今井麻美さんがアルバム『Aroma of happiness』のCDプレス工場を訪問！ ……の模様を今井さん自らレポート!!

文：電撃オンライン

　ここから少し趣向を変えて、商品を管理しているスペースへ。案内してくださっているスタッフさんが「じどうそうこが……」と仰っていたのですが、いまいちピンと来ないので、周りにうず高く積まれている段ボールの山を見ながら、ほへ～っと口を開けながら歩いてました。

　段ボールに「AKB」と書いてあったので、「あ！　これアイドルのAKB○8のですね！」というと、「それはたまたまそういう品番です……」と、ちょっと恥ずかしいやり取りをしたり（笑）。たどり着いた先には爽やかな青年が笑顔で迎えてくださいました。スタッフさんが「ここが自慢の自動倉庫です！」と促してくださった先には、とんでもない高さと奥行きの棚が広がっていました。目視ではどのくらいの大きさかパッとわからないくらい！　間違いなくその時の私の効果音は「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ」だったと思います。例えるならば、映画『マト○ックス』の人間育成の機械とか、お届け物を機械でしてくれるドラ○もんの世界にありそうな未来マンションといったところでしょうか。

　棚には形の違う段ボールがところ狭しと並べられていて、その中にはCD制作に必要な印刷物などが入っているそうです。爽やかな青年がピピピッと画面に入力をすると、明らかに意思をもった運び屋の機械がスサササササササと動いて段ボールを運んでくれます。今いる私たちの階の上の階でも同じ操作ができるらしく、何台もある運び屋さんがスイスイ動き回っていました。これを人の手でやろうとすると、とんでもない時間と労力がかかるんでしょうね。もし、この作業を人の手に頼るようになったら、きっと私のCDも価格がいくらか増してしまうんだろうな～……とそんな事を考えてしまうくらい壮観な場所でした。ふは～。

　次は、CDの組み立て作業の場所へ。今回見せていただいたのは手でCDを組み立てる作業。もちろん機械で組み立てることもできるのですが、さっき私が書いたサイン入りCDを笑顔がキュートなかわいらしい女性スタッフが丁寧に組み立ててくださいました。

　ひとつひとつ丁寧に、中に入る歌詞カードとかが折れ曲がっていないか、見てくださっています。そして、なぜか壁には「熱烈大歓迎　今井麻美さん！」のポスターの数々！　これでもか、これでもか！　と貼ってくださっています。「全部漢字で熱烈大歓迎って書いたら中国にきたみたいでしょ？」とここのエリアのスタッフさんはお茶目さんです♪

　しかも、そこの若い男性のスタッフさんの1人が、私のことを知っていてくださっていたようで、「応援しています！」と声をかけてくださいました。過去にこちらの工場には、なんと皇太子殿下や本当に多くの有名アーティストさんが来たことがあるのだそうです。そんな中、私のことをもともと応援してくださっているスタッフさんが居てくださったことが、すごくすごく、すご～くうれしかった！　ありがとうございました★　えへへ。

　そして次の工程へ。次はでき上がったCDに帯を付けてビニールで包む作業。先ほど手作業で組み立ててくださったCDをくるみます。ここで、スタッフさんから「今井さんもやってみませんか？」とお誘いが。人の手が必要なのはCDに帯を装着して、ベルトコンベアに載せる作業です。本当は世の中にあるさまざまなCDの形に合わせて微妙なビニールの寸法などを機械に入力する目利きが必要なのですが、そこはヒョイっと来たばかりのヒヨコにもなってない卵以下作業員にできるわけもないので（※それくらい繊細な作業だそうです）、私と同じ山口県出身の鬼教官（※みなさんに包装の鬼と呼ばれてました＾＾）におまかせして、私は送り出しの作業へ。

　初めは恐る恐るベルトコンベアに置いていましたが、慣れてくるとサササと置けるようになりました。コツは、ベルトが動いているときに置くことで、止まっている時に置いてしまうと、その後動き出した時にCDと帯がずれてしまって、ビニールでくるんだ時にずれてしまうんだそうです。周りの方に「上手！」とおだてられたのもあり、私もここに就職できちゃうかも！　なんて思っていたら、私のゆっくりスピードでは鬼教官に怒られちゃいます＾＾；　とのこと。調子に乗っちゃいました！　すみませ～ん鬼教官！　でも実際に作業ができて、とっても楽しかったです。ありがとうございました★

　こうして、ひと通り工場を案内していただきました。私は声が大きいので、つい多くの作業中スタッフの方のお邪魔をしてしまいましたが、本当に楽しくて、CDを作る過程を見せていただけてうれしかったです。

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• 5pb. Records