News

2011年5月11日(水)

龍司“最強の右腕”に込められたドラマ『龍が如く OF THE END』

文:電撃オンライン

 セガは、6月9日に発売するPS3用A・AVG『龍が如く OF THE END』の新情報を公開した。

『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』

 『龍が如く OF THE END』は、セガの人気A・AVG『龍が如く』シリーズの最新作。今作では舞台となる巨大歓楽街・神室町が、ゾンビであふれかえる街へと変ぼうを遂げる。高いドラマ性やサブシナリオの多さなどは健在ながらも、大量のゾンビを銃で撃つ“ガンショットバトル”で、これまでと違うバトルがプレイできる。

 今回の記事では、『龍が如く OF THE END』で主人公の1人となった郷田龍司と、彼の右腕を“ガトリングアーム”に改造したガンスミスをピックアップする。

■「俺はいったい誰を撃つつもりなんだ」――龍司の右腕に秘められた思いと銃

 極道の世界を追われ、たこ焼き屋の弟子になるなど、4人の主人公の中ではもっとも大きな変化を遂げた郷田龍司。彼の『龍が如く2』から今作に至るまでの経緯や、現在の郷田龍司について紹介する。

『龍が如く OF THE END』

・郷田龍司

 元近江連合直系郷龍会の2代目会長。4年前(『龍が如く2』の時)、東城会と近江連合の抗争の中で、桐生一馬と壮絶な死闘を繰り広げるが、戦いに敗れて近江連合からも破門にされる。

 その後、“おやっさん”と呼ばれる人物に弟子入りし、たこ焼き屋として神室町の近くまで流れ着いた龍司。彼の右腕には、目の前の敵をすべてなぎ倒す“ガトリングアーム”が仕込まれている。

●なぜ右腕を改造したのか?

『龍が如く OF THE END』

 龍司は、かつて自分がとった行動により多くの人間に恨まれていた。そのため、近江連合という大きな組織を破門にされたとたん、自分の首を狙う連中がここぞとばかりに群がり、襲われることになる。

 いつ終わるともしれない不毛な闘いの中で、龍司は自暴自棄になっていた。そんな時に出会った老人“ガンスミス”によって、義手であった龍司の右腕は、ガトリングアームへと変ぼうを遂げる。戦いの日々に終止符を打つために――。

 しかし、変わり果てた自分の右腕を見た龍司は、「俺はいったい誰を撃つつもりなんだ」と我に返る。それを機に“一生使うことはない”と思っていた龍司の新たな右腕だが、皮肉にも今回の非常事態における対抗手段として、“最強の右腕”が神室町のゾンビに無数の弾丸を放つ。

『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』
▲たこ焼き屋として新たな人生を送る龍司のもとへ、かつて彼の右腕を務めた二階堂哲雄が訪れる。郷龍会の3代目会長である二階堂は、何を考えて龍司に接近したのだろうか?

●義肢装具士を営む老人の裏稼業

 龍司の義手を、ガトリングアーム“黒鉄丸”へと改造した、ガンスミスと呼ばれる老人。彼と龍司の少し変わった関係についても注目だ。

ガンスミス
『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』
▲銃の改造職人。神室町の深部で、表向きは義肢装具士の看板を掲げ、裏では違法な銃の改造を手がける。4年前、追われる身となって自暴自棄の郷田龍司から義手を銃に改造するよう依頼された。これが縁となって、ガンスミスと龍司は年齢を超えた付き合いを深めていく。

(C)SEGA

データ

関連サイト