News

2011年10月19日(水)

明日発売の『DEAD ISLAND』完成披露発表会で大惨事が!? ゾンビ好きな稲船氏も登場

文:電撃オンライン

 スパイクから明日10月20日にPS3/Xbox 360版が発売される『DEAD ISLAND(デッドアイランド)』の完成披露発表会が、東京のニコファーレで開催された。

 『DEAD ISLAND』は、ポーランドのTECHLANDが開発するアクションRPG。舞台となるのは、楽園として安息を与えてくれるはずの地だったバノイ島だ。ゲームでは、突如発生したゾンビたちにより、バノイ島は狂気と死臭にまみれた地へと変ぼうしてしまう。主人公であるプレイヤーは、生き延びるため、死人と戦い、島からの脱出を目指すことになる。

 いよいよ明日発売される本作の完成披露発表会には、同社のローカライズプロデューサー・飯塚康弘さんに加えて、comcept/interceptのCEO/コンセプターである稲船敬二氏が登壇。ソフトの魅力を語った後、協力プレイを披露した。

『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』
▲会場には試遊台も用意され、発売前のソフトを楽しむ人々の姿が見られた。また周辺には、世界観を模した不気味なオブジェが置かれていた。
『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』
▲フードコーナーでは、思わず食欲を失ってしまいそうなメニューが……。オリジナルカクテル2種類も楽しむことができた。

 イベントが始まるや、パノイ島の観光案内がスタート。開発が進み、南国の楽園を満喫できるパノイ島について、アナウンスが行われた。すると部屋のライトが消え、どこからかおどろおどろしい音が聞こえてくる。ステージ上のスクリーンでは、楽園が崩壊して地獄のような有様になってしまった映像が流された。

『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』
『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』

 明かりがつくと、壇上にゾンビが登場。ステージ上でくつろいでいた美女たちが、悲鳴とともに逃げ出した……のだが、よく見ると登場したのは、ゾンビメイクをした飯塚さん。初めてやったというゾンビメイクだが「楽しくて仕方ないので、このまま帰りたい!」と、ゾンビらしからぬ満面の笑みを浮かべた。

 ゾンビを題材にした作品は、ゲームにかかわらず多数あるが、本作の一番の違いは世界観だと飯塚さんは語った。南国のリゾートに、存在してはいけないゾンビがいる。さらに、舞台となる島はとにかく広大という点がポイントのようだ。

『DEAD ISLAND』
▲海外で発売され、すでに200万本を出荷している本作。飯塚さんは「1人でも多くのユーザーに届けたい」と話していた。

 ゾンビ好きな飯塚さんは、本作が海外で発表されるとすぐに注目したそう。今年の頭に開発中のソフトが届くや、社内でプレゼンを行い、日本国内での発売が決まったという。フットワークの軽い同社だが、これまでのローカライズソフトの中でも、もっとも短期間で決まったというエピソードも飛び出した。

『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』
▲島にあるさまざまなアイテムが武器になる。アイテム同士を組み合わせて、より強力な武器にするという仕組みも存在する。

 本作では日本語吹き替えが用意されているが、これは字幕を目で読むよりも、耳で日本語を聞いた方が臨場感があるためだとか。その分、収録が終わったにもかかわらず、開発元から追加のセリフが送られてきて、声優のスケジュールを再度設定する必要が生じたというハプニングもあったようだ。

『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』
▲プレイヤーが操作する4キャラにもそれぞれ特徴があるように、ゾンビにもさまざまな種類がある。

 ここで、歩き方から心理学まで把握するほどのゾンビ好きとして有名な稲船氏が登場。やはり稲船氏も1stトレーラーが出た時から気になっていたようで、このタイトルをスパイクが扱うことを聞いた時はうらやましかったとのこと。

『DEAD ISLAND』
▲イベント前、ゾンビの歩き方を飯塚さんに教えたという稲船氏。本作については、「明るいリゾートとゾンビのコントラストがいい!」と熱弁した。

 ここで、最大4人まで楽しめるオンライン協力プレイを披露。普段であれば、プレイヤー同士の攻撃は当たらないのだが、グレネードなどの爆発武器は例外。稲船氏のキャラが、スパイクスタッフの投げたグレネードでやられてしまうというアクシデントはあったものの、飯塚さんが稲船氏を回復したり、スラム街を探索したりして、『DEAD ISLAND』の魅力をアピールした。

『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』
▲プレイヤー同士でアイテムを交換することも可能なので、得意でない武器は他のプレイヤーに譲るのも手だ。▲ゾンビがゲームをプレイするという、ややシュールな1枚。

 プレイを終えた稲船氏は、「1人だとさみしいですが、4人だと心強いですね。飯塚プロデューサーもいますし! もっとやりたいです」と笑顔。1人称視点という特徴がある上に、協力プレイもあって長く楽しめる本作。「ゾンビファンはもちろん、そうでない人も楽しめます。むしろ、これでファンになってもらいたいですね」とメッセージを送った。続いて飯塚さんは、「明日発売されるので、楽しんでください。もう何度もエンディングを見ていますが、僕も1ユーザーとして明日からまた楽しみたいです」とコメントした。

 ゾンビのうめき声が会場に響き、イベントは終了……と思ったが、なんとイベント開始時にくつろいでいた美女がゾンビとして登場。そのまま報道陣に襲いかかるという演出があり、完成披露発表会は終了となった。

『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』 『DEAD ISLAND』
▲序盤は素敵な笑顔だった美女が、まさかのゾンビに。報道陣に襲いかかった美女ゾンビは、今度は出演者に襲いかかるため、ステージに戻っていった。
『DEAD ISLAND』
▲ゾンビメイクをしている飯塚さんは「ゾンビの格好までさせてもらって、本当に楽しかったです!」とイベントを振り返る。稲船氏は「ゾンビ好きで美女好きの僕には、このシチュエーションはたまらない!」とコメントし、報道陣を笑わせた。

(C) Copyright 2011 and Published by Deep Silver, a division of Koch Media GmbH, Gewerbegebiet 1, 6604 Hofen, Austria.Developed 2011, TechlandSp. z o.o., Poland.
(C) Copyright 2011, Chrome Engine, TechlandSp. z o.o. All rights reserved.

データ

▼『DEAD ISLAND(デッドアイランド) 日本語版』
■メーカー:ズー
■対応機種:PC(対応OS:Windows)
■ジャンル:ACT
■発売日:2011年10月20日
■希望小売価格:8,190円(税込)
 
■『DEAD ISLAND(デッドアイランド) 日本語版』の購入はこちら
Amazon.co.jp

関連サイト