2011年10月27日（木）

【Forza 4 集中連載 Vol.4】クルマのチューニングだけでは速くはなれない

　初めて買った愛車はJZA70スープラ。衝動買いに近かったので、親に買ったことを報告したら「バカか」と一蹴されました。飯塚です。そんなことはさておき、今回は誰もが「うまくできない」とつまづく、クルマのセッティングについての攻略法をお届けいたします。写真は10年前に乗っていたスープラです。

　ひと言でクルマのセッティングと言っても、クルマにパーツを取り付けて性能を上げる“アップグレード”と、タイヤの空気圧やサスペンションの硬さなどを変える“チューニング”の2つの意味を持っています。まずは前者のアップグレードからご説明いたします。

最初のうちはクイックアップグレードで十分

　アップグレードは勝てるクルマを作るためには必要不可欠な行為です。速くなるために必要なパーツを取り付けたり、交換したりすることでクルマ全体の性能が上がり、これまでよりも速く走れるようになるのです。

　とはいえ、アップグレードパーツが用意されているメニューは6カテゴリー30種類以上が存在します（クルマによって異なります）。クルマに馴染みがない人は、パーツの海にいきなり放りこまれて、何をどうしたらいいのかわからない人も多いでしょう。

　そこで初心者にオススメしたいのが“クイックアップグレード”です。これは上げたいPIの数値（パフォーマンスインデックス：クルマの全体的な性能を表す）まで、パーツを自動でみつくろって取り付けてくれる機能です。元々のクルマのランクによりますが、結構バランスよくパーツを選んでくれるので、これだけで細かく設定しなくてもキャリアモードは勝ててしまいます。


▲同じクルマで自分のセッティングとクイックアップグレードのタイムの差を計測してみました。1977年式FireBird Trans Amでメープルバレーショートを走り、自分セッティングが48秒286、クイックアップグレードが47秒967でした……。ちょっと凹みました。