2011年9月29日(木)
10月27日に、ガンホー・オンライン・エンターテイメントからPSP用ソフト『ラグナロク~光と闇の皇女~(以下、ラグヒカ)』が発売されます。
『ラグヒカ』は、PC用MMORPG『ラグナロクオンライン』をベースにしたS・RPG。シナリオは完全オリジナルで、PC版でおなじみのルーンミッドガッツ王国は登場せず、グランツリッター半島が舞台となります。プレイヤーは、覇権をめぐって争うブランシャルド皇国、連合国家アウラ、トレーネ義勇団という3つの勢力のどこかに所属して戦うことになります。
本作には各勢力ごとにルートがあり、3つのうちの1つ“トレーネ義勇団編”のエンディングまでプレイできる体験版『The First Ending版』が現在配信中です。ここではライターの長雨が、体験版のプレイレポートをお届けします。
▲1つのルートが、まるまるプレイできる体験版が配信されるのは業界初!! 3つのルートが複雑に絡み合い、すべてをプレイしないと真相がわからない『ラグヒカ』だからこそ実現した体験版です。 |
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体験版をプレイするまでは、「ブランシャルド皇国と連合国家アウラの戦争がメインになって、第3勢力のトレーネ義勇団は状況に応じてどちらかに参戦するのかな?」なんて思っていたのです。が、実際はぜんぜん違っていました!
今回の体験版でプレイできるトレーネ義勇団編は、立場にとらわれず、人々を困らせる魔物の退治を生業としている集団が中心となる物語です。その信念は、2つの国が盛大に戦争を始めてもブレることがなく、独自にいろいろな事件の解決に挑むことになります。
そんな展開のため、最初は戦争とは関係ない物語のサイドストーリーを見るような気楽な感じでプレイしていました。しかしゲームを進めるにつれ、どうも様子がおかしくなっていきます。とある事件から不死者と戦うことになったり、ピエロのような姿をしたいかにも怪しい人と出会ったりと、不穏な気配が漂うように……。気がつくと、どうやら戦争なんかよりも大変な事態に巻き込まれているっぽい。しかも、トレーネ義勇団で体験した事件が、他のルートにも大きくかかわっているみたいではありませんか!!
それがわかってから先が気になって、ドンドン作品の世界に引きこまれていきました。これまでに公開されてきた本作のゲーム紹介を見ると、人間同士の戦争を描いたS・RPGのような印象を受けますが、プレイしてみるとそれが違うことに気づかされます。世界でもっと大きな思惑がうごめいているのは確かなんですが、謎が残っている部分も多くて……。早く他のルートもクリアして、事件の真相が知りたい! まあ、それは製品版が出てのお楽しみですけどね。
▲戦争に直接参加しないトレーネ義勇団だから、知ることができた世界の異変。これが他のルートに、どうつながっていくのか、大変気になるところです。 |
→次のページでは、キャラクターやバトルシステムについて説明します!(2ページ目へ)
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