がパンダを連れていくという、シュールな設定も可能。

 さらにクロニクルモード中では、三国志の名場面やオリジナルエピソードを体験できる列伝ステージがあり、三国志ファンならニヤリとしてしまうでしょう。1ステージは5~15分と、少ない時間であっさり楽しめるのですが、だからこそ「もう1ステージ遊ぶか」と、止め時がわからずまた夜が明けるのです。発売されたら、会社に来られるのか、正直今から心配です。

<好きな武将……甄姫>
『真・三國無双6』
▲美脚やうなじといった色気にすっかりやられました。『4』までの笛の音色を使うというのも好きでしたが、鞭もイメージにあっているので、気に入っています。あとは、元気な孫尚香も好きです。えっ! そういう好きじゃない!?

■シリーズ最多の無双武将が織り成すストーリーがアツい!(りえぽん)

 『真・三國無双』シリーズといえば、爽快なアクションはもちろんですが数多くの武将たちが織り成す三国志ドラマも魅力の1つ! 今作ではコンセプトが“シネマティック一騎当千”というだけあって、イベントシーンからシームレスにゲームプレイに移行できたりと、今まで以上の物語の臨場感が味わえます。武将たちのやり取りも、シリアスなものからクスッとしてしまうものまでいろいろあって楽しいんですよね。りえぽんの注目はやっぱり、新勢力・晋のストーリー! 司馬師に司馬昭、鍾会、夏侯覇といったカッコイイ武将も多いですし! それにしても今作はカッコイイ武将が多いですよね……。ドキドキします。

『真・三國無双6』 『真・三國無双6』
『真・三國無双6』 『真・三國無双6』

 もう1つ、紹介したいりえぽん的注目ポイントがあります。それは戦場を彩る音楽です。『無双』シリーズの音楽って、実はすっごくカッコイイものが多いんですよ! しかもクロニクルモードでは、好きな曲を選んで戦うこともできるんです。公式サイトで何曲か聞くこともできますので、ぜひ聞いてみてください。『呂布のテーマ』がカッコよすぎます。このテーマにあわせて呂布が登場するかと思うと……こ、怖い! じゃない。カッコよすぎて戦場から逃げます。こ、怖くないよ!

<好きな武将……凌統>
『真・三國無双6』
▲『真・三國無双4』での甘寧とのやり取りが大好きです。最初は恨んでいるんですが、だんだんと関係が変化していく様子が印象的でした。タレ目もポイント。

→次のページでキャナ☆メンのプレイ紹介記事を掲載(2ページ目へ)

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