『Kinect： ディズニーランド・アドベンチャーズ』は子供たちが楽しむだけではもったいないゲームである

文：電撃Xbox

　本場カリフォルニア・アナハイムのディズニーランド・パークを表現し、Kinectを使ってディズニーランドという世界を楽しめる夢のゲームソフト『Kinect： ディズニーランド・アドベンチャーズ』。“ジャンル：ファミリー”と書いてあることもあって、ミニゲームを寄せ集めたような子供だましのゲームと思う人もいるかもしれません。しかし、ハッキリと言わせていただくと、そんな生半可なゲームではないのです、本作は。

　そんなわけで本題に入りますが、今回は品川の日本マイクロソフト本社にてプレス向けの本作の体験会がありましたので、そのプレイインプレッションをお届けいたします。

　ちなみに私、飯塚はそれほどディズニーランドに対して思い入れはないのですが、地元の友人夫婦＆娘2人がとてつもないディズニー好きでして、同時発売されるディズニー・ストア限定の『Kinect： ディズニーランド・アドベンチャーズ Disney Store 限定パック』を買って送りつけようかなぁ、なんて思っているんです。そうすることで、彼ら家族はディズニーランドを自宅でも楽しめるし、僕も彼らの家に泊まりに行ったときにKinectで遊べるという、まさにWin-Winの関係が築けるというわけです。問題は予算が残っているのかどうかという部分ですが、そこは考えないようにしておきます。

▲Disney Store限定で販売されるXbox 360 4GB＋Kinectセンサーと本作がセットになった『Kinect： ディズニーランド・アドベンチャーズ Disney Store 限定パック』。ソフトのほかにこのモデル限定のピンが付属します。価格は35,000円（税込）。

作り込まれた箱庭世界はまさしくディズニーランド・パークそのもの

　本作のゲーム内容は、Kinectでキャラクターを操作し、パーク内を自由に歩きながらディズニーの仲間たちとの触れ合いやアトラクションを楽しむというものです。パーク内は雰囲気たっぷりに表現されていて、周りからかすかに聞こえてくるカントリーミュージックや子供たちの声などは、ディズニーの世界そのもの。アナハイムのディズニーランド・パークは行ったことがないですが、東京ディズニーランドでも同じような感じなので、きっとそうなのでしょう。

▲ゲームでのパークマップ。アナハイムのディズニーランド・パークの公式サイトを見たところ、よく表現されている。皆さんも実際のマップと見比べてみて。

　パーク内では、ミッキーマウスやドナルドダック、グーフィーなどのディズニーの仲間たちからのお願いをこなしていきながら、探しものを見つけてあげたり、各キャラクターからサインをもらったり、一緒に写真を撮ることが可能です。また、お願いの中にはアトラクションに参加してクリアするものがあるなど、キャラクターに密接したアトラクションも数多くあります。

▲パーク内にいるディズニーの仲間たちとハグをしたり、一緒に踊ったり……。思わず笑みがこぼれてしまう瞬間だ。

▲カメラを使って、ディズニーの仲間たちとのツーショット写真を集めることができる。これも頼み事の1つだったりする。

▲パーク内にはミッキーマウスの形をしたさまざまなオブジェ“隠れミッキー”がある。この隠れミッキーを探すことは実際のディズニーランド・パークでも人気なのだ。私はついこの間知りました。

　このゲームはアトラクションがたくさん用意されただけのミニゲーム集ではなく、パーク内を探検してキャラクターに会いながらアトラクションをプレイしていく、アクション・アドベンチャーゲームなのです。

オッサンが楽しむ模様を写真でお伝えします→（2ページ目へ）

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データ

関連サイト

• 『Kinect： ディズニーランド・アドベンチャーズ』公式サイト