クリスマス商戦を制したのは3DS『マリオカート7』！ 新作ではPS3『無双OROCHI2』が健闘

文：電撃オンライン

　週末がクリスマスとなった12月第4週（集計期間：2011年12月19日～25日）のソフト販売ランキングは、3DS『マリオカート7』が3週間ぶり2回目の1位を獲得しました。発売4週目となる『マリオカート7』は、前週比43.6％増の25.4万本を販売。累計販売本数は103.4万本に達し、発売4週目でミリオンヒットを達成しています。ちなみに、発売4週目でのミリオン突破は、累計381万本を売り上げたDS版『マリオカートDS』の6週間を上回るペースでの記録達成となっています。

　2位には、一騎当千の爽快アクションが魅力の『無双OROCHI』シリーズ最新作、PS3『無双OROCHI2』が初登場。販売実績は推定20.1万本（店頭消化率70％前後）と、PS2版『無双OROCHI 魔王再臨』の初週実績22.8万本（累計44.5万本）には及びませんでしたが、2009年3月に発売されたPS3版『無双OROCHI Z』の10.4万本（累計27.6万本）を大きく上回る順調なスタートを切っています。

　続く3位と4位には、『マリオカート7』とともに3DS市場の牽引役となっている『スーパーマリオ 3Dランド』と『モンスターハンター3（トライ）G』が顔を並べました。販売実績は、『スーパーマリオ 3Dランド』が17.4万本（累計100.1万本）、『モンスターハンター3（トライ）G』が15.7万本（累計87.7万本）。『スーパーマリオ 3Dランド』は発売8週目で『マリオカート7』とそろってミリオンヒットを達成しました。前記3タイトルの活躍により、ハード市場では3DSが非常に活発な動きを続けています。この週も過去最高となる48.4万台を販売。累計販売台数は409.0万台に達して、発売から8か月で400万台を突破しています。

　この他の新作では、人気SLG『SDガンダム ジージェネレーション』シリーズの最新作、3DS『SDガンダム ジージェネレーション 3D』と、7月に発売されたWii『イナズマイレブン ストライカーズ』にさまざまな要素をプラスしたWii『イナズマイレブン ストライカーズ 2012エクストリーム』がトップ10内に初登場。旧作では、Wiiや3DSの定番・キャラクター作品が総じて販売実績を伸ばしました。

　一方、先週発売されたPS Vitaは、今週7.8万台を販売して累計販売数を39.6万台まで伸ばしましたが、同期間における3DSの販売実績が58.4万台だったことを考えるとやや伸び悩んでいる印象です。（アスキー総合研究所）

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはアスキー・メディアワークスまで。

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