『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編』神室町に戻った龍也は――仲間とドラゴンヒートを守るため大阪の強者と拳を交える！

文：電撃オンライン

　セガは、2012年春に発売するPSP用ソフト『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編』のゲーム概要を公開した。

　『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編』は、2010年9月にPSPで発売された『クロヒョウ 龍が如く新章』の続編。今作では、『龍が如く』シリーズや前作でおなじみの神室町に加えて、『龍が如く2』以来となる大阪・蒼天掘の街もゲームの舞台になる。また、今作で主人公の右京龍也を演じるのは、前作のTVドラマ版で龍也を熱演した斎藤工さん。他にも要潤さん、高知東生さん、大杉漣さんといった俳優陣や、浪川大輔さんなどの声優陣も出演する。

▲夜の蒼天掘（左）と神室町（右）。この画像だけでも雰囲気の違いがよくわかる。

▲神室町と同様、リアルな街並みを再現した蒼天掘。神室町とはまた違う、大阪らしい遊びも用意されるようだ。

▲龍也を操作し、アドベンチャーパートで蒼天掘の街を歩いている場面。シナリオの展開に応じて、仲間を連れて歩けるようにもなった。

　この記事では、物語のプロローグや、龍也のライバル的存在になるであろう人物・秋田靖人など、ゲームの基本情報を紹介する。

†ドラゴンヒートを背負う龍也と阿修羅を背負う秋田靖人†

右京龍也　CV：斎藤工

▲龍也のCGモデル。

　かつてはどうしようもない不良少年で、傷害事件を起こして少年院にも入ったことがある。少年院から出てきた後も更生することなく、闇金融を襲撃して金を奪おうとした際、殺人容疑をかけられる。

　警察から逃れ、自由の身になるための唯一の条件は、地下格闘場“ドラゴンヒート”史上、誰も成し遂げていない10連勝をすることだった。連勝を重ねていくにつれ、龍也の母親が焼死した放火事件にも絡む強大な悪の存在を知り、その巨悪を倒すものの、引き換えに生き別れていた父親を亡くしてしまう。

　その後、武者修行のため単身渡米し、そこでプロボクサーとしてデビューするチャンスを手に入れて帰国するが、存亡の危機に陥ったドラゴンヒートとその仲間たちを助けるため、再び戦うことを決意する。

秋田靖人　CV：高知東生

▲秋田のCGモデル。

　大阪にある地下格闘技集団“阿修羅”のリーダー。かなり若いが、くぐってきた修羅場の数は数限りなく、東城会の幹部を前にしても臆することなく張り合うだけの胆力を持っている。蒼天堀で秋田にかなう不良はおらず、“鬼狩りの秋田”の異名を持つほどの強さを誇る。

　だが秋田の強さは、ケンカにだけあるのではない。カリスマ。自分よりも強い年上の男たちですら、惹きつけて屈服させるだけの強烈なカリスマこそが秋田の真の強さである。龍也が一匹狼なのに対し、秋田は阿修羅という巨大な軍団を率いる総大将ともいえるだろう。蒼天堀最強と言われる“阿修羅八部衆”を配下に従え、東京制圧の野望を燃え上がらせている。

(C)SEGA

データ

関連サイト

• 『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編』公式サイト