ピュア紳士の応援に感謝！ 『ラジオ ドリクラ』最終回のインタビューをお届け

文：電撃オンライン

　インターネットラジオステーション＜音泉＞で配信されているWebラジオ『ラジオ Dream C Club（ドリームクラブ）』。そのパーソナリティ2人に、インタビューを行った。

　『ラジオ ドリームクラブ』は、ディースリー・パブリッシャーからリリースされている恋愛SLG『ドリームクラブ』シリーズを題材にしたWebラジオ。雪役の水橋かおりさんと理保役の後藤邑子さんが、番組に寄せられたお便りを紹介したり、ゲストとともに楽しいひと時をお送りしたりする番組だ。

　9月2日から配信されている66杯目の放送で、番組は最終回を迎える。2009年7月3日に始まった番組は、充電期間をはさみつつ、2年2カ月の間、多くのリスナーに親しまれてきた。そんな番組を支えてきたパーソナリティの2人にインタビュー。欠かさずラジオを聴いているというピュアな人だけでなく、2人のファンもぜひチェックしてほしい。（インタビュー中は敬称略）

▲左が水橋さんで、右が後藤さん。

――最終回の収録を終えられて、いかがですか？

水橋：無事に最終回を迎えられて本当によかったと思います。メールをたくさんいただいたので、紹介しきれなかったのがちょっと残念ですが、よい最終回を迎えられました。ありがとうございました。

後藤：皆がくれたメールがよすぎて……今まで何をどれだけ出し惜しんできたんだっていうくらいに、大量のうれしいメール、おもしろいメールが届いて、ピュア紳士のパワーを思い知ると同時に、改めてこの『ドリームクラブ』とラジオが愛されていたことを知りました。うれしかったです。

――酔って歌うカワオケは、『ドリームクラブ』シリーズを語る上で外せない要素だと思うのですが、演じている2人から見て、この要素はどう感じていますか？

水橋：カワオケありきのコンテンツだと思います！　お酒を飲んで酔っぱらってしまったら、当然歌はああなりますよね？　今まで、いろいろな人が思ってきた知的好奇心が現実になった要素。最初に企画を聞いた時は「やれたらおもしろいと思うけど、本当に大丈夫なの？」って感じたんですが、ユーザーさんに大ウケでよかったです。しかも、すべての曲にカワオケがあるのも、いいと思います。

後藤：今、「カワオケありき」と言われて、このゲームが他のゲームと違い、なおかつ強烈にインパクトのある部分がカワオケであることを、初めて認識しました（笑）。女の子が歌って踊るゲームは他にもあるけれど、女の子が飲んで無茶苦茶に歌うゲームはそうないじゃないですか。

　私たちも普段やる演技ではできないところ、むしろやっちゃいけない領域に足を踏み入れて、ギリギリかわいさを保ちながらやっているこの試みは新鮮で、すごく楽しかったです。……でも何人かは、カワイさの領域から足を踏み外していて、私はその中の1人だと思います（笑）。

――先日行われたライブの感想を、改めてお願いします。

後藤：ライブは私たちも「集大成としてやれたらいいな」と思っていたことで、きっとユーザーやリスナーの人も望んでいた企画。人数が多い上に忙しいメンバーなので、全員が集まってリアルドリームクラブを再現するのは、2年間できませんでした。実現不可能とも思ったんですが、全員そろうまで待ってくれた制作側、そして望むファンの方がいたからこそ、「待ってました！」という1つの気持ちになれた。あのタイミングでやれたことがすごくうれしく、忘れられない思い出です。

水橋：いつかはやりたいと思っていたんですが、すごくいいタイミングでやれたのは、私としてはカッコいいと思いました。「無理だろうなぁ」と思っていたので、全員をそろえてくれたたくさんの関係者の人たちには「ありがとうございます」と言いたいです。……ただ！　1つだけ残念なことは、私がそれを客として見ていないということ!!

後藤：それはそう！　舞台袖からではなく真正面から見たかった!!

水橋：どうして、私がもう1人いないんだろうって、本気で思いました。本当に残念だと思ったので、お客さんがうらやましいです。

――……我々取材陣もカメラを構えながら同じことを思っていました。

後藤：ああ～！　そうですよね～。「ファインダー越しじゃなくて、生で見てぇよ！」って思いますよね。

水橋：「仕事じゃなくて」とか、「もう1人自分がいて」とかね。作り手や取材陣など、客観的に見なければいけない人たちに、そう思わせるコンテンツってなかなかないと思うので、貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

――では最後に、ラジオを楽しんできたピュア紳士にメッセージをお願いします。

後藤：もう、感謝の言葉しかないんですけど……『ドリームクラブ』を愛している方は、温かい。自分のお目当ての子、お気に入りのキャラってあると思うんですけど、それ以外のキャラにも愛を持ってくれているのがいいなって。他のキャラをライバル視するのではなく、「彼女が一番好きだけど、他のキャラも好き」っていう目線で見てくれるので、ライブも乗ってくれるし、ラジオの投稿もどのゲストでもたくさん届く。『ドリームクラブ』を好きでいてくれている人は、皆をひっくるめて好きでいてくれるんだなということがわかったので、ラジオをやれてよかったです。

　ラジオはこれで終わりますが、私はかおりんが番組中で言った「この終わり方、カッコいいでしょ？」っていう言葉がすごく好きです。こうやって終わったことを覚えておいてください。あと、『ドリームクラブ』には家で電源を入れれば、いつでも行けるので、これからも愛してください。

水橋：邑子ちゃんもいったんですが、全部好きでいてくれることがどれだけありがたいかと。そしてお客さん同士が仲がいい！　本当にピュアな人が集まっていると思います。

　ラジオは終わりますが、電源を入れればいつでも遊べます。『ドリームクラブ』で遊んだり、それを通じて集まったり、何かのきっかけになってもらえていればうれしいと思います。本当にありがとうございました。

▲2人が、二人三脚でお届けしてきた『ラジオ ドリームクラブ』。更新はこれで止まってしまうが、まだラジオCDは発売されるようなので、見逃さないように！		▲通常配信分第43～50回に加えて、雪と理保によるキャラクターメッセージと、あすか・ノノノ・遙華という新キャラ3人によるラジオ風ドラマを各キャラごとに収録している『ラジオCD「ラジオ Dream C Club」 Vol.6』。3,000円（税込）で好評発売中だ。

　また、公開録音の振替イベント“ラジオ Dream C Club 後藤邑子さんサインお渡し会”が、10月15日にアニメイト横浜店で、16日にソフマップ なんば店 ザウルス1 ソフト館で行われる。参加方法は、7月2日、3日の公開録音時に配布した“サインお渡し会参加チケット”を持っている人のみとなる。詳細は、こちらのページをご覧いただきたい。

(C)D3 PUBLISHER

■“ラジオ Dream C Club 後藤邑子さんサインお渡し会”概要
【日程】
●2011年10月15日　集合時間13:30 集合〆切13:50 開始時間14:00
　開催会場：アニメイト横浜店
●2011年10月16日　集合時間13:30 集合〆切13:50 開始時間14:00
　開催会場：ソフマップ なんば店 ザウルス1 ソフト館

データ

関連サイト

• インターネットラジオステーション＜音泉＞
• 『ドリームクラブ』ポータルサイト