2012年1月17日(火)
アクワイアは、2月9日に発売するPS Vita用ソフト『墨鬼 SUMIONI』において、物語の一部を公開した。
『墨鬼 SUMIONI』は、自分の指を筆に見立てた“墨汁タッチアクション”が特徴のアクションゲーム。画面上に地形を描いて道を作ったり、術式を描いて炎や雷雲を発生させたり、敵を一掃する“墨神(すみがみ)”を召喚したり、さまざまな墨汁アクションで幅広いステージ攻略法を楽しめるという。
公開された物語は、本作の導入部分の一部。京はなぜ荒廃してしまったのか? 主人公である墨鬼は、どのようにして呼び出されることになったのか? すべてのキッカケが明かされている。
■物語“導入(其の壱)”
時は平安のころ……墨神を召喚することのできる、墨水師と呼ばれる者たちがいる世界。墨水師・天眼(テンガン)は、その高潔な人柄を買われ、聡明な貴族・正倉院 道定(セイソウイン ミチサダ)に仕えていた。
だが、そんな天眼たちのことを疎ましく思う者たちもいた……。私利私欲のままに朝廷支配を企む福条(フクジョウ)氏と、心卑しき墨水師・星冥(セイメイ)の卑怯な陰謀により、道定は宰相の職から失脚。天眼は流刑地へと追放されてしまう。
福条に報酬を要求する星冥であったが、所詮は私欲におぼれた者同士の約束事。福条は不当な理由をつけて、一方的に星冥との契約を反故にした。逆上し、狂気に満ちた星冥は、禁断の秘術に手を染めてしまう。それは邪悪な神々と悪霊どもの召喚であった。立ち込めた瘴気の中、星冥は魔人と化す。
その後、魔人星冥は福条氏を抹殺。道定とその娘の光姫(ミツヒメ)を黄泉の僕として操り、京をたちまちのうちに魔都へと変貌させてしまった!
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