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2011年8月24日(水)

第1弾は長澤まさみ! PlayViewで楽しめるビジュアル誌明日配信

文:電撃オンライン

 ルーセント・ピクチャーズエンタテインメントから、PS3向けのPlayView対応コンテンツ『IQUEEN(アイクイーン) Vol.1 長澤まさみ』が、明日8月25日にPlayStation Storeで配信される。価格は2,100円(税込)。

 デジタル版『IQUEEN』は、超高解像度と立体視に対応した月刊ビジュアルマガジン“PLUP SERIES(プルアップ シリーズ)”の第1弾。PS3のPlayViewを通して、4K~6Kという高解像度の画像を楽しめるデジタルコンテンツだ。先行で発売された雑誌版の画像に加えて、3D対応の写真が収録されている。

 発売に先がけて、メディアを対象とした発売記念体験会が東京都内にあるSCEで開催された。

“PLUP SERIES”

 

“PLUP SERIES”
▲縣さんは「PlayViewで、新しい写真体験をしてほしい」とメッセージを送った。

 SCEのソフトウェアソリューション開発部・縣秀征次長は、PlayViewを使った“PLUP SERIES”について、10億ピクセルの画像をゲーム機ならではの直感操作で楽しめるのがポイントと説明。もともとPlayViewは、大きな画像をいかにPS3で見られるようにするかを前提に始まった企画で、攻略本を想定していたという。研究を重ねていく上で音楽や動画が入るようになり、「広い意味でデジタル写真集に向いていると考えた」と語った。

 今後の展開について聞かれると、「これからは、もっと多くの表現をできるようにしたい」と回答。たとえば、ゲーム中にPlayViewを読めるようにする機能の搭載や、海外展開も考慮したいと話した。

 続いて登場したのは、ルーセント・ピクチャーズエンタテインメントの森卓也取締役。森氏は「4K解像度の3Dは世界初」と、デジタル版『IQUEEN』の特徴を語った。色の再現性の高さに加えて、ノド(冊子の閉じた部分)がないという、デジタルコンテンツならではの利点を説明した。

“PLUP SERIES” “PLUP SERIES”
“PLUP SERIES” “PLUP SERIES”
▲PS3のコントローラを使い、実際の『IQUEEN』を使い、プレゼンを行う森氏。長澤さんの美麗な写真が、かなりサクサクと軽快に切り替わっていた。
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▲2D写真48点と3D対応写真31点を収録している『IQUEEN Vol.1 長澤まさみ』。必要容量は485MBだ。

 明日配信される『Vol.1 長澤まさみ』に続いて、10月には『Vol.2 真木よう子』がリリースされることが明らかになった。まず雑誌版が9月下旬ごろにリリースされ、それから約1カ月後にデジタル版が配信されるという。

“PLUP SERIES”
▲ドラマや映画で躍進している真木さんにスポットを当てた『IQUEEN Vol.2』。一体どんな魅力を見られるのか、楽しみにしておこう。

 また森氏は、“PLUP SERIES(プルアップ シリーズ)”の第2弾である“aBUTTON(エーボタン)”について説明。3Dには対応していないが、4K解像度の写真、さらに動画も収録していると、その魅力をアピール。また写真をアップにしていくと、そのまま次の画像に切り替わる機能も備えている。

“PLUP SERIES” “PLUP SERIES”
▲映画やドラマで今後の活躍が期待される女優の少女時代を切り撮る“aBUTTON”。恋を特集した『Vol.1』は、雑誌版が8月31日にリリースされ、デジタル版が9月に配信される。
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▲『Vol.1』に収録されているのは、橋本愛さん、高田里穂さん、岡野真也さんの3名。期待の若手女優を、思う存分に見られる。
“PLUP SERIES”
▲雑誌版が9月下旬にリリースされ、デジタル版が10月に配信される予定の『Vol.2』。“時”を特集したこの号では、広瀬アリスさんと水沢奈子さんが登場する。

 森氏が雑誌立ち上げを思いついたきっかけは、以前に行っていたイラストの展示イベントの時だという。イラストを3Dにして、モニターに映し出した時に感動したそうで、「これはユーザーに喜んでもらえる」と思い、すぐに企画したと説明した。

 全国区で知られる女性を取り上げて“PLUP SERIES”を始めたそうだが、今後はイラストや絵画なども企画しているという。また『IQUEEN Vol.3』以降は、よりセクシャルな女性を起用することも明らかにした。秋には“PLUP SERIES”の第3弾、4弾のシリーズが立ち上がる予定だそうなので、あわせて期待しておこう。

 ここで、実際に“PLUP SERIES”を記者も体験することができた。切り替えがスムーズなのはプレゼンテーションでもあった通りだが、フルHDの4倍である4Kサイズにもかかわらず、スムーズに表示・拡大ができる点に驚いた。

“PLUP SERIES” “PLUP SERIES”
▲画像の移動は左スティックで、ズームは右スティックの上下で行える。□ボタンや△ボタンにも拡大と縮小が割り振られており、違和感なく操作できた。

 画像を見ている時に、トップメニューに戻れない点だけは残念だったが、モニター全面に美しい女優が描写されると、思わずニヤけてしまうほど、表情や質感を見てとれた。3D描写の立体感もすばらしく、家のモニターよりも大きく迫力ある3D対応モニターで楽しみたいというワガママな願いを持ってしまったほど。明日より配信されるので、これまでにないデジタルコンテンツを楽しみたい人は、購入してみては?

Photo: TAKAKI_KUMADA
(C)LUCENT PICTURES ENTERTAINMENT, INC.

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