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2011年9月27日(火)

【週刊 超電磁砲】伊藤かな恵さんと豊崎愛生さんにインタビュー!! アフレコの話やこれからの『とある科学の超電磁砲』に期待することとは?

文:電撃オンライン

 11月23日発売予定のPSP用AVG『とある科学の超電磁砲(レールガン)(以下、超電磁砲)』。その特集企画“週刊 とある科学の超電磁砲”の第5回をお届けする。

 『とある科学の超電磁砲』は、鎌池和馬先生原作の電撃文庫『とある魔術の禁書目録(インデックス)』に登場するキャラクター・御坂美琴(みさかみこと)を主人公に据えたコミック。ゲームはTVアニメをベースにしたものとなっており、シナリオは鎌池先生の完全監修。美琴たちが暮らす“学園都市”で噂される都市伝説を発端にした物語が展開していく。

 今回の記事では、佐天涙子役の伊藤かな恵さんと、初春飾利役の豊崎愛生さんのインタビューをお届けしていく。2人はどんな気持ちでアフレコに臨んだのか? ファンはぜひご覧いただきたい。

『とある科学の超電磁砲(レールガン)』
▲豊崎さん(写真左)と伊藤さん(写真右)

■ もしも『超電磁砲』が●●ゲーだったら? ■

『とある科学の超電磁砲(レールガン)』

――まず最初に『超電磁砲』がゲーム化すると聞いてどう思いましたか?

伊藤さん:アニメ本編では、4人で仲よくキャッキャしている――もちろんシリアスなシーンやアクションもたくさんありましたが、それよりも楽しそうにしている印象が強かったので、どのようにゲームで表現されるのかワクワクしました。

豊崎さん:うれしいというのはもちろん頭にあったんですが、最初に頭に浮かんだのは「何ゲーなの?」という疑問でした(笑)。すでに『とある魔術の禁書目録』がゲーム化していますが、「格ゲーだったら初春はどうなるんだろう!?」なんて思ったり。

伊藤さん:もしも格ゲーだったら、初春と佐天さんは大変だったよね(笑)。

豊崎さん:そうそう! だからちょっぴりハラハラしていたんですが……。アドベンチャーゲームだということがわかってホッとしました。

――久々に佐天と初春を演じてみて、感触はいかがでしたか?

伊藤さん:『超電磁砲』のアフレコ現場の空気はとても好きだったので、ゲームの台本をいただいた時からワクワクしていました。でも、『超電磁砲』のアフレコは本当に久しぶりだったこともあって、最初はやっぱり緊張しました。最初だけですよ!!(笑) また佐天さんを演じられたことは、とてもうれしかったです。

豊崎さん:初春の声を出すのがOVA以来久々ということもありましたので、チューニングを兼ねてDVDを見ていたんですが、最終話あたりで泣いてしまいました。「ああ、こんな作品だったなぁ、ドキドキワクワクする作品だった」と――忘れていたわけではないんですが、その思いを新たにしながら収録に臨みました。

 『超電磁砲』って、緊迫感のある部分と女の子がたくさん出てくる楽しい学園モノの部分の距離が近い、独特の空気感がある作品だと思うんです。その感覚はゲームの台本からもしっかり感じ取ることができました。

――ゲーム部分の収録は皆さん1人ずつ行いましたが、アニメパートでは伊藤さんと豊崎さん、そして佐藤さん(※御坂美琴役の佐藤利奈さん)と新井さん(※白井黒子役の新井里美さん)も一緒に収録したんですよね。その時の感想や雰囲気はいかがでしたか?

伊藤さん:うれしかったです! 4人一緒に集まることができたことが本当にうれしくて……。スタジオに入った瞬間に、「ああ、この感じだ~!!」と一気に『超電磁砲』の空気を思い出しました。

豊崎さん:ほわ~っとした……本当になんともいえない独特の暖かい雰囲気なんですよ。

■ 久しぶりの4人でのアフレコ ■

『とある科学の超電磁砲(レールガン)』

――メインキャスト4人で集まるのは、本当に久しぶりなんですよね。

豊崎さん:『とある魔術の禁書目録』では佐天さんが登場しませんでしたからね(笑)。

伊藤さん:そうなんですよ~。出番がありませんでした(笑)。ですからひょっとしたら、1年ぶりくらいになるんじゃないでしょうか? それもあってアニメパートの収録はとても楽しみでした。

――では、続いてアフレコの内容について伺います。今回の収録で印象に残っていた部分はどんなところですか?

伊藤さん:佐天さんがおかしなテンションになっています(笑)。アニメの時にもテンションの高いシーンはありましたけど、思わず「えっ! 佐天さん大丈夫!?」と言ってしまうくらいおかしなテンションのシーンがあるので注目してください。あ、と言ってもシリアスなシーンもありますので、そこも見てもらいたいですね。

豊崎さん:それにしても、ゲームのストーリーはかなり濃い内容になっていたよね?

伊藤さん:そう! 休憩時間に愛生ちゃんと今回のストーリーについて話していましたけど、この内容でTVアニメの新シリーズができるんじゃないかというくらい濃いモノになっていて、読んでいてワクワクしました。

豊崎さん:結構ぶ厚いシナリオなんですが、おもしろくて一気に全部読めちゃいました。私自身ゲームが大好きでよく遊びますが、自分が美琴ちゃんになって、いろんなことを考えながらこの世界に関わっていくというのは、想像するだけで本当に楽しそうです!

伊藤さん:演じている段階で、実際に遊んだら「あ~、ここの選択は迷いそうだなぁ……」なんてついつい考えてしまうこともありました。どの行動が正解かたくさん考えてほしいですね。それがこのゲームの楽しいところだと思います。

――今回、ファミレスでの会話がゲームにシステムとして盛りこまれていますが、キャストの4人が美琴たちのようにファミレスでおしゃべりするとしたら、どんな話で盛り上がるでしょうか?

豊崎さん:アニメの収録をしていた時に4人で盛り上がっていた話題があるんですよ。それは……。

 →4人が盛り上がっていた話題とは? (2ページ目へ)

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