2011年5月1日(日)
カプコンから配信されているアプリを紹介する、謎のマスクマン・エレガントマスクMIZU。そんな彼が、電撃オンラインのあるアスキー・メディアワークスにやって来たので、その様子をお届けする。
エレガントマスクMIZUをご存知だろうか? これまで、いくどとなく繰り広げられてきた、カプコンと電撃オンラインの死闘を知らない人のために、簡単に説明しよう。社内で格闘ゲームがもっとも得意と自称する、パブリシティ企画推進室メンバーのゴールドフィンガーIKE(旧名・ビッグマウスIKE)に対抗するかのごとく姿を見せたのは、自称・カプコン最強のストリートファイターであるビッグマスクMIZU。彼は、iPhone/iPod touch版『ストリートファイターIV』を使って、電撃オンラインのカネキングと対戦したが敗北した。そんなビッグマスクMIZUの双子の兄として登場したのが、謎のマスクマンであるエレガントマスクMIZUだ。
▲左が、最初に乱入して返り討ちにあったビッグマスクMIZU。そして右が、やや卑劣な手でカネキングに勝利したエレガントマスクMIZUだ。本人は別人と言い張っているので、そういうことにしておこう。 |
全然簡単ではなかったが、おおよそこんな感じだ。なお、これまでの記事は対戦アクションゲームコーナー“ケンカするならゲームでやれ!”の右側にまとめてあるので、興味がある人は古い方から順に確認してほしい。
そんなエレガントマスクMIZUが、受付にある電話で電撃オンラインに内線をしてきたというわけだ。それでは続きをどうぞ。
MIZU「あの、エレガントマスクMIZUと言いますが……はい、エレガントなマスクのMIZUで、エレガントマスクMIZUです。kbjくんかカネキングくんをお願いします」
かなり怪しい格好をしているエレガントマスクMIZUだが、これでもれっきとした社会人である。礼儀正しく内線してきたが、さすがに恥ずかしかったのかやや小声。
受付で待つこと10分……。ようやくkbjが到着した。
MIZU「遅い! 一体何をしていたんだね!? それでも社会人かね!?」
kbj「そんな格好の人に言われても、説得力のカケラもないです! それに、誰かさんが「動画を撮影するから、機材を持ってくるように!」とか突然言うから、準備に手間取ったんですよ」
MIZU「それにしても遅いだろう! あまりに時間があったので、通る人にジロジロ見られている間に、円周率を算出したり……」
MIZU「見本棚にある萌え萌えしい雑誌を読んでは、かわいいキャラクターの3サイズを見抜いたり……」
MIZU「筋トレをして、大胸筋や上腕三頭筋を鍛えたりしてしまったではないか!」
節々に知性を感じさせる発言は彼らしくないものの、筋トレをこれ以上続けられて、あとで「受付で腕立て伏せをする怪しいマスクマンが出没したので、警備員を待機させよう」などと大事になっても困るので、kbjは応接室にエレガントマスクMIZUを押し込……案内することにした。
エレガントマスクMIZUといえば、アプリを使った対戦企画。そう思ったkbjは、さっそく質問する。
kbj「今日はどのゲームで対戦します? やはり、先日配信された『バイオハザード マーセナリーズVS.』ですか?」
▲4月14日より配信されている『バイオハザード マーセナリーズVS.』。Wi-Fiを介したインターネットでは最大4人での同時対戦が、Bluetoothを使ったローカルでは2人対戦が可能だ。 |
ところがエレガントマスクMIZUは意外な反応をする。
MIZU「いやいやいや、『バイオハザード マーセナリーズVS.』はおかげさまで、ユーザーさんからの評価も高く好調なんだが、今回は違う!」
kbj「??? 最近配信されて、好調なら問題ないじゃないですか? さあ対戦しましょう!」
MIZU「イヤだ! kbjくんは『バイオハザード』が大得意と聞いたので絶対にイヤだ!! 僕はね、負ける戦いはしない主義なんだよ」
開き直って、自分が勝てないものはやらないと宣言してしまったエレガントマスクMIZU。しかし、「今はまだ勝てないからね……」とつぶやいていたので、いつか『バイオハザード マーセナリーズVS.』で対戦することがあるかもしれない。期待しないで待っていてほしい。
MIZU「というわけで、今回はこの『賢くなるパズル KENKEN(以下、KENKEN)』を使おう!」
MIZU「kbjくん、説明を頼んだよ!」
kbj「えっ!? なぜ?」
MIZU「記事を作るのが、キミの仕事だろ!? さあ、読んでいる人たちに説明したまえ」
「ゲームを紹介するのが、エレガントマスクMIZUの仕事なのでは?」と思ったkbjだったが、聞く耳を持っていなさそうだったので、kbjが自分で紹介することにした。
『KENKEN』は、枠の中に数字を入れていくパズルゲーム。各行・各列に同じ数字を重複させることはできず、かつ黒枠の中に記載された加減乗除の記号に応じた数字を入れていく必要がある。すべてのマスに正しい数字を入れることができると、ステージクリアだ。
▲加減乗除を駆使して、すべてのマスに正しい数字を当てはめていく『KENKEN』。各行と各列で同じ数字を使うことができないというルールが頭を悩ませることになる。 |
MIZU「まあまあかな。悪くはない……けど、Excellent(エクセレント)とは言えないな」
ふんぞり返りながら、kbjの説明を聞いていたエレガントマスクMIZUは、アメリカ育ちの流暢な英単語を披露した。そして(マスクで隠れているが)満面の顔で、いつものように饒舌(じょうぜつ)に語り出してしまった。
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