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2011年9月15日(木)

新武器、新アラガミ、新ステージ、新システムも追加! 『ゴッドイーター 2(仮)』の発表会をレポート

文:電撃オンライン

 本日9月15日、千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2011内のバンダイナムコゲームスブースで、2012年に発売を予定しているPSP用新作『ゴッドイーター 2(仮)』の発表会が行われた。

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 本作は、同社の人気ハンティングACT『ゴッドイーター』シリーズの最新作。“自由自在に立ち回り、爽快な連続攻撃が楽しめるアクション”、“自らが主人公となって活躍する壮大なストーリー体験”というシリーズの魅力を軸とした遊びはそのままに、正統続編として開発中だという。また新作では、前作『ゴッドイーター バースト』とのデータ連動要素もあるとのこと。発表会のステージには、プロデューサーの富澤祐介さんとディレクターの吉村広さんが登壇し、本作の概要を紹介してくれた。

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▲富澤祐介さん▲吉村広さん

 気になるストーリーは、新部隊“ブラッド”を中心に、前作から3年後の物語が紡がれるという。ブラッドは特殊なゴッドイーターたちの集まる部隊で、富澤さんによれば、ブラッドの隊員らは前作以上の特殊なゴッドイーターとなるらしい。プレイヤーの作成するキャラクター、すなわち主人公は、ここでの新人隊員として活躍することになる。

新武器、新アラガミ、新ステージ、新システムも追加! 『ゴッドイーター 2(仮)』の発表会をレポート
▲イメージPVのカット。
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 キャラクターモデルが一新され、フェイシャルモーションという技術が投入されたのも特徴。これにより、表情の自然な変化など、プレイヤーがより感情移入のしやすい表現を目指すと吉村さんは語った。見た目には、これまでのアニメ調なキャラクターモデルよりもリアル調なモデルとなる今作だが、富澤さんはアニメ調をやめてリアル調の表現にしたいわけではないと話す。富澤さんからは、シリーズの魅力の1つであるオープニングの映像についても言及され、それについては徳島で開催されるイベント“マチアソビ vol.7”の中で、10月に情報が明かされることも語られた。マチアソビといえば、ufotableと深い関係にあるわけだが……。

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 さらに『ゴッドイーター 2(仮)』で追加される新武器“ブーストハンマー”と“チャージスピア”の情報も語られた。いずれの武器も変形するのが特徴なのは共通していて、ブーストハンマーは名前の通りブーストを使ったアクションが可能になるという。吉村さんいわく「ブーストを使うと使わないでは違う武器なくらい変化がある」そうで、ややテクニカルな武器にもなるようだ。

 もう1つのチャージスピアは、ためる動作(チャージ)を起点に攻撃する武器。チャージすることで武器のリーチが伸びるなどのメリットがあり、吉村さんは「変形とチャージを駆使することで、効果的な戦い方ができる」と話していた。また、新たな特徴を持った新武器だが、基本的には今までの『ゴッドイーター』の操作感を損なわない形でプレイできるという。

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 続いて明かされたのは、『ゴッドイーター 2(仮)』の看板ともなるアラガミ“マルドゥーク”。2人によれば、マルドゥークは前足が変形するのが特徴である他、感応種という新種のアラガミであるそうだ。この感応種は、ゴッドイーター同士で行われる感応をアラガミが行い、他のアラガミに何らかの変化をもたらすとのこと。会場では、マルドゥークの咆吼(ほうこう)によってヴァジュラの様子が変化する、という場面も見られた。ちなみに新武器や新アラガミだけでなく、新ステージも追加される。

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▲会場では、映像が立体的に見えるような形で映るステージの特殊な仕掛けを使って、キャラクターと並んでみたり、ほぼ等身大のマルドゥークに富澤さんが挑んでみたり、といった遊び心も披露された。

 また、「ストーリーは自分のペースで楽しみたい」「マルチプレイ時には相応のやり応えとメリットがほしい」というユーザーの要望に応え、新システムを搭載することも明らかにされた。

 1つは、マルチプレイ推奨のミッションルートの新設。これにより、ストーリーの進行に影響せず、マルチプレイならではの達成感を得られるそうだ。加えて明かされたのが、エンゲージシステム。これはミッション中、仲間のプレイヤーキャラクターやNPCにエンゲージを持ちかけ、それが成立するとHPやOPなどリソースゲージを共有できるという。会場で例に挙がったのは、OPを共有した場合。2人OPを共有するとゲージは2本となる。そこで、片方のプレイヤーがガンガン斬りまくる接近戦を仕掛け、もう片方のプレイヤーはそれによってたまっていくOPを使ってガンガン撃つ、というバトルスタイルが可能になるという。

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 エンゲージの相手や共有するリソースゲージはミッション中に切り替えられるそうなので、状況によってもさまざまに切り替えて、臨機応変なチームプレイを発揮できるシステムになるそうだ。

 またゲーム情報以外にも、会場ではさまざまな関連展開が紹介された。1つはアスキー・メディアワークスの『電撃マ王』での新コミック連載。『ゴッドイーター』と『ゴッドイーター 2(仮)』をつなぐ物語が描かれるという。9月17日には、『モンスターコレクションTCG』スターターデック2種“ゴッドイーター/アラガミ”が発売される。さらに、富澤さんが愛して止まないキャラクター“アリサ”の1/7フィギュア化計画も進行中とのこと。

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▲フィギュアのもととなる板倉耕一さん描き下ろしのイラスト。

 なお本日、『ゴッドイーター』ポータルサイトである“GE COMMUNITY”がオープンした。こちらのサイトでは、感想や要望の募集をすでに行っているので、シリーズファン、新作に興味のあるゲームファンは、サイトにアクセスしてみては?

(C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.

■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料

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