2011年10月28日(金)
――優勝おめでとうございます。まず、今回使ったデックを教えていただけますか。
ヒデさん(以下、ヒ):“ドラジェ”です。
側近Bさん(以下、B):“水土ナーガラジャ”ですね。
――この組み合わせのデックを選んだ理由はなんでしょうか?
B:2つのデックでカードが被らない、カードプールを最大に生かせるというのが理由です。
ヒ:まず“ドラジェ”を組んで、残ったカードで一番強いデックとなるとやはり“水土ナーガラジャ”だという感じですね。
B:バードマンデックなども組んだのですが、やはりデックパワーという点でもこの2つの組み合わせが強いですね。
――先鋒が“ドラジェ”、大将が“水土ナーガラジャ”という配置には何か意味があるのでしょうか?
ヒ:いや、これはたまたまです。特に意味はありません。
――本選に向けての意気込みなどがあればお聞かせください。
B:相方が最高のプレイヤーなので、このチームでぜひ優勝したいです。
ヒ:僕も「組むならこの人だな」という人と組めたので、いい成績を残せるよう頑張りたいです。
――ありがとうございました。本選も頑張ってください!
――優勝おめでとうございます。まず『モンコレTCG』歴はどのくらいですか?
ペンぎんの王様さん(以下、ペ):最初からやってます!
――そうなんですか。では今回のこのデックもやっぱり研究して大会に出られたわけですね。
ペ:いや、実はこのデック触るの、初めてだったんですよ。
――えっ! それで優勝しちゃったんですか、すごい!
ペ:今のカードプールでは先攻を取ったらとりあえず有利なので、それで勝てた感じですね。
――なるほど。“モンコレ甲子園”の方にも参加されているのですか?
ペ:はい、遠征した岡山大会で権利を獲得しました。今日も甲子園の方に出ていたんですが、途中で棄権してこっちに出ました。
――それで優勝……。
ペ:はい(笑)。
――では、その本選の方で注目しているデックはありますか。
ペ:今の環境ならばナーガラジャ1強ですね。とりあえず使っておけば勝てます!
――本選に向けての意気込みなどはありますか?
ペ:相方に頑張ってもらいたいですね。岡山の大会でも相方は3勝2敗と振るわなかったので、相方の頑張り次第だと思います。
――オレは大丈夫だ、と(笑)。
ペ:はい(笑)。
――ありがとうございました。本選でも頑張ってください!
このインタビューをしていても思ったが、この日強く感じたのは『モンコレTCG』は実力がハッキリ出るゲームだ、ということ。デックからカードを引くというゲームシステム上、どうしても引きに左右される面はあるが、他のTCGに比べて勝敗の決定要素において運の割合が低く、そのぶんプレイングの割合が高いと感じた。パーティの構成、隊列、そのターン戦闘するパーティに合わせた手札など、プレイヤーの選択肢が思っていたよりずっと多い。これまで筆者はそういった要素を漫然とプレイしてきたが、ここに大きな差があると、1日大会に出て強く思った。同時に『モンコレTCG』はただのカードゲームではない、という思いもより強くなった。
11月には新ブースター『ソラステルの堕天使』も発売され、さらに広がりを見せる『モンコレTCG』。入口は広く、ゲーム性は奥深い『モンコレTCG』。12月の決勝大会を含め、今後の展開から目を離せなくなりそうだ。(カワカミ雁々)
▲トーナメントの優勝者には、カードをあしらった盾が贈られた。 |
▲それぞれのトーナメントの優勝者。また、この日は声優の民安ともえさんとTheマッシュさんによるガンスリンガーイベントなども併催され、こちらも大いに盛り上がっていた。 |
■“モンコレ甲子園2011冬”
【開催日】
・2011年10月1日 大阪大会(※終了)
・2011年10月8日 岡山大会(※終了)
・2011年10月15日 博多大会(※終了)
・2011年10月22日 東京大会(※終了)
・2011年10月29日 横浜大会
・2011年11月5日 仙台大会
・2011年11月12日 札幌大会
・2011年11月19日 名古屋大会
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