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2011年10月31日(月)

【電撃乙女部】あま~いロマンスだけじゃないビターな物語も展開する大人向け恋愛AVG『お菓子な島のピーターパン』

文:電撃オンライン

 残暑も過ぎ去り何を食べてもおいしい季節、食欲の秋がやってきましたね。大好きなゲームとお菓子があれば、人生他に何もいらない乙女見習い・おハナです。今回は最高級スイーツみたいに甘~いロマンスと、ドキドキ感を同時に味わえる、QuinRoseのPSP用恋愛AVG『お菓子な島のピーターパン』をみっちりプレイしました!

 タイトルにもあるピーターパンは、誰もが知っているあの緑色の服を着た少年のこと。そう、永遠に歳をとらないネバーランドに住み、妖精ティンカーベルといつも一緒に過ごしているピーターパン。物語は主人公の少女ウェンディ(名前変更可)が、義理の弟ジョン&マイケルと一緒に、なかば無理やりネバーランドに連れ去られるところから始まります。

『お菓子な島のピーターパン』 『お菓子な島のピーターパン』

 3人がネバーランドに連れてこられたのは、住人たちの退屈しのぎに開催されたお菓子コンテンストの審査をするため。ピーター=パン、ジェイムズ=フック、シザー=ガビアルウォッチ、ティンク=ベル、この4人が出品した不思議なお菓子から“本当に心からおいしいと思ったもの”1つだけを選べば元の世界へ戻してくれるというのに、ダイエット中のウェンディは断固としてお菓子の試食を拒否……。さらに長男ジョンは大の甘いもの嫌いと、ゲーム開始直後から大波乱が予想される展開です。まずはヒロイン・ウェンディと、彼女を取り巻く素敵な男性陣を紹介しましょう。

■『お菓子な島のピーターパン』メインキャラクターたち

●ピーター=パン(CV:石田彰)

『お菓子な島のピーターパン』

 ウェンディたちの住む世界を“退屈の世界”と呼び、3人をネバーランドに強引に連れてきた張本人。ネバーランドの子どもと呼ばれる不思議な存在で、性格は好き嫌いがハッキリして嘘がつけないまっすぐな部分もあるが、基本的にちょっとワガママ。見る人の気持ち次第で、その姿は子どもにも大人にも見える。お菓子の中ではドロップが好き。

●ジェイムズ=フック(CV:置鮎龍太郎)

『お菓子な島のピーターパン』

 原作でもおなじみ、鉤爪状の義手が特徴の海賊フック船長。ペットのオウムを投げつけたり、すぐに剣を抜くなど乱暴な人物だが、意外に礼儀にうるさいタイプ。部下にはかなり愛されている。チョコレートこそ最高のお菓子と信じて疑わず、船の中はチョコレートだらけ。攻略キャラクターの中ではもっとも女性がらみの話題が出てくる、女ったらし。

●シザー=ガビアルウォッチ(CV:三木眞一郎)

『お菓子な島のピーターパン』

 ネバーランドの海軍指揮官で、ペットの時計ワニはフック船長の左手を食べた張本人。指揮官だけありいつも冷静沈着、コンテスト参加者の中では一番常識人に見えるが、実は“好きなものは壊してしまう”というサディスティックな一面を持つ。とにかく破壊という言葉がお気に入りで、かじると壊れるお菓子のビスケットがお気に入り。

●ティンク=ベル(CV:杉山紀彰)

『お菓子な島のピーターパン』

 ティンカー=ベルの兄にあたる妖精。ネバーランドにはたくさんの妖精が存在するが、自ら「自分とティンカーは規格外」と言うだけあり、ひときわ派手な発言が目立つ。退屈が大嫌いで、安全な位置から他人が危険な目にあったり驚くのを見るのが趣味という、腹黒い性格。

●ジョン=ダーリング(CV:遊佐浩二)

『お菓子な島のピーターパン』

 ウェンディの義理の弟でマイケルの兄。勉強はよくでき何でも計画的にキチンと進める優秀な男の子だが、その代わり予想外のハプニングがおきると、頭が真っ白になって思考停止におちいるタイプ。甘いもの全般が好きではなく、特に過去のある思い出からプリンは大嫌い。ネバーランドの生活になかなかなじめず苦労するが、溺愛している弟マイケルの前では、兄の威厳を保とうと一生懸命。その姿は思わず笑いを誘う。

●マイケル=ダーリング(CV:立花慎之介)

『お菓子な島のピーターパン』

 ウェンディの義理の弟で3人の中では末っ子。そのせいか甘えん坊で要領がよく、基本的にあまり悩まない楽天主義者。ジョンと違って勉強は苦手だがスポーツが得意で、考え方も柔軟。ネバーランドの生活を誰よりも楽しもうと積極的な態度を見せる。ウェンディの態度や心の変化にはいつも素早く気が付く、意外に冷静な観察眼も持っている。お菓子は何でも大好き。

●ウェンディ=ダーリング(名前変更可能)

『お菓子な島のピーターパン』

 母に愛されたい一心で、何事も常に完璧を目指すダーリング家の長女。秩序やマナー、規則正しい平和な生活を好む真面目な性格のため、「楽しければすべてよし、退屈は大嫌い」というピーターの自由奔放っぷりや、元いた世界の常識ではとても理解できないネバーランドのルールに振り回されっぱなし。お菓子は口にしないと決めたのに、審査員になってしまう。

 →次ページでドキドキのイベントシーンを一部紹介!

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