2012年1月27日(金)
2009年に、友人同士で設立されたイギリスのゲームスタジオ「Hello Games」。たった4人の彼らが生み出したはじめてのオリジナルゲームはPlayStation Networkで配信され、楽しくて純粋なアクションを求めていた欧米ゲーマーの賞賛とともに、好調なセールスを記録した。
2010年のPSNタイトルで最も高い評価を受けたバイクスタントアクション『Joe Danger ディザスター マスター』。このバイクスタントアクションの傑作が、1月26日より、ついに日本のPlayStation Storeからも配信開始された。海外インディーゲームスタジオ、日本で颯爽デビュー! とでも言うところか。
▲ファミコンやメガドライブのクラシックアクションを思い起こさせるビジュアルだが、それも当然。彼らはアクションの名作たちが非常に好きだったのだとか。そういったゲームのエッセンスをそこかしこで見ることができる。 |
画面写真を見れば、どういうゲームかはおよそわかるはず。プレイヤーはバイクスタントマンとなって、さまざまな仕掛けが待つ困難なステージにチャレンジしていく。
シンプルなゲーム性ながら、アクションにもステージにも多彩なアイデアが詰め込まれており、それでいながら作りはどれも非常にていねい。直感的で純粋なアクションの楽しさと、巧みなプレイと戦略が求められるスキル面でのやり込み要素が、バランスよくまとまっている。
▲ウィリーを決め、コンボやブースト、トリックで観客を大いにわかせよう。コイン集め、タイムアタック、スコアアタック、対戦。ステージクリエイトの自由度も半端じゃない。コミカルなキャラやバイクの動きも一見の価値アリ! |
実は2010年の東京ゲームショウ時に、Hello Gamesのマネージングディレクター、ショーン・マレー氏が本作の紹介のために来日している。電プレVol.482で氏のインタビューを掲載しており、日本での発売の意向も語っていたのだが、ずいぶん時間がかかってしまったようだ(笑)。
製品版は1,100円と手ごろな価格。また無料体験版もあるので、ぜひPlayStation Storeからダウンロードしてコントローラに汗握る感覚を味わってほしい。(電撃PlayStation編集部 遠藤)
2010 ハロー・ゲームス有限会社。ジョー・デンジャー、ハロー・ゲームスとそれらの商標はハロー・ゲームス有限会社の登録商標です。無断転載禁ず。
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