2011年9月12日（月）

【Xbox LIVEを10倍楽しむ！第1回】Xbox LIVE アーケードの魅力

　ちまたでは、ネットユーザーに人気と評されることも多いXbox 360。これはやはりXbox LIVEのサービス環境のよさあってのものですが、その評価の割合としてXbox LIVE アーケードで配信されるタイトルの魅力による部分も大きいのではないかと思います。

　2011年9月現在、300本強のXbox LIVE アーケードタイトルが配信中。これは大体、週に1本ぐらいのペースで増えている計算になります。初期の配信タイトルには、アーケードタイトルをベタ移植してオンラインランキング機能を付けた程度といったものも多かったのですが、Xbox LIVE アーケードタイトルの本体容量は50MB以内に、という縛りが解けて以降、パッケージで販売してもそん色のないレベルなタイトルが続々と登場するようになりました。

　実際、フレンドやオンで出会った人の実績を見てみると、パッケージタイトルなみにXbox LIVE アーケードタイトルを遊んでいるという人もちらほら。ちなみに私の場合、これまでに遊んだゲーム138本中、53本がXbox LIVE アーケードタイトルで、4割弱という結果でした。今の自分のペースですと、そう遠くない未来に5割を達成しそうな気がします。

　ということで今回は、Xbox LIVEの花形コンテンツの1つ、Xbox LIVE アーケードの魅力について、電撃Xbox 360編集部のまさが書かせていただきます。

Xbox　魅力1：全タイトルに体験版があるのがスゴイ！　LIVE

　Xbox LIVE アーケード最大の魅力なのではないのかと思うのがコレ。「とりあえず本体買ってネットにつなげば、ソフトを買わなくても数カ月は遊べる」などという話を耳にしますが、これって本当です。なにせ、体験版とはいえ300本以上のタイトルが無料配信されているわけですから。先人たちの評価も参考にしつつ、気になったタイトルの体験版を遊んでみるだけでも、いくら時間があっても足りない状態に陥るハメになります。

　Xbox LIVE アーケードのタイトルは、製品版も体験版もデータ自体は同じものです。このデータをアンロック（購入）すれば製品版に、アンロックしていなければ体験版という仕組みになっているため、すべてのタイトルに体験版が用意されているというわけです。


▲Xbox LIVE アーケードのコンテンツ購入画面。この“お試し版”というのが、いわゆる体験版になります。

　これはユーザー視点で見ると非常にありがたいシステムで、ゲーム内容を試してから購入できるわけですから、「おもしろそうだと思って買ってみたが、自分には合わなかった」という事態をほぼ回避できます。また、体験版で気に入って購入を決めた後、製品版のデータを別途ダウンロードしなくていいのもスマートでいいですね。

Xbox　魅力2：移植・リメイクタイトルがスゴイ！　LIVE

　Xbox LIVE アーケードには、ひと昔前のアーケード・ゲームハードから移植・リメイクしたタイトルも多く含まれます。それらがただのベタ移植、画質を向上させただけではすまないのがXbox LIVE アーケードです。

　Xbox 360といえば、オンライン環境のよさも大きな魅力のゲームハードですから、オフ環境しかない時代に出たタイトルの移植・リメイク作品にも、ばっちりオンラインの要素が追加されています。


▲“Xbox LIVE アーケード”という名の通り、ゲームセンター感覚で対戦・協力プレイが楽しめます。

　かつて、ゲームセンターに通って対戦に明け暮れたり、友達と集まって一緒に遊んだりといった体験が、再びXbox LIVE上で味わえてしまうのです！　今、STGや対戦格闘といったアーケード系のジャンルがXbox 360で強いといった状況にも、Xbox LIVE アーケードでの移植・リメイクが少なからず影響しているのではないでしょうか。

Xbox　魅力3：懐にやさしいお値打ち価格がスゴイ！　LIVE

　Xbox LIVE アーケードタイトルの価格は、現在400～1,200マイクロソフトポイント（600～1,800円相当）です。実際にはマイクロソフトポイントカードを割引で販売しているショップが多々ありますので、480～1,440円程度で買うこともできます。

　ここ最近は、1,200マイクロソフトポイントのタイトルが増えてきて、平均価格が上昇傾向にあるとも言われていますが、ユーザー的な感覚ではお買い得感が増してきていると思います。

　というのも、1,200マイクロソフトポイントのタイトルにはクオリティの高いものが多く、「2000円もしない価格で売っちゃって本当にいいの？」と言いたくなるほど遊べてしまいます。Amazon.co.jpのTVゲーム部門2011年上半期ランキングで“Xbox LIVE 3500マイクロソフトポイントカード”が1位なのも納得ですね。


▲1,200マイクロソフトポイントのタイトルには、ユーザー評価の“おすすめ度”が高いものも多い。

　ゲーム内容の充実度に対して、懐にやさしいお値打ち価格なXbox LIVE アーケード。とはいえ、気軽に買えてしまう価格帯だからといって、遊べる時間もないのにホイホイ買いすぎてしまわないよう皆さんもご注意ください。

　Xbox LIVEにつないでいて、Xbox LIVE アーケードを利用しないというのは、率直に言って非常にもったいないと思います。それでも、手もとに形が残らない買い物はどうしても不安だという人は、Xbox LIVE アーケードで配信中の傑作3本を収録した『トリプルパック－Xbox LIVE アーケードコンピレーション－』というパッケージソフトも販売されていますので、まずはそこから始めてみるのもいいかもしれませんね。

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