2011年9月15日(木)
▲早矢仕洋介氏 |
9月14日、コーエーテクモゲームスは“Team NINJA UNMASK 2011”を東京都内で開催した。
イベントでは、同社の開発チーム“Team NINJA”を率いる早矢仕洋介氏の口から、『DEAD OR ALIVE 5』を開発中であることが明らかにされた。『DEAD OR ALIVE 5』では、格闘ゲームの新しい形を模索し、これまで脇役でしかなかったステージにもスポットを当て、アトラクションのようなステージと、格闘ゲームを融合したタイトルになるという。発売は2012年で、対応機種はPS3とXbox 360になるとのことだ。
▲『DEAD OR ALIVE 5』のキーアート | ▲『NINJA GAIDEN 3』のキーアート |
また会場では、『NINJA GAIDEN 3』の新情報――同作のコンセプトである“三”の2番目、“報い”についての紹介が行われた。これは『NINJA GAIDEN 3』のストーリー的なテーマを指しているという。早矢仕氏は、今作ではゲームのアクション性を追求するだけでなく、ストーリー性も重視していることを説明。『忍者龍剣伝』をはじめ、さまざまなゲームシナリオを手掛けた加藤正人さんが、『NINJA GAIDEN 3』のシナリオを書いていることを語った。今作におけるリュウ・ハヤブサは、忍者である前に人間であることが表現され、忍者として人を殺すことへの苦悩なども描かれるという。
また会場では、『NINJA GAIDEN 3』のデモプレイも披露され、本作に欠損表現がないことを早矢仕氏が語った。『NINJA GAIDEN 3』で表現されるのは、人を斬る手応え。人を斬る手応えを重視したことについては、リュウが忍者の前に人間であるように、相手もまた人間であることを感じてほしい、という理由があるようだ。
なお『NINJA GAIDEN 3』には、ノーマル、ハードといった難易度の他に、ストイックにゲームを楽しめる“NINJA”、爽快に敵を倒してストーリーを進められる“HERO”という2つのプレイスタイルが用意されているそう。プレイヤーは、プレイスタイルを選んでから難易度を選択できる。このプレイスタイルの概念は、PS Vita版『NINJA GAIDEN ∑』にも搭載されるとのことだ。なお早矢仕氏は、『NINJA GAIDEN』シリーズの両タイトルは、2012年の早いうちに発売すると語っていた。
▲『NINJA GAIDEN 3』のスクリーンショット。これまでとは違うリュウ・ハヤブサも見られるという今作。どのようなストーリーが展開するのだろうか? |
最後に、『DEAD OR ALIVE 5』のムービーを掲載する。このムービーは海外レーティングで17歳以上でないと見られないものとなっている。日本国内でのレーティングは未定だ。
→『DEAD OR ALIVE 5』ムービーを掲載(2ページ目へ)
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