2012年1月26日(木)
スクウェア・エニックスは、現在開発中のWii U/Wii用RPG『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(以下、ドラゴンクエストX)』の新情報を公開した。
『ドラゴンクエストX』は、シリーズ初のオンライン対応作品となる人気RPG『ドラゴンクエスト』の最新作。ゲーム開始時はオフライン状態で物語の序盤をプレイし、その先はネットワークにつないで新たなストーリーを体験していく形だ。オンライン時は、他のプレイヤーと一緒に冒険することもできれば、酒場でAIの“サポート仲間”を雇って1人で遊ぶこともでき、自分のペースでプレイ可能だという。
今回は前回の記事で紹介した、人間で体験するストーリーに続き、アストルティアで体験するメインストーリーの一端に触れていく。また、メインストーリーとは別に楽しめるミニストーリーの“クエスト”や、アストルティアを移動するための便利な施設も紹介する。
ネットワーク上で大勢のプレイヤーが同じ世界を冒険する“アストルティア”。この世界では、人間から姿を変えて、プレイヤーは5つの種族のうちの1つを選んで旅をする。5つの種族がそれぞれ暮らす5つの大陸でも、各種族の命運にかかわる重大なストーリーが体験できる。ここでは、プクリポとエルフ、オーガの3種族について、ストーリーの一端を紹介する。
▲笑いを愛するプクリポ。彼らの暮らすプクランド大陸では、恐ろしい誘拐事件が発生! プクリポたちに笑いのある生活を取り戻してあげよう。 |
▲エルフの暮らすエルトナ大陸では、種族の伝統である“風送りの儀”を行えていないがゆえの問題が発生している。少女が、風乗りの後継を拒む理由は何なのだろうか……? |
▲オーガが暮らすオーグリード大陸のとある国。そこでは、国王が病に苦しんでいるのだが……。バグド王とガートラント王の間には、どのような問題が起きているのだろうか。 |
▲なお、プレイヤー同士でパーティを組んだ際は、“ストーリーリーダー”を選択することで、誰のストーリーで進めるのか決めることができる。 |
クエストは、壮大な物語の流れを追っていく種族ごとのストーリーとは異なり、手軽に楽しめるミニストーリーとなる。大陸ごとにさまざまなクエストが用意されている他、特定の“職業”や“職人”だけがプレイできるクエストも存在するという。ゲーム発売後もクエストはどんどん配信されていくので、豊富な種類と数のクエストが体験できるだろう。
▲若者から受け取った修行書を開くと、伝説の武闘家“超天道士”が残したメッセージが書いてあった。そこに記された試練に挑んでいくクエストとなる。最初はカンタンそうだが……? |
▲ある人物から人探しのクエストを依頼される。探し人がいる場所は、“謎かけ詩”に記されており、その意味を解明する必要があるらしい。 |
▲クエストを受けるには、レベル30以上の戦士であることが条件のようだ。謎の老人からさまざまな試練を受けることになる。すべてを達成した暁には何が待ち受けるのか……? |
▲クエストは、パーティの仲間と一緒にチャレンジできる。互いに仲間のクエスト達成の手助けをしてあげよう! |
クエストの中には、1つの大陸内だけの冒険では終わらず、いくつかの大陸をまたにかけて冒険するような大掛かりな依頼も存在する。そんな時、大陸と大陸を移動するのに便利なのが、“大地の箱舟”と呼ばれる大陸間鉄道だ。また、“ルーラストーン”というアイテムに行き先を記憶させておけば、どの場所からも記憶した場所へひとっ飛びできる。
▲大陸間鉄道は、アストルティアにある5つの大陸をつなぐ交通機関だ。海を隔てて離れた別の大陸へも、あっという間に移動することができる。 |
▲ルーラストーンには、行き先を1カ所だけ記憶させておける。別の行き先を記憶させれば、今度はそこへ行けるようになるという仕組みだ。ただし、ルーラストーンは複数持てる。冒険者の間で必需品となりそうだ。 |
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