2012年1月20日(金)
セガは、3月22日に発売するPSP用A・AVG『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編(以下、クロヒョウ2)』のキャラクター情報を公開した。
『クロヒョウ2』は、2010年9月にPSPで発売された『クロヒョウ 龍が如く新章』の続編。今作では、おなじみの繁華街“神室町”と『龍が如く2』以来となる大阪“蒼天掘”の2つの街を舞台に、前作から1年後の物語が展開する。アメリカ帰りの主人公・右京龍也は、TVドラマ版の龍也を演じた斎藤工さんが熱演。他にも要潤さん、高知東生さん、大杉漣さんといった俳優陣や、浪川大輔さんなどの人気声優陣も出演する。
▲以前の記事でも紹介した通り、『クロヒョウ2』ではバトルもパワーアップする。壁に敵をぶつけて大ダメージを狙ったり、周辺にある壁や自動販売機が壊れたり、観客がバトルに乱入したり、前作以上にケンカらしいバトルが展開する。 |
記事では、現在の“ドラゴンヒート”で戦う若きファイターであり、龍也と一緒に戦う仲間にもなる4人の登場人物を紹介する。
プロボクサーとしてデビューするため、自分の意思とは関係なく帰国した龍也。彼は、ドラゴンヒートで戦う若きファイターの八代誠、三上優太、斎藤保、坂本信司ら4人と出会い、自分が忘れかけていた大切なものに気付く。そしてプロボクサーの道を捨て、ドラゴンヒートを守るため戦う龍也。ここでは、彼の心に影響を与えた4人を紹介する。
4人のリーダー的存在。中学時代から、ストリートファイトで鍛えた喧嘩(けんか)スタイル。空手、ボクシング、総合格闘など、さまざまな相手と喧嘩することで、独自のスタイルを身に付けた。しなやかな筋肉と、持ち前のリズム感による連続攻撃は、相手に反撃のチャンスを与えることなく、相手が倒れるまで続く。特に、キックボクサーの信司との喧嘩で身に付けた“飛び膝蹴り”は、信司以上の破壊力を誇る。
▲誠の格闘スタイルは“喧嘩”。彼を仲間に連れて歩けば、豪快なバトルが楽しめそうだ。 |
柔道や空手を勧めてくる父親に反抗する形ではじめたボクシング。甘えのある優太には、ボクシングはストイックすぎたが、それ以上に父親に対する反発と、強さへのあこがれから、ボクシングを続ける。今では、ドラゴンヒートに出場できるほどの腕前に上達した。いまだ精神的には弱く、家族のことなどを言われると、熱くなり過ぎてしまうことがある。得意技は“カミソリアッパー”で、一撃で相手を脳しんとうにする。
▲優太の格闘スタイルは“ボクシング”なので、パンチ技の威力は相当なものだろう。 |
小学生時代からイジメられており、強い自分になるために、ブラジリアン柔術を学ぶ。相手を倒すというよりも、自分を守るために柔術を身に付けたので、試合などで相手を倒すのは苦手。性格的にも好戦的ではないため、勝利に固執することがない。攻撃よりも防御主体で、本気で防御に回った保を倒すのは、信司や誠でも不可能に近い。打撃戦などは苦手で、つかんでからの組み技を得意としている。特に、“チョークスリーパー”から逃れた選手は、まだいない。(だが……対戦相手が本気で苦しむと、保が技を外してしまうため、チョークスリーパーで試合に勝ったことはない)
▲保の格闘スタイルは“ブラジリアン柔術”で、組み技が得意。見た目に反して頼れる仲間になりそうだ。 |
根っからの格闘マニアで、最強の格闘技はパンチのスピードとキックの破壊力をあわせ持つキックボクシングであると考え、キックボクサーを目指す。強くなるために、ムエタイ、テコンドーなど、さまざまな蹴り技の格闘技を学び、自分ならではのキックボクシングスタイルを確立している。“兜割り”などの足技も得意技だが、一番の特技は、ヒジ打ちからパンチ連打へとつながる“ローリングエルボーコンボ”。
▲信司の格闘スタイルは“キックボクシング”。リーチの長い足技を絡めた打撃は、十分な活躍が期待できそう。 |
(C)SEGA
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