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2011年8月5日(金)

祭と釣りがテーマ! ユクモノ気分を味わえる『MHP 3rd』と渋温泉のコラボレポ

文:kbj

 ここで、“ハンター釣り大会!”に参加する予定だったのですが、大雨により急きょスケジュールが変更され、スノーモンキーを見にいくことになりました。「えっ、それ『モンスターハンター』関係ないのでは?」と思ったのですが、“スノーモンキー”→“雪の猿”ということで、前シリーズ『モンスターハンターポータブル 2nd』や『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』に出てくるブランゴだと頭の中で置き換えればギリギリあり! と納得しました。

 車で山道を15分ほど進むと駐車場が見えてきましたよ。「ここでブランゴを見るのかな」と思っていたkbjだったが、それはとんでもない勘違い! ガイドさんは、「ここから15分ほど登ったところに、“野猿公苑”があります!」と言っています。えっ、何? よくわからないんですけど。15分登る!? 机とパソコンに向かい続けることは、こちとらプロですが、運動とはほど遠い業界にいる我々の体力のなさを、なめてもらったら困るんですよ!(半ギレ)

“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
▲山間の風景はすばらしい……のですが、疲労を隠し切れず、あまり騒げない報道陣。元気だったら、川に飛び込んで泳ぐくらいはしたんですけどね……。

 というわけで、ひいひい登っていくこと15分……どころか20分。間欠泉が噴き出しているのが見えて、そこにはすでに猿の姿が! 驚いたのは、スノーモンキーなのに毛が茶色くて、ブランゴというよりはコンガだったということです。

“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
▲辺りを闊歩(かっぽ)するスノーモンキー。間欠泉の迫力もすごかったですが、目の前に猿がいるというインパクトも相当でした。

 とりあえず猿の前から去る(サル)ことに成功したので、階段を上がり“野猿公苑”に入園。入った時から、目の前には猿たちの群れが広がっていました。かなりの数のブランゴ、いやどちらかといえばコンガが、道の真ん中で寝そべっていたり、他の猿の毛づくろいをしていたり。ここで生活しているのを見られました。

“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
▲足もとにも猿、見上げれば猿、下にも猿と、とにかく猿だらけ。自然の優雅さもさることながら、猿たちのフリーダムっぷりも見どころかと。

 平和な猿の楽園だと思っていたのですが、すぐそばの猿が他の猿に「キィキィー!」と鳴きながら威嚇(いかく)し始めると、緊張が走る! 猿同士が互いをけん制し始めました。怖い! やばい、平和だと思っていたのは、浅はかでした。いつ襲ってくるかわからない動物が、手の届く範囲にいることに恐怖したのでした。

“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
▲係の人がエサをまくことで、温泉に入っていく猿たち。もともと浴びるみたいですが、こうやると大勢が入湯します。

 ここ最近で上位に入るほど怖い出来事を終え、肉体的にも精神的にも疲れて下山。すると先ほどの雨はウソのように晴れ、釣り大会をやれるというのです。この祭りのメインイベントの1つなので、老体にムチを入れて挑戦してきましたよ!

 川辺にできたプールで魚をフィッシング。プールではマスが釣れマスよ。釣った魚は食べることになるので、無駄に取ると大変なことになりそうだと予想し、1匹に狙いを絞ります。ちなみに、中には食べられない魚もいるので、「そしたら代わりを出しマス」と言われました。

 何度かエサを取られ、やる気がそがれてきたころ……糸を強く引っ張る当たり! これはデカイ!? 一瞬待って、竿を後ろに引き上げたところ、糸の先に魚が!! ……でも、あんまり大物ではないようです。針を飲み込んでいたため、スタッフさんに手伝ってもらい、見事にゲット。

“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
▲他の人たちより遅れつつも、何とか1匹ゲットしたところでSTOP。しかし、この選択が裏目に!?

