『ラビリンスの彼方』の公式サイトが更新！ 戦略性の高いバトルシステムを公開

文：電撃オンライン

　KONAMIは、2012年1月19日に発売する3DS用ソフト『ラビリンスの彼方』の、公式サイトを更新。新たな情報を公開した。

　『ラビリンスの彼方』は、KONAMIとトライエースがタッグを組んで制作する完全新作RPG。3D立体視で演出された幻想的で美しいダンジョンを、少女とさまよいながら出口を求めて旅をすることになる。今回公開されたのは、“バトル”と“世界観”の追加情報だ。

■3すくみの属性を踏まえたバトル

　本作では、ダンジョン内で敵に出会うとシームレスに戦闘が開始される。戦闘はターンが回ってきたら順に攻撃するシステムだが、攻撃はコマンドを選ぶのではなく“攻撃の強さ”と“ターゲット（攻撃対象）”を選ぶ形になっている。

　各キャラクターは、行動順という値を持ち、その値が一番小さいキャラクターが攻撃する。攻撃すると、攻撃の強さに比例した値が行動順に加算されて次の行動順番が下がる。例えば“攻撃の強さ”が大きい攻撃をするほど、次に回ってくる攻撃の順番が後になる。

　さらに、行動順に加えて重要になるのが各キャラクターの“属性”だ。少女以外のキャラクターは、敵・味方含め必ず“グーテシウム”“チョキロム”“パーティリウム”という3つの属性のどれかに必ず属している。少女は例外で、どの属性にも属していない。

　3つの属性には“3すくみ”の強弱関係があり、攻撃のダメージ量に影響を与える。同じ攻撃の強さ（チャージ数）で攻撃しても、ターゲットの属性によってダメージが変化。ターゲットを変えることで、下画面に表示される、攻撃後の相手のHP予測値が変わる。

　また、グーテシウム属性のキャラクターがチョキロム属性のキャラクターを攻撃した場合など、強い属性の攻撃を受けると、攻撃されたキャラクターの受けたダメージ（HP）が空中に放出される。

　放出されたHPは、次に攻撃したキャラクターが吸収し、吸収した分HPが回復する。ただし、吸収するのはキャラクターと同じ属性のHPのみ。放出されたHPは、次に同じ属性のキャラクターが攻撃するまでは、吸収されずに残る。

　放出と吸収は味方関係なく発生するので、ターンの順番が非常に重要となる。例えば敵にダメージを与えても、次に攻撃順が回ってくる同じ属性のキャラクターがまた敵の場合には、敵が回復してしまう。そのため、敵が回復しないように、味方が回復するように、行動順を調整するために“攻撃の強さ”を選ぶなど、先手先手を読む戦略が必要になってくる。

　公式サイトではバトルシステムを紹介した映像も公開されているので、ぜひチェックしてみてほしい。

■薄暗い“謎の部屋”とは？

　公式サイトの“WORLD”のページでは、さまざまなエリアの画像が公開されている。溶岩の流れるフロアや水があふれるフロアなど、ダンジョンは多数の表情を見せるエリアに分かれている。

　また、“謎の部屋”の情報が公式サイトに追加された。“謎の部屋”に関しては、詳しい情報は明らかにされていないが、その部屋には何か文字が刻まれた石板が置かれているのがわかる。

(C)Konami Digital Entertainment

データ

関連サイト

• 『ラビリンスの彼方』公式サイト