News

2011年8月19日(金)

『アイルー村G』が首位! 値下げ効果で3DS本体が22万台を販売

文:電撃オンライン

 8月第2週のソフト販売ランキング(集計期間:2011年8月8日~14日)は、カプコンの大人気シリーズ『モンスターハンター』のスピンオフ作品として2010年8月に発売されたPSP『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』の続編、PSP『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』がトップに立ちました。

 『モンスターハンター』シリーズの人気キャラクター・アイルーと、その仲間たちが村で気ままな生活を送る『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』の販売実績は、推定10.3万本(店頭消化率35%前後)。前作の初週実績が28.8万本(累計62.8万本)だったことを考えると、やや伸び悩んだ印象も受けます。前作ユーザーはもちろんのこと、460万本超の大ヒット作『モンスターハンターポータブル 3rd』のユーザーをどこまで取り込めるかが、今後のポイントになりそうですね。

 続く2位には、おもちゃのポケモンを操作して、ポケモンたちが入り乱れるバトルを勝ち抜いていく3DS用アクションゲーム『スーパーポケモンスクランブル』が初登場。これまでに発売された『ポケットモンスター』シリーズのすべてのポケモンが登場する本作は、販売実績は推定9.0万本、店頭消化率は50%前後でした。3位以下については、Wii『みんなのリズム天国』やDS『あつめて!カービィ』といった定番・キャラクター作品が顔を並べました。また3DS本体の値下げによって、『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』や『ワンピース アンリミテッドクルーズ スペシャル』といった3DSタイトルが大きく数字を伸ばし、上位に再浮上しています。

 ちなみに週末がお盆休みとなったこの週は、ハードが前週比3.8倍増の31.4万台、ソフトが同13.2%増の107.4万本と、両市場とも好調に推移。特にハードは、25,000円から15,000円に大幅値下げされた3DSの活躍で、約半年振りに市場規模が30万台を突破するなど非常に活発な動きを見せました。その3DSは、販売実績推定22.0万台と、発売週の37.4万台に次ぐ2番目の週間セールスを記録。2月の発売から半年を待たずしての値下げとなりましたが、値下げ効果で一気に販売実績を伸ばしています。年末には『スーパーマリオ3Dランド』や『マリオカート7』といった大型タイトルの発売も控えています。この勢いをどこまで維持できるか、次週以降の動きに注目したいところですね。(アスキー総合研究所)

順位 前週 機種 タイトル名 メーカー 発売日 推定
販売数
累計
販売数
1 - PSP モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G カプコン 11/08/10 103,046 103,046
2 - 3DS スーパーポケモンスクランブル ポケモン 11/08/11 90,236 90,236
3 4 Wii みんなのリズム天国 任天堂 11/07/21 65,506 328,804
4 2 DS あつめて!カービィ 任天堂 11/08/04 52,872 126,426
5 1 PSP J.LEAGUE プロサッカークラブを
つくろう! 7 EURO PLUS
セガ 11/08/04 37,967 136,497
6 31 3DS ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D 任天堂 11/06/16 30,950 317,298
7 3 PSP トリコ グルメサバイバル! バンダイナムコ
ゲームス
11/08/04 30,433 94,952
8 - PSP うたの☆プリンスさまっ♪ Repeat ブロッコリー 11/08/11 24,300 24,300
9 8 Wii Wii Sports Resort 任天堂 09/06/25 20,587 2,507,182
10 5 DS オール仮面ライダー
ライダージェネレーション
バンダイナムコ
ゲームス
11/08/04 18,928 66,391

(アスキー総研調べ)

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはアスキー・メディアワークスまで。

関連サイト