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2012年1月10日(火)

【PS Vita 同時発売タイトル インプレッション】『RIDGE RACER(リッジレーサー)』――世界中のリッジレーサーたちとつながろう!

文:電撃PlayStation

 新ハードといえば『リッジ』! ということで、シリーズ最新作がPS Vitaのロンチにも登場です。『リッジレーサー』シリーズといえば、300km/hオーバーの超高速の世界で繰り広げられるドリフトバトルや、レースを盛り上げる“リッジサウンド”などが特徴ですが、本作の目玉となるのは全世界のプレイヤーが4つのチームに分かれて戦うプラネタリーリーグの存在です。

 今回は、そのプラネタリーリーグをはじめ、実際にプレイして判明したネットワーク関連の要素についてインプレッションをお届けします。

RIDGE RACER(リッジレーサー)
▲「煌くビジュアル 突き抜けるドリフト」がコンセプトの本作。シリーズ伝統の爽快感あふれるドリフトはもちろん、日差しが眩しいリゾート、澄みきった青空の高原、夜景の美しいビル街といったコースビジュアルにも注目です。

■敵チームを倒してリーグ優勝を目指せ!

 プレイヤーは、ゲーム開始時に4つのチームのなかから所属チームを選択し(条件を満たせばあとから移籍することも可能)、プラネタリーリーグを戦っていくことになります。リーグ順位は、レースに勝利することなどで獲得できるWP(ウィナーポイント)のチーム内合計で決定。このWPを稼ぐ際に重要となるのが、所属チームから日替わりで指令されるミッションです。ミッションによってどのチームを『敵』とするかが日々変化し、対戦で敵チームのプレイヤーに勝つことでボーナスWPが獲得できるのです。

RIDGE RACER(リッジレーサー) RIDGE RACER(リッジレーサー)
▲現時点での各チームの累計WPやチーム人数は、『ランキング』内の『チームサマリー』などでいつでも確認できます。 ▲『チームビジョン』でその日のミッションを取得後、『スポットライト VIP』(各チーム抽選で1000名)に選ばれると1000cr.(マシン強化に必要なお金)がもらえるボーナスも!

■疑似タイマンバトルが楽しめる『ゴーストバトル』

 『ゴーストバトル』は、世界中のプレイヤーがランキングやnearにアップロードしたゴースト(走行データ)をダウンロードし、そのゴーストと1対1で戦うモード。ゴーストに勝つと、今度は勝った自分の走りが上書きされた、より速いゴーストとしてアップロードされ、またそのゴーストにほかのプレイヤーが挑んで……と繰り返していきます。すでに、数十人のプレイヤーが記録を更新した、とてつもなく速いゴーストデータもちらほら見かけるように……。なお、このモードは、対戦相手が自由に選べるので、ミッションで敵チームに該当する相手をピンポイントで狙う場合にも便利です。

RIDGE RACER(リッジレーサー) RIDGE RACER(リッジレーサー)
▲ゴーストデータは常時入れ替わり、最大で600人分のデータからダウンロードできる。自分に合った相手を見つけて対戦しよう。 ▲ゴーストデータの最近の戦歴も確認できる。もしかしたら、このなかに過去の自分やフレンドがいるかも!?

 と、ここまでの話だけでは、単にゴーストが表示されるだけのタイムアタックとそんなに変わらないのでは? と思うかもしれません。じつは、このモードのゴーストには接触判定はありませんが、ちゃんとスリップストリームの判定などがあるのです。つまり、タイム的には勝てなさそうな格上のゴーストでも、スリップストリームを活用すれば勝利を狙える可能性が! またこれは、勝ったあとの自分のゴーストにもいえること。それを見越して、後続車にスリップストリームの効果が発生しない強化ユニットを装着して、新たな挑戦者を勝ちにくくするといった戦略的な側面もあったりするのです。ダウンロードしたゴーストと戦いつつ、新たな挑戦者とも同時に戦うような感じですね。

 そのほか、インターネット回線を介してリアルタイムでネット対戦ができる『インターネットバトル』や、みんなで集まってアドホック通信で対戦する『フェイス トゥ フェイスバトル』も完備しているので、ネット環境や『リッジ』仲間がいる人は、いつでも対戦が可能です。『インターネットバトル』では、当然ながらレベルに合わせたルーム検索も可能。初心者も上級者も安心です。ぜひみなさんもネットワークにつないで、これらの熱い対戦を繰り広げてみてください。(Hira)

(C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.

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