2011年9月28日(水)
9月17日深夜、都内の映画館・新宿バルト9において、TVアニメ『TIGER & BUNNY』の最終回上映オールナイトイベント“TIGER & BUNNY ~ありがとう! そして、ありがとう!!~”が開催されました。
『TIGER & BUNNY』は、漫画家・桂正和さんがキャラクター原案&ヒーローデザインを、サンライズがアニメーション制作を担当した、痛快バディヒーローアニメ。“NEXT(ネクスト)”と呼ばれる特殊能力者が悪と戦うスーパーヒーローアクションです。毎回の放送は、TVだけでなく動画配信サイト・Ustreamでも配信されました。
今回開催されたイベントは、『TIGER & BUNNY』の最終回(第25話)をUSTREAMと同時刻に映画館で上映する、ファン参加型のオールナイトイベント。会場となった新宿バルト9の他に、全国44カ所・86スクリーンでライブビューイングも実施され、深夜にもかかわらず総勢23,000人以上が参加する大規模なイベントとなりました。当日は特別にセレクトされたエピソードの上映も行われ、上映の合間には声優陣や制作スタッフによるトークショーも開催。これらの模様を、電撃乙女部のまり蔵がお届けします。
イベントは、サンライズのエグゼクティブプロデューサー・尾崎雅之さんによる司会進行のもと、声優陣のトークショーからスタート。主人公・ワイルドタイガー/鏑木・T・虎徹役の平田広明さんと、ルナティック/ユーリ・ペトロフ役の遊佐浩二さんが登場し、『TIGER & BUNNY』についての思いなどを語りました。
▲尾崎雅之エグゼクティブプロデューサー | ▲平田広明さん | ▲遊佐浩二さん |
7月に開催された、Blu-ray初回限定版第2巻の発売記念イベントの時とは異なるウサギのぬいぐるみを手に登場した平田さんは、「TIGER & BUNNYのまつげが短いほう、虎徹です!」と自己紹介。続けて、遊佐さんも「TIGER & BUNNYの前半よりも後半のほうが出番が少なかった、ユーリ・ペトロフ役の遊佐浩二です」とコメントし、観客を笑わせていました。
お2人とも、放送がスタートしてから今日まであっという間だったと話し、最終回の上映を前に寂しいと現在の心境を明かしていました。また、尾崎さんから“印象に残ったエピソード”を聞かれた平田さんは、ヒーローたちがバニーちゃんの誕生日を祝おうと奮闘する第5話“Go for broke!(当たって砕けろ!)”をチョイス。遊佐さんは、自身が演じるルナティックの衝撃的な過去が描かれた第16話“Truth lies at the bottom of a well.(真実は井戸の底にある)”が印象的だったそうです。
次いで、“TIGER & BUNNYの会場にいないで高知にいるほう”バーナビー・ブルックスJr.役 森田成一さんのビデオメッセージが上映。自前のうさ耳を着用して登場し、バーナビーや作品に対する思いを6分間にわたってたっぷり語った森田さんには、平田さんと遊佐さんから「長いよ!」というツッコミが入っていました。
▲井上剛さん |
そしてここで、「スカイハーイ! ハイハハーイ!」のかけ声とともにスカイハイ/キース・グッドマン役の井上剛さんがスペシャルゲストとして登場! 「TIGER & BUNNYの後半にいくほどやらかしちゃった、スカイハイ役の井上剛でーす!」と自己紹介をすると、会場は大歓声に包まれました。スカイハイの切ない恋が描かれた第15話“The sky’s the limit...(限界は空高くに…)”を、印象的だったエピソードに挙げた井上さん。毎回セリフに無理矢理アドリブを入れていたという裏話を、しんみりと披露していました。
最後は全国のファンに「キャスト全員、それぞれのキャラクターに思い入れを持って演じさせていただきました。スカイハイのS.H.Figuartsを一番欲しがっているのは僕ですから。予約戦争、頑張りましょう!(井上さん)」「作り手の熱意を感じながら、僕らも負けないように頑張りました。これからも『TIGER & BUNNY』という作品にかかわっていきたいと思っています(遊佐さん)」「『TIGER & BUNNY』がここまでの作品になるとは正直思っていませんでした。皆さんに背中を押してもらってここまで来ました。最後まで応援よろしくお願いします(平田さん)」とそれぞれあいさつし、声優陣のトークショーは終了となりました。
→次のページでは、気になる“NEXT PROJECT”の詳細を掲載!(2ページ目へ)
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