2011年9月18日(日)
各ブースはそれほど大きくないものの、毎年その規模を広げていく、東京ゲームショウのモバイル&ソーシャルゲームコーナー。スマートフォンやフィーチャーフォン向けアプリは毎月数え切れないほど新作が配信されるため、奇抜なアイデアで一発勝負に挑むメーカーも多い。今年はその中から、アプリケーション2つを紹介する。
■あの『五目ドーナツ』が進化して帰ってきた!
東京ゲームショウ2009の会場で、空腹な取材スタッフの目を引いた、ウィアー・エンジニアリングのPC用ソフト『五目ドーナツ(仮)』を覚えているだろうか? ドーナツを碁盤代わりにして、オンライン五目対戦を楽しむ、法人向けソフトだ。
この『五目ドーナツ(仮)』が、今年はさらにパワーアップして出展されていた。その名も『WAE GOMOKU』。なんと今度はドーナツだけでなく、月、地球、サッカーボールでの五目並べが楽しめる。さらに、シングルプレイのCPU戦、他ユーザーとのオンライン対戦機能も加わった。
Androidに対応し、法人向けではなくダウンロード販売される。配信は11月ごろを予定しており、シングルプレイだけなら無料。オンライン対戦ができるバージョンの販売予定価格は2,100円(税込)だ。
■お昼休みにフォースを感じられる『ペン・セーバー』
もう1つは奇抜さで目立っていた、アールフォース・エンターテインメントのiPad向けアプリ『ペン・セーバー』だ。AR(拡張現実)技術を使ったお遊びアプリで、液晶側のカメラに向かってペンを向けると、画面内にはライトセーバーのごとき光剣が映し出される。画面奥から飛んでくる物体にあわせて、ペンを振ればザクザク切れるというわけだ。
同社スタッフいわく「お昼休みのサラリーマンが、気分転換に遊べるアプリのつもりです」とのこと。2012年1月ごろの販売を予定しており、価格は85円(税込)程度になるそうだ。昼休みにフォースを感じたり、ダークサイドに落ちたい人のためにも、早く完成してほしいところ。
■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料