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2011年10月25日(火)

『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』の限定版同梱物やゲーム内容を公開

文:電撃オンライン

 角川ゲームスは、12月22日に発売するPSP用ソフト『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』の新情報を公開した。

『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』
『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』
illustrated by Yuu Kamiya

 本作は、TVアニメやコミックスなどメディアミックスを展開中のノベル『いつか天魔の黒ウサギ』(富士見書房)を題材にしたPSP用ソフト。学校行事の運営から、魔物退治など波乱万丈な生徒会業務を体感できる“生徒会ライフ体感アドベンチャー”となっている。ゲームでは、オリジナルのストーリーがフルボイスで展開する。

 本作のゲームの進め方や、原作を踏襲して15分間に7回まで復活できるバトルなど、概要を紹介する。

■プロローグ

 異世界への道をつなげる次元の裂け目“道程(みち)”を管理するために建てられた宮阪高校。その生徒会には、俺様生徒会長の紅月光をはじめ、雷の悪魔娘・安藤美雷、最古の魔術師・サイトヒメアなど個性的なメンバーがそろっていた。15分間に7回殺されないと死なない体質になったせいで、ムリヤリ生徒会に入ることになった鉄大兎は、受難の日々を送っていた。

 そんなある日、大兎たちは突然、“道程”により別次元の宮阪高校へと飛ばされる。そこは、敵もいない平和で普通な宮阪高校だった。しかし、同時に宮阪高校の存在意義“道程”も消失していた。大兎たちは元の世界に戻るため、“もうひとつの宮阪高校”の調査を開始するのだった。

●時間がループする、もうひとつの宮阪高校

『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』

 もうひとつの宮阪高校では、時間がループしているため、問題を解決しなければ次の時間軸に進めない。別時間軸でのストーリーになっているので、実際の宮阪高校では体験できなかった入学式などのイベントを楽しめる。

■ゲームの進め方

・1年間の生徒会ライフを送ろう

 プレイヤーは鉄大兎となり、宮阪高校の生徒会メンバーとして1年間を過ごす。月ごとに季節の学園行事が起こったり、道程から多様な魔物が現れたりする。

・宮阪学園を探索して、出会った仲間と信頼関係を築け

 宮阪学園の生徒会業務は多種多様。学園行事の運営を行ったり、魔物から生徒を守るため戦ったりすることもある。各所にいる仲間たちとコミュニケーションをすることで、生徒会業務を円滑に遂行しよう。

・学園を守るため、15分間7回死なずに敵を倒せ

 魔物が現れると、魔法によるシューティングバトルが発生する。広域拡散、一点集中、連鎖攻撃など、さまざまな能力を持ったキャラクターと協力して撃退しよう。無事倒せれば仲間の信頼度もアップする。制限時間を越えたり、7回死んでしまうとゲームオーバーだ。

『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』 『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』
▲大兎の視点で、画面奥から迫る敵の攻撃にカーソルを合わせて迎撃していく。うまく行くと、ゲージが増加して必殺技が使えるようになる。仲間を切り替えることで、迎撃させることも可能だ。

・学園行事をコーディネートし、ヒロインたちの好感度をアップ

 仲間たちとのコミュニケーションで、学園行事の方向性を決めていける。真面目な出店がある学校祭、ユニークなパン食い競争の体育祭、ドキドキの身体検査など、いろいろな行事がある。

『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』 『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』 『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』
『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』 『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』
▲月ごとに、いろいろな学園行事を楽しめる。イベントCGも満載だ。

■初回限定版同梱の“生徒会シークレットデータセット”の内容が公開

 初回限定版には、ビジュアルブック、ボイスCD、収納BOXがセットになった“生徒会シークレットデータセット”が同梱される。

『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』 『いつか天魔の黒ウサギ ポータブル』

 “生徒会ビジュアル議事録”は、イラストや設定など生徒会メンバーの資料を集めたもの。ここでしか見られない極秘データがフルカラー仕様で掲載されている。“隠し撮りシチュエーションCD”には、生徒会のオールキャストが出演。原作者・鏡貴也さん書き下ろしによる、宮阪学園生徒会のとある1日の様子を隠し撮りしたシチュエーション系ボイスCDになっている。

 さらに初回限定版の予約特典として、“乙女の秘めごとディスク”が付く。ヒメアたちヒロインたちが勢ぞろいしたデジタルデータ集で、ここでしか入手できないオリジナルカスタムテーマ集や壁紙などが多数収録されている。

(C)2011 鏡貴也・榎宮祐/富士見書房/宮阪高校生徒会
(C)鏡貴也・榎宮祐/角川書店

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