 「おかしいなぁ、ゲームの中ではそんなにミスしないのになぁ」とつぶやきながら、塩でマスを焼いてもらいマスた。待つこと少々、こんがり焼けた魚が出てきました。

“MHP 3rd×信州渋温泉”
▲食べきれないほどの魚たち。こんなに一度に焼く機会はあまりないので、壮観でした。

 熱い内に、いただきマス!……うましっ! 塩をつけて焼いただけというシンプルな料理ながら、そのおいしさで思わず笑ってしまいました。うますぎて、もっと釣ればよかったと後悔。ちなみに、30分コースは3匹まで、50分コースは6匹まで釣れて、持ち帰ることができ、リリースはできません。30センチ以上の大物を釣ると、賞品が贈られる上、名前が登録されるとか。行く人は、ぜひ狙ってみては?

“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
▲マスはそこまで大きくない上に、塩が効いていて美味なため、2~3匹くらいなら、ペロッといけマスよ! ごちそうさまでした!!

 すべての過程が終了した後、組合長が締めのあいさつ。「夏祭りの櫓(やぐら)、釣り大会と、パワーアップしたこのコラボ。渋温泉にできたユクモ村を、1人でも多くの方に訪れてもらえればと思います!」とハンターにメッセージを送っていました。

“MHP 3rd×信州渋温泉”
▲竹節組合長は、イベント後に「温泉で日ごろの疲れを流していただき、さまざまな企画で楽しい思い出を作ってほしいです」とコメントしてくれました。

 今回、お世話になった宿を少しだけ紹介させていただきます。今回泊まったのは、小松屋旅館さん。六番湯。目洗の湯“ジエン・モーラン”の先で、温泉時の手前にあります。

“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
▲こちらが小松屋旅館さんの外観。入り口にはハンター宿泊プラン&狩っぷるプランの宿であることを示した張り紙が。
“MHP 3rd×信州渋温泉” “MHP 3rd×信州渋温泉”
▲最初は、ピリリと刺激を感じる温度の温泉。しかし慣れてくると、体にたまった疲れと最近蓄えた脂肪を、奥からジンワリとほぐしてくれるような心地よさ。思わず長湯してしまいました。▲外には露店風呂。虫の音を聞きながら、開放的な気分でつかるのもいいかもしれません。今回は、時間が遅くなってしまったために片方の温泉しかつかれませんでしたが、次こそは!
“MHP 3rd×信州渋温泉”
▲朝ご飯は、どれもおいしく、ついつい食べ過ぎてしまいました。漬物でご飯が進む進む!

 温泉街の人々に見送られながら、来る前よりも疲労困憊なkbjを乗せたバスは東京に向かうのでした。虫捕りや魚釣りは、子どものころは楽しかったのですが、大きくなるにつれて、機会が減ってきます。それは当たり前です。このイベントでは、入湯の楽しさや街の人々の温かい気配りを、存分に感じられて、さらに童心に帰ることができます。

 コラボメニューもさらに工夫がされていますし、限定のオトモ配信もアリ。夏にどこか行きたいけれど、まだ決めていないという方、渋温泉はどうでしょうか? 『モンハン』を知らない人でも楽しめる、たくさんの魅力が待っています。

“MHP 3rd×信州渋温泉”
▲夏祭りをテーマに、渋温泉とゲームの世界観が1つになったコラボ。年末に見た風景を見ながら、改めてそのよさをかみ締めながら、仕事がたっぷり待つ東京に向うkbjでした。

⇒最後のページで使わなかった街の風景や写真を掲載!

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※画像はイメージで実際と異なる場合がある。

■“MHP 3rd×信州渋温泉~ユクモノ気分で狩り-釣り-祭りだ、ドンドコドーン!!~”概要
【開催期間】2011年7月30日~8月27日
【開催場所】長野県下高井郡山ノ内町 信州渋温泉
【営業時間】9:30~21:00
【入場】イベントを楽しむためには“新ユクモパス”の購入を推進している。
【開催規制】高校生以下の人は18:00以降は保護者の同伴が必要。ゲームは指定された場所以外では禁止。20歳未満のアルコール飲酒、喫煙は厳禁。喫煙は指定された場所でのみ可能。
※渋温泉への入場のみは無料。

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