2011年12月27日(火)
Android端末向けポータルサイト“SQUARE ENIX MARKET”のレビュー企画もひとまず最終回! 最後を飾るのは、『ドラゴンクエスト モンスターズ』シリーズの最新作にして、初めて携帯電話向けに開発された育成RPG『ドラゴンクエスト モンスターズ WANTED!』です。それではどうぞ~。
ゲームを開始すると、まずはキャラクターメイキングを行います。自由に決められるのは、性別・顔・髪の色・服装・服の色の5項目+キャラクター名と町の名前。どのパーツも個性豊かなデザインなので、誰にでも好みのキャラクターが作れるかと思います。またフィーチャーフォン版で“復活の呪文”を取得している人は、冒険の書を引き継ぐことも可能です。これならEZアプリで遊んでいた人も、安心してAndroidに乗り換えられますね♪ あと1つ助言をするならば、名前は他のプレイヤーからも見えるので、よく考えて決めてください。ちなみに私は“電撃オンライン”という名前で登録してしまい、非常に恥ずかしい思いをしました(泣)。
▲一番左のキャラクターは、いかにも鳥山デザインって感じですね。 | ▲私はお姫様をイメージして作成。30分くらい掛かったのに、あとで見たらサンプルとまったく同じ……(泣)。 |
主人公は、荒野で行き倒れているところを酒場の店主に保護され“ハンター”として働き始めることになります。なぜハンターなのかというと「暮らしたいのならハンターになるしかないんだ」だそうです。他にも仕事があるのでは……と思わなくもないですが、そう言われてしまったら仕方ない。とりあえず店主からハンターの手ほどきを受けてみました。
▲助けてもらった上に基礎を教えてくれたり、魔物をくれたりと、親切極まりない店主。頭が上がりません。 |
どうやらこの世界には“ハンター・バトル・錬金”という3つのランクがあり、これらを上げていくのがハンターにとってのステータスみたいです。またそれぞれのランクは“クエスト”と“闘技場”で戦闘したり、装備品を“錬金”することで上がり、一定レベルになると様々な要素が解禁されていくのだとか。ちょっと複雑だけど、やり応えはありそうっ!
▲錬金術などで手に入れた装備品は、忘れずに装備させましょう。キチンと店主が教えてくれたのに私ときたら……っ! |
店主からもらった魔物を操って、早速モンスター討伐へ向かいましょう。最初の“クエスト”はバブルスライム討伐。1匹目としてはハードルが高そうに感じましたが、こちらのメンバーもかなりのもの。あっさりぶっ飛ばしてしまいました。戦闘システムは今までとまったく異なり、モンスター同士がぶつかり合って、能力の高いほうが相手を文字通りぶっ飛ばすというもの。少し手持ち無沙汰なところもありますが、放っておいてもサクサク進んでいくのは見ていて楽しいです。モンスターもかわいいですしね。
▲“HINT”に応じて戦わせる魔物を変えれば、負けることはありませんでした。またクエストの数が増えてくると、左右フリックで別の依頼を選ぶこともできます。 |
▲このまま相撲の立ち合いのようにぶつかり合います。クエストを達成すれば報酬がもらえる他、倒したモンスターが宝箱を落とすことも。 |
お次は“闘技場”に挑戦です! ここでの戦闘はシリーズでおなじみの画面で展開。“クエスト”での戦闘も嫌いではないですが、やっぱり『ドラゴンクエスト』の戦闘は、このシステムに限りますね。なんというか……ワクワク感が違います! なおルールは3on3対戦で10ターン以内に相手を全滅させるというもの。CPU操作により自動で戦闘が行われていきます。バトルが好きな人には残念でしょうけど、戦術が組めない代わりにパーティ構成などの戦略性が高くなっているので、私としては十分に楽しめました。
▲こちらが攻撃しかできなくても、当たり前のように魔法を使ってくる相手パーティ。ちょっとズルくありません? |
▲闘技場で勝つとメダルを入手し、集めればモンスターと交換できます。 |
また『ドラゴンクエスト モンスターズ』といえば、忘れてはならないのが配合! 特に本作は箱庭ゲームに近く“ラスボスを倒せばクリア”というわけではないので、一番の楽しみは配合で最強の魔物を作ったり、すべての魔物をコンプリートすることではないかと思います。他にも通信機能を使って他プレイヤーの町を訪れるなど、さまざまな要素・機能が盛り込まれているので、遊び方は人それぞれ。自分なりの楽み方を見出せると、長~く遊べるゲームではないでしょうか?
▲一度休憩してから再開すると、他のプレイヤーが町にいてビックリ! | ▲個人的に気に入っていたのがクエストの説明。依頼者のおもしろコメントがいっぱいです。 |
【ダウンロードはこちらから!(auのAndroid端末限定)】
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