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2011年9月15日(木)

プロデューサー・森利道氏が語る! 『ブレイブルー』最新作の凝縮された魅力とは!?

文:電撃オンライン

 東京ゲームショウ2011のアークシステムワークスブースでは、『ブレイブルー』シリーズのプロデューサーを務める森利道氏によるトークショーが開催された。

 対戦格闘ゲームとしての爽快感や駆け引きはもちろん、その練りこまれた世界観・ストーリーでも評判を呼んでいる『ブレイブルー』シリーズ。今冬にはPS3/PS Vita/Xbox 360で最新作『ブレイブルー コンティニュアムシフト エクステンド』が発売となる。今回は森利道氏がアークシステムワークブースのステージで、その魅力をたっぷりと紹介してくれた。

プロデューサー・森利道氏が語る! 『ブレイブルー』最新作の凝縮された魅力とは!?

 最初に森氏が紹介したのは新キャラクター・レリウス。プレイアブルキャラクター・カルルの父親という重要なポジションで、これまでのシリーズでも操作こそできないものの、事件へのさまざまな形でのかかわりが暗示されているキャラクターだった。森氏によると“カルルと同じ人形使いでも根本的に違うタイプ”というデザインが意識されているのだとか。

 新キャラクター以外ではコンシューマ機ならではのモードについても紹介がなされた。「殴られるのが好きな人はぜひ!」と森氏が断言していたのが、驚異的な性能に調整されているアンリミテッドキャラクターを相手に戦い続けるアンリミテッドモード。さらに自分のキャラクターをパワーアップさせながら敵と戦い続けるアビスモード、新たに3on3や2on2での対戦も可能になったネットワークモードといった多彩なモードが搭載されているとのこと。

プロデューサー・森利道氏が語る! 『ブレイブルー』最新作の凝縮された魅力とは!?

 ストーリーモードは、今まで主役としてのストーリーが描かれていなかったマコト、ヴァルケンハイン、プラチナ、レリウスのストーリーも収録されている。森氏が「マコトとレリウスはオススメです! ……なぜなら俺が書いたので(笑)」と自ら筆を取ったことを明かす一幕も見られた。さらに、以前に発売された『ブレイブルー カラミティトリガー』のストーリーもわかりやすく再編集し、ボイスもすべて収録し直していることも紹介。ハザマ役の中村悠一さんなどから「何回同じセリフを言わせるんですか~」と言われているとぶっちゃけトークも飛び出した。

 開発中で特に苦労した部分として挙げていたのは、セットプレイ(2体のキャラクターによる同時攻撃)が可能で「少し間違うと強すぎるし、逆に弱くなりすぎもする」というレリウスの調整。また、レリウスの加入によりパワーバランスがも変わるため、すべてのキャラクターにしっかりと手が加えられているそうだ。

 森氏は、2012年2月にディファ有明で全国大会決勝“ぶるれぼ”が行われることもアピール。「賞金が出ます! ここは(マスコミの)皆さんも大きく書いておいてください(笑)」と注目発言も飛び出した。大会自体は『エクステンド』を利用して行われるということで、腕に覚えのあるプレイヤーは乞う、ご期待! 今後も『ブレイブルー』シリーズから目が離せなさそうだ。

プロデューサー・森利道氏が語る! 『ブレイブルー』最新作の凝縮された魅力とは!?
▲『ブレイブルー2』の構想についても質問が。森氏は「まだ作らせてもらっていません。『ペルソナ4』もありますし!」と答え、会場の笑いを誘っていた。

(C) ARC SYSTEM WORKS

■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料

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