2011年4月14日(木)
ハンビットユビキタスエンターテインメント(以下、HUE)は、PC用オンラインACT、『フリージャック(FREEJACK)』の“ウォーミングアップテスト”を、4月15日~17日の3日間実施する。
ウォーミングアップテストとは、同社が運営するポータルサイト“ハンビットステーション”のIDがあれば誰でも参加可能な、実質プレオープンベータテストに当たる。しかし“フリーランニング・アクション”と言われても、一体どんなゲームなのかちょっと想像しにくいだろう。『フリージャック』ならではのスピード感、プレイの爽快さなど本タイトルの魅力をお伝えしよう。
『フリージャック』は、架空の都市New Jack Cityを舞台に、ライバルを蹴落としながら街中を疾走しゴールを目指すレースゲーム。障害物を飛び越え、ビルの壁を登り、自分なりの最短ルートを激しいアクションでクリアするのが魅力のタイトルだ。しかし、これだけでは正直ゲームの特徴を掴みづらい。もし、読者の中にアクション映画のファンがいれば、“パルクール・フリーランニング”という言葉でピンとくるかもしれない。鍛え上げた自らの肉体を使って美しく、かつ安全に移動するスポーツ“パルクール”と、これにパフォーマンスを加えた魅せる“フリーランニング”を合わせたもののこと。数々の映画やゲームのアクションシーンにも取り入れられ、その鮮やかなアクションを披露する動画などもネット上で見られるので「イマイチわからん」という人はぜひチェックしてみてほしい。
さて、このフリーランニングをコンセプトに、既存のレースゲームとの差別化を図ったタイトルが『フリージャック』だ。4月15日よりスタートするプレオープンベータテストでは難易度の異なる5つのマップに各2コースずつ、計10コースが実装され、いずれも空港のロビー、地下道、港町といった建物や街そのものがレース会場となっている。ゲームモードはVsモード、ミッションモード、ラップタイムモードの3タイプを個人、チーム、クラブ(=ギルド)のいずれかで争う。今回は他プレイヤーと順位を競うVsモードと、最速記録を目指すソロプレイのラップタイムモードを中心に体験してきた。
レースゲームで目指すのは、当然誰よりも早いゴール。コース上には金網や木箱、エスカレータ、トラックなど様々な障害物が設置されている。障害物手前でタイミングよくスペースバーや方向キーを押すと、キャラクターは軽やかなアクションでこれらを飛び越えていく。ただし、いずれのマップにも、障害物やギミックが多くミスするとタイムロスが多い難関ルート、障害物はそこそこあるルート、そして最も障害物が少なく安全な代わりに遠回りなルートの3タイプが設定されている。難関ルートは成功すれば最短最速で走行可能だがリスクもともなう。状況に応じてどのルートを進むかはプレイヤーの判断次第だ。
プレイヤースキルに自信がなければ、終始安全なルートを選ぶのもよいだろう。しかし、障害物を越えたタイミングによってExcelent、Goodなどの判定がつき、この判定がそのままブーストゲージに影響する。つまり、クリアすればするほど早くゲージがたまり直線コースで一気に差をつけられるのだ。
▲蛍光グリーンでふちどられているのがクリア可能な障害物。 | ▲NPCは基本的にただの背景扱いだが、赤枠で表示されている場合は当たり判定がある。 |
▲パイプや下水道は飛び乗れば高速移動できる。その他にもジャンプ台、ロープといった様々なギミックがある。 |
操作はWASDかカーソルキーで移動、スペースキーでジャンプ、シフトキーでブーストと、すべてキーボードのみで行えるシンプルさ。レースに限らずカジュアル系オンラインゲームの経験があれば、すぐに慣れるだろう。また初・中・上級のチュートリアルがあり、障害物の避け方や跳び越すタイミングといった基本から、ジャンプ中に空中でポーズを決めるエアトリック、スタートダッシュなどの中~上級テクニックまで1つ1つ丁寧に学べる。この手のアクションは得意という人でも、初級チュートリアルぐらいはこなしておくことをオススメする。
▲チュートリアルはまずNPCがお手本を見せ、次にプレイヤーが制限時間内に特定のアクションをこなしていく。 |
プレイヤーが最初から選べるキャラクターは男女各2人の計4人(プレOBTでは2人のみ)。その他、ミッションクリアといった前提条件を満たすと入手できるスペシャルキャラクターが男9人、女7人存在している。どのキャラクターにもコーナリングが得意、基本スピードが速いといった固有能力があるため、コースの特徴にあわせてキャラクターをチェンジするのが基本。キャラクタースロットは無くすべてのキャラクターを所有可能だ。
▲左からジン(コーナリングが得意)、ナディア(障害物クリアが得意)、グッドスピード(HP高め)、ティナ(スピード型)。 |
▲プレOBTで使えるのはジンとナディアの2人。 |
レースゲームではタイムを競うことばかり追いかけがちだが、『フリージャック』にはもう1つ、着せ替えを楽しむアバター要素もある。アバターは一般キャラクターもスペシャルキャラクターもすべて共通で使用でき(男女の性別は別)、キャラ別に衣装を購入する必要はない。ヘアスタイル、上着、下着、靴、ネックレスにイヤリング、時計、タトゥーといったアクセサリ類も種類は豊富で、マイキャラを好きなようにコーディネイトできる。
▲初期キャラクターのナディア。デフォルト衣装は冴えないジャージだが……。 |
▲マイルームはキャラチェンジ、アバター衣装の着替え以外にも、自分がルームマスターとなってレースを開始する際のロビー代わりとなる。家具を購入できるのでインテリアに凝るのも楽しそうだ。 |
4月15日から始まる“ウォーミングアップテスト”で作成したキャラクターは、今後実施されるオープンベータテスト、正式サービスにも引き継がれるので、このチャンスに『フリージャック』を体験してみてほしい。
▲他プレイヤーとコミュニケーションが取りやすい、MMO形式の広場もある。 |
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■『フリージャック』“ウォーミングアップテスト”実施概要
【クライアント配布】2011年4月8日17:00よりティザーサイトにて配布開始
【実施期間】2011年4月15日15:00~4月17日23:00まで
【参加方法】ハンビットステーション会員であれば誰でも可能