2011年11月24日(木)
バンダイナムコゲームスから12月17日に発売されるPS Vita用ソフト『リッジレーサー』と『塊魂 ノ・ビ~タ』を、バンダイナムコゲームスさんでプレイしてきたので、そのレポートをカネキングがお届けします。
メディア体験会の会場には、両作の開発スタッフの方も駆け付けてくださり、お話を伺うこともできました。そのあたりの内容も、あわせてお届けします。なお、今回プレイした試遊版は、現在実施中の“PS Vita PLAYキャラバン”で使用されているものと同一のものになるそうです。
▲メディア体験会に駆け付けてくださったスタッフの方々。 |
もはやローンチソフトのおなじみのタイトルと言ってもいいレースゲーム『リッジレーサー』。本作は、PS Vitaの有機ELディスプレイによるキレイなグラフィック、レースの状況に応じて変化するサウンドエフェクト、ドリフトによる爽快なプレイの3つがポイントだそうです。
ゲームを始めると、まずは所属するチームの選択が行われます。これは、○□△×がモチーフになったチームのいずれかに所属し、ネットワークを通じて対戦する“プラネタリリーグモード”に影響するとのこと。○と□が協力して、△と×を相手にする、といったようなミッションが毎日配信され、1カ月ごとにポイントを競い合います。Wi-Fiによるリアルタイム対戦か、ゴーストデータを使った対戦のどちらかで遊べるそうなので、対戦がニガテな人でも気軽に楽しめそうですね。
続いて、5つのマシンから自分が使う1台を決定して、いよいよゲームスタート。体験版では、スポットレースとガレージの2つのモードが選べました。ガレージはレースに勝つと手に入るポイントを使い、マシンを強化していくモード。なので、まずはレースに挑戦です。
選べるコースは3つ。まずは“アルプス山岳コース”を選んでみます。さて、まず驚いたのはやはりグラフィックですね。実際にプレイしてみると、確かにPS Vitaのグラフィックのキレイさは、PSPの比ではありませんでした。しかし、レースゲームがニガテなこともあり、ゲームの方はCPUに半周以上差を付けられてブッチギリの最下位。2つ目の“港湾の夜景コース”にも挑戦しますが、やはり1回目と同じ結果に。うーん……やはりレースゲーム初心者にはハードルが高いのか。
▲美麗なグラフィックはPSPとはケタ違い! まずはそこに驚きます。 |
とはいえ、ポイントは負けてももらえたので、気を取り直してガレージでマシンを強化します。この強化画面は地図のようになっていて、ポイントを使って道を好きなように伸ばしていくことで、好きなパーツをアンロックしていくことができる仕組みです。
ここでは“ニトロ(加速できるゲージ)”を1枠追加できるパーツをアンロックして、3つ目のコース“リゾート都市コース”に挑戦です。が、その前に、もう1つ項目があったのを思い出しました。それはドリフトの調整です。本作ではドリフトを、マイルド、スタンダード、ダイナミックのいずれかに調整できるのです。初心者にオススメなのはマイルドと教えてもらったので、マイルドに切り替えていざ出陣!
すると……さっきまでの負けがウソのように勝てるじゃないですか! 前は半周以上差がついていたのに、今度は余裕の1位をキープ! ドリフトがやりやすくなったのか、自分が慣れてきたのか、はっきりと体感はできなかったのですが、とにかく効果はあったようです。これなら初心者でも楽しめそうですね!
こうして気持ちよく勝ちを決めて、無事体験を終えられました。ちなみに“サウンドエフェクト”についてですが、後でサウンドディレクターの方にお話を伺ったところ、大ジャンプを決めている時などに音にエフェクトが掛かり、盛り上がるような演出になっているとのこと。PS Vitaでは、ハードの仕様からこういったエフェクトが掛けやすくなっているそうです。PS Vitaタイトルは“音”に注目してみるのもいいかもしれませんね。
→塊をぐにょーんと変形させられる!?
『塊魂 ノ・ビ~タ』をプレイ!(2ページ目へ)
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