2011年6月23日(木)
バンダイナムコゲームスは、9月8日に発売するPS3用RPG『テイルズ オブ エクシリア(以下、TOX)』の新たな情報を公開した。
『TOX』は、人気RPG『テイルズ オブ』シリーズの15周年を記念して制作されている最新作。キャラデザインに藤島康介氏といのまたむつみ氏の2人が起用され、それぞれのデザインしたキャラであるジュードとミラが物語の主人公となる。話の舞台は、2つの大国が覇権を争う“リーゼ・マクシア”と呼ばれる世界で、人間と精霊の共存を軸としたストーリーが展開。ゲームスタート時には、ジュード視点かミラ視点かを選択してプレイ可能だ。ジャンルが“揺るぎなき信念のRPG”と銘打たれており、それをテーマとしたドラマにも期待できるだろう。
▲パッケージイラストにも使用される本作のメインビジュアル。キャラデザインを担当する両氏の合作だ。 |
今回の記事では、物語を彩るキャラたち、冒険を助けるシステム、主人公たちが訪れるスポット、予約特典などを紹介していく。
<これまでの紹介記事>
→2人の主人公“ジュード”&“ミラ”と世界観
→バトルシステムの基本
→パーティキャラ“アルヴィン”とバトルシステム続報
→パーティキャラ“レイア”と“共鳴術技(リンクアーツ)”
→パーティキャラ“エリーゼ”と“パートナー固有サポート”
→パーティキャラ“ローエン”と“チャットシステム”
→ダブル主人公以外の“パートナー固有サポート”
→共鳴術技の詳細とローエンの主たち
紹介するのは、世界を2分する大国の1つラ・シュガルの王であるナハティガルと、ミラ=マクスウェルの世話係であるイバルの2人。それぞれ物語に大きくかかわってくるだけでなく、アクの強さが魅力の個性的なキャラたちだ。
ナハティガル・I・ファン CV:大塚芳忠 | ||
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性別:男性 年齢:52歳 身長:190cm 武器:槍 戦闘タイプ:槍使い |
「資質など王には無縁。王は生まれ出ずる時より王よ」
大国ラ・シュガルの現王。リーゼ・マクシア統一という野望のため、強引に独裁体制を固めつつある。もともとは王位に着ける可能性の少ない第3王子であり、若き日は身をもって祖国を支えるべく軍に入隊、多くの戦果を残した。しかし、兄王たちが起こした内乱を鎮圧して王位を得ると、次第に独善的傾向を強めていくようになり、近年では武力を用いて地方都市に圧力をかけ、政策に従わせるような強硬手段もとり始めている。
▲“揺るぎなき信念”という点では、公開されたどのキャラよりも強いものを持っているように見えるナハティガル。ローエンと2人きりで会う、非常に気になるシーンもある。 |
イバル CV:森久保祥太郎 | ||
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性別:男性 年齢:16歳 身長:165cm 武器:二刀 戦闘タイプ:剣士 |
「ミラ様のお世話をするのは、巫子である俺だ!」
マクスウェルを祀(まつ)る村で、代々“マクスウェルの巫子(みこ)”を務めている家系の出身。巫子であることに強いプライドを持ち、子どものころからずっとミラの世話係として、そばに仕えてきた。ところがジュードの登場によって、世話係のポジションを奪われたと一方的に決め付け、ことあるごとに突っかかるようになる。頭はよく、人並み以上の正義感も持っており、二刀を使いこなす武術の腕もかなりのものだが、短気さとエリート意識のせいで、感情的な行動に走って失敗してしまうことが多い。
▲“黙っていればイケメン”といった感じで、キャラの濃そうなイバルだが……ミラにはまったく頭が上がらないようだ。 |
ナハティガルとイバルの2人に関係の深い、3つのロケーションを掲載する。ミラのショートチャットが挿入された画像もあるので、そちらにも注目してほしい。
▲ラ・シュガルの王都であるイル・ファンにあり、ナハティガルが住まう“オルダ宮”。敵のシンボルが確認できるため、のんびりと訪れる場所ではなさそうだ。 |
▲マクスウェルを祀る村“ニ・アケリア”。ミラのセリフからは、一般に人々が住む場所からは離れたところにある様子だ。 |
▲山中にある“ミラの社”。ニ・アケリアから参道でつながっているという。ミラにとっては、家のような場所なのだろう。 |
→ショップを育てる『TOX』の新要素と予約特典を紹介(2ページ目へ)
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