2011年10月19日(水)
イエティが開発中のXbox 360用ソフト『ルートダブル -Before Crime * After Days-(以下、ルートダブル)』のキャストインタビュー第2回を掲載する。
『ルートダブル』は、“infinity”シリーズや『I/O』などを手掛けたクリエイター・中澤工さんが原案・監督・プロデュースを務める新作サスペンスアドベンチャーゲーム。重大な事故が発生し、9人の人間が閉じ込められた巨大研究所“ラボ”を舞台に、救助に奔走するレスキュー隊員と閉じ込められた高校生の少年の2つの視点で物語が進行していく。
今回は、天川夏彦役の市来光弘さん、サリュ役の真堂圭さん、椿山恵那役の豊口めぐみさんのインタビューを掲載。作品の印象やキャラクターを演じてみた感想を伺っている。なお、最終回では名塚佳織さん、今井麻美さん、大川透さんのインタビューをお届けする予定だ。
――まずは収録の感想を教えてください。
物語が佳境を迎えるにつれ、どんどんのめり込んでいき、演じるのが本当に楽しかったです。すべてのセリフを読み終えた時の達成感は、そうそう忘れることはないです。
――役が決まった時の感想を教えてください。
過去に、サスペンスアドベンチャーゲームをいくつかプレイしたことがあるのですが、まさか自分がそのジャンルのゲームの……しかも主人公の1人を演じさせてもらえるとは思いませんでした。「絶対にプレイする!」と思いました。
――天川夏彦についての印象をお教えください。
見た目とは裏腹に「こいつは……漢だ!」と感心しました(笑)。プレイしてもらえたら共感してもらえると思います。夏彦の勇気と度胸とくじけぬ心は本物です!
――もしも本作のキャラクターたちのような状況に立たされたとしたら、どうしますか?
どうしましょう……。できる限りのことはしようと思いますが、1回でトゥルーエンドにだどり着ける気がしません(笑)。セーブとロードができるなら……。
▲天川夏彦 |
――もしもBC(※)が使えるとしたらどうしますか?
舞台でセリフを忘れてしまった時に、それを袖にいる人に知らせて、セリフを心で念じてもらい、“エンパシー”でそれを読みますね!
※Beyond Communication(ビヨンド・コミュニケーション)。『ルートダブル』の世界に存在する、言語を介せずに他者とコミュニケーションをとることができる能力。現在BCには、他人の心に声を送る“テレパシー”と、他人の心を読み取る“エンパシー”の2つが確認されている。
――作品の印象について教えてください。
ストーリーや設定がとにかく作り込まれていて、素直に「すごい」と思いました。どれだけすごいかは公式サイトを見てもらえたらわかります! 更新されるたびにワクワクしながらチェックしていたのは内緒です。
――登場キャクラターの中で、気になるキャラや好きなキャラはいらっしゃいますか?
夏彦はやはり思い入れもあるので一番好きです。夏彦以外だと……サリュかな? 誰よりも幼いのに“強い”っていうギャップがいいですよね(笑)。
――読者・ファンにメッセージをお願いいたします。
台本を読み、謎が解けていくたびにこの作品がどんどん好きになりました。そんな大好きな作品をぜひともプレイしていただきたい! ファンの方には言わずもがな、今回の記事で『ルートダブル』を知っていただいた方は、公式サイトをチェックし、『ルートダブル』の世界に触れ……そしてゲームをプレイし、夏彦をラボから救い出してください。
(C)イエティ/Regista
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