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2011年10月7日(金)

『ルートダブル』独占キャストインタビューその1――新垣樽助さん、佐藤利奈さん、友永朱音さんのコメントをお届け!

文:ごえモン

『ルートダブル -Before Crime * After Days-』

 イエティが開発中のXbox 360用ソフト『ルートダブル -Before Crime * After Days-(以下、ルートダブル)』のキャストインタビューを掲載する。

 『ルートダブル』は、“infinity”シリーズや『I/O』などを手掛けたクリエイター・中澤工さんが原案・監督・プロデュースを務める新作サスペンスアドベンチャーゲーム。重大な事故が発生し、9人の人間が閉じ込められた巨大研究所“ラボ”を舞台に、救助に奔走するレスキュー隊員と閉じ込められた高校生の少年の2つの視点で物語が進行していく。

 今回は、笠鷺渡瀬役の新垣樽助さん、橘風見役の佐藤利奈さん、守部洵役の友永朱音さんのインタビューを掲載。作品の印象やキャラクターを演じてみた感想を伺っている。なお、次回は市来光弘さん、真堂圭さん、豊口めぐみさんのインタビューをお届けする予定だ。

■笠鷺渡瀬(かささぎ わたせ)役 新垣樽助さん

『ルートダブル -Before Crime * After Days-』

――まずは収録の感想を教えてください。

 作品のボリュームに圧倒されました。比例するようにセリフの量もとんでもないものでしたが、1つ1つ丁寧に収録していただけて、スタッフの皆様に心から感謝です。

――役が決まった時の感想を教えてください。

 渡瀬役のお話をいただいた時点では、まだ情報も少なくて、ただ「大きな作品にかかわらせていただくんだな。頑張ろう!」と、ワクワクしていました。

――笠鷺渡瀬についての印象をお教えください。

 渡瀬は、そのときどきによって極端に異なる側面を見せることがあって、そこがとても魅力的でした。演じる上で苦労した部分でもありましたが。

――もしも本作のキャラクターたちのような状況に立たされたとしたら、どうしますか?

 彼らの様に勇敢にとはいかないでしょうが、きっと皆で助かる方法を探すと思います。ただ、正しい選択をし続けて、生き残れる自信は……ありません。

『ルートダブル -Before Crime * After Days-』
▲笠鷺渡瀬

――本作にはBC(※)という特殊能力がありますが、BCを使えるとしたらどうしますか?

 自分で使うかどうかコントロールできたら、使わないようにすると思います。自然に相手の心の声が聞こえちゃったら……ツライなぁ……。

※Beyond Communication(ビヨンド・コミュニケーション)。『ルートダブル』の世界に存在する、言語を介せずに他者とコミュニケーションをとることができる能力。現在BCには、他人の心に声を送る“テレパシー”と、他人の心を読み取る“エンパシー”の2つが確認されている。

――作品の印象について教えてください。

 巡るルートの順番によって作品の、キャラクターの印象がまったく変わってしまう。今までにない新しいカタチの読み物ではないかと思います。ゲームだからこそ実現できたのかなと。

――登場キャラの中で、気になるキャラクターや好きなキャラはいらっしゃいますか?

 渡瀬的にはサリュでしょうか。よく逃げられるので。あと悠里。彼女のためにおじさんは頑張ります(笑)。

――読者・ファンにメッセージをお願いいたします。

 この作品を手にして、プレイしてくださった皆さんが、どんな感想を持つのか、とても気になります。自分にできることはすべてやり切ったつもりです。最後まで楽しくプレイできますように。

⇒2ページ目では佐藤利奈さんにインタビュー!

(C)イエティ/Regista

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