2011年4月15日(金)
5pb.は、PS3/Xbox 360用ソフト『DUNAMIS 15(デュナミス フィフティーン)』を今夏に発売する。
『DUNAMIS 15』は、孤島に隔離されて学園生活を送る生徒たちが、希望と真実を求めてサバイバルするAVG。“サスペンス・フィクションアドベンチャー”と銘打たれていて、ループを断ち切ることが物語のカギとなる。プロデューサーは、『infiity』シリーズを生んだSDR projectの市川和弘さんと、『EVE~new generation~』の金杉はじめさんが担当。原案と脚本は関涼子さん、キャラクターデザインと原画は長浜めぐみさんだ。
この他、テーマソングについても決定している。オープニングテーマは、作詞作曲を志倉千代丸さんが担当し、KOKOMIさんが歌う。エンディングテーマは今井麻美さんが、グランドエンディングテーマは田村直美さんがそれぞれボーカルを務めるとのことだ。
本作の主人公は5人。それぞれの視点で物語はつづられていく。物語の進行度によって主人公が変わるマルチサイトシステムを搭載しており、複雑な人間ドラマを深く掘り下げて描くという。
世津茅早(せつちはや) | 陸七生(おかななお) | |||
本島から転校してきたクールな女の子。遺伝子異常で発育不全のため成長が止まっている。肌が弱く、紫外線によるアザを包帯で隠している。(CV:茅原実里) | ▲女の子が大好きなプレイボーイ(?)。察しがよく、デュナミス・ベースについても疑問を持っているが、誰にも告げたことはない。(CV:鈴木裕斗) |
舞台は東京から遠く離れた孤島、デュナミス・ベースにあるセレス学園。生徒たちは楽しく学園生活を送り、将来の夢を語り合う。しかし一見、平穏に見える学園島の実態は優秀な遺伝子を採取するための研究施設であり、生徒たちはその研究材料=クローンなのである。そして、その先には恐ろしい結末が待っていた。生徒たちの中で、その事実を知っている者は誰1人としていない。
あるきっかけでクローンたちの暴走が始まり、笑顔の絶えない学園生活が一変、狂気の世界へ。物語は破滅へと向かう。絶望の果てには何があるのか……?
誤射によって引き起こされた戦争により、人類は激減。生き残った人々も戦争による影響で年々出生率が下がっている。
デュナミス・ベースはシェルターも兼ねており、戦争によって親を亡くした子どもたちを厳重に保護、教育する目的で建設された。大戦前の町を模した、戦争のつめあとを感じさせないその島で、子どもたちは平穏な毎日を送っている。
しかし、デュナミス・ベースの本来の姿は、人間の正常な細胞から作り出した、クローンの育成を目的とした島だ。子どもたちはいわば、生殖細胞を採取するためだけに作られた人間の模造品であり、第2次性徴までは人間として育てられる。しかし、その後は……。
採取された健康な精子と卵は、国が管理するクレイドルバンクに登録され、資格検査などの後、しかるべき家庭に養育権が与えられる。健康な遺伝子を持つ子どもを扶養することは、外界で上流ステータスの証とされており、影で巨額の取引も成されているというウワサがある。
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▲公式サイトでは、ティザームービーの配信がスタートしている。田村直美さんが歌う、グランドエンディングテーマの一部も聞くことが可能だ。ぜひ見てみよう。 |
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