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2011年5月25日(水)

『龍が如く OF THE END』事件の裏に見え隠れする近江の2人

文:電撃オンライン

 セガは、6月9日に発売するPS3用A・AVG『龍が如く OF THE END』の新たなゲーム情報を公開した。

 『龍が如く OF THE END』は、セガの人気A・AVG『龍が如く』シリーズの最新作。今作では巨大歓楽街・神室町が、ゾンビであふれかえる街へと変ぼうを遂げる。高いドラマ性やサブシナリオの多さなどは健在ながらも、大量のゾンビを銃で撃つ“ガンショットバトル”で、これまでと違うバトルをプレイできるのが最大の特徴だ。

 今回の記事では、『龍が如く OF THE END』で関西の極道でありながら、なぜか神室町に姿を現している近江連合の二階堂と林を紹介。今作の物語に深くかかわるであろう、2人の今の姿に注目したい。

■神室町に挑む二階堂、ゾンビに落ちた林

 『龍が如く2』からどのような変遷をたどって、現在の立場となったのか、まずは二階堂と林のプロフィールを紹介する。また、気になるエピソードを映したと思われる画像も到着しているので、あわせて掲載する。

『龍が如く OF THE END』

二階堂哲雄(にかいどう てつお)

 近江連合直系郷龍会・3代目会長。押しの強さと繊細な計画性をあわせ持ち、現在は近江連合で最も稼げる幹部として一目置かれている。かつては郷田龍司に心酔し、郷田に天下を取らせるために、その右腕として長年活躍していた。しかし4年前の事件で郷田が桐生一馬に敗れて、近江連合を破門されると、代わりに頭角を現すようになる。

 再び関東に侵攻する機会を虎視眈々(こしたんたん)と狙っている。2011年3月、神室町付近でタコ焼き屋に身を落とした郷田のもとを訪れたところを目撃されており、近々なんらかの動きが予想されるものとして東城会側から警戒されている最重要人物だ。


『龍が如く OF THE END』

林弘(はやし ひろし)

 5年前に起きた“東城会の消えた100億円事件”では、近江連合舎弟頭補佐として事件の陰で暗躍していた。その翌年、東城会と近江連合の全面抗争の際には、郷田龍司にほれこみ、郷田の尖兵となって神室町に侵攻している。

 近年では弟分の二階堂が頭角を現したため、組内では鳴りを潜めつつあるが、いつかその鼻を明かしてやろうと考え、裏で独自に動き回っていた。そしてついに、二階堂が“ある人物”と接触し、不穏な動きを見せていることをいち早く察知するが……?


 近江連合での立場に差が出ているように、二階堂と林は『龍が如く OF THE END』内での立ち位置もかなり隔たりがある。郷龍会の3代目会長として何かをたくらんでいるようにも見える二階堂に対し、林はゾンビとして主人公たちの前に姿を現す。

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▲タコ焼き屋の弟子となった郷田に接触する二階堂。その目的は、東城会への復しゅうと関係あるのだろうか……?
『龍が如く OF THE END』
▲また、「おたくらの大事なヒルズ」というセリフ、ジャケットの柄から、神室町ヒルズについて二階堂が真島と会話していると思われる場面もある。
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▲目が赤く光り、口には牙を生やしている林。肌の色もおかしく、完全にゾンビとなっているようだ。林が襲っている相手は、銃を持っていることから、警察……ではなく極道に違いない。事件のにおいが漂う。
『龍が如く OF THE END』 『龍が如く OF THE END』
▲このシーンの林は、人間としての正気を保っているように見える。しかし、首に向けられた銃口と、彼の表情は何を意味するのか……?
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▲桐生の前に立ちはだかる林。4年前と5年前のことが、桐生の脳裏をよぎっているのかもしれない。『2』では驚異的な強靭(きょうじん)さを見せつけた林と戦うことになれば、苦戦は免れそうにないが……。

(C)SEGA

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