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2012年2月1日(水)

『三国志大戦TCG』の体験レポートを掲載! “反撃計略”や“無双連撃”の読み合いが熱い!!

文:カネキング

 ども、カネキングです。本日2月1日に行われた『三国志大戦 トレーディングカードゲーム(以下、三国志大戦TCG)』の完成発表会で本作を体験できたので、そのレポートをお届けします!

 『三国志大戦TCG』は、その名の通りセガの業務用ゲーム『三国志大戦』を題材にしたTCGです。3月8日に3種のスターターデッキが、3月29日に第1弾ブースターパックが発売されます。この記事では、ルールやプレイ感などを掲載しますので、概要などは、完成披露会のレポート記事をチェックしてください!

 さて、それでは早速ルールからざっくりと説明していきます。本作はすごくオーソドックスな、2人対戦型のTCGです。国力を増やし、国力をコストとして支払って武将カードを配備して攻撃し、相手の“城壁”を破壊していくというのが大まかな流れになります。“城壁”が、相手の体力のようなものと考えてOK。複雑なシステムもないので、TCG経験者なら、10分でルールを理解できるでしょう。

 勝利条件は、相手の7枚の城壁をすべて破壊した後で、もう一撃を入れること。または、相手がデッキからカードが引けなくなった場合の2つです。また、本作のデッキは50枚以上で、同一カードは最大4枚までとなります。ちなみに、本作における同一カードとは同じナンバーのカードだそうです。今回の体験会では、ハーフデッキを使用。それにともない、城壁は5枚になっていました。なお、ハーフデッキのカードは製品版とは異なる場合があるとのことです。

『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』 『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』
▲こちらがプレイマット。“自城壁”にはデッキのカードを画像右のように並べて配置することになります。
『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』 『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』
▲ターンの流れ。メインフェイズと戦闘フェイズを自由に行えるのが特徴です。▲スタッフによるチュートリアルに従い、体験会は進みました。まずはゲームの準備から。
『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』
▲5枚引いた初期手札。今回遊んだ限りでは、カードは戦闘を行う武将カードと、使い捨てで効果を発揮する計略カードの2種がありました。武将カードの中には、画像右下の魏騎兵のような“援軍”を持ったカードがあり、これだけちょっと特殊です。詳しくは後述。

 ではターンの流れを説明します。まず開始フェイズでは、カード横向きの“疲労”状態のカードを、縦の“待機”状態にします。そしてドローフェイズでカードを1枚ドロー。先手ドローはありません。

『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』

 続いて国力フェイズ。いわゆるリソースの配置をするフェイズです。手札から、好きなカードを自城に配置します。置き方は表向き置きと裏向き置きの2通りあり、裏向きで置いた場合はデッキから1枚ドローできます。ちなみに、“計略カード”は表向きに置けません。

 続いて、メインフェイズに入ります。説明の都合上、画像内のターンが前後していますが気にしないでください。

 メインフェイズでできることその1。武将の配置。本作では、自城にあるカードを横にすることで“国力”を発生させられます。表向きのカードはそのカードと同じ色の国力を1枚につき1個、裏向きの場合は無色の国力を1個発生させます。

『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』 『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』

 武将カードの左上には“コスト”が書かれており、これを支払うことで自陣に登場させられます。画像左の朱霊は赤1無色1なので、表向き1枚を含む2枚のカードを横にすればOKということです。コストの払い方は、後述する“計略”も同じです。なお、“援軍”と書かれたカードは、自陣にいる武将にくっつける形で登場させます。

『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』
▲左下に旗印が書かれたカードは、“援軍”を持ったカード。武将にくっついて、後述の“武力”を強化できます。

 メインフェイズでできることその2。武将カードで攻撃。相手に「攻撃します!」と攻撃宣言後、攻撃したい武将カード1枚を疲労させます。この時、攻撃対象を、相手の城壁か、疲労状態の相手武将のどちらを攻撃するかを選びます。なおこのゲームは、いわゆる“召喚酔い”があり、武将は自陣に出たターンは攻撃できません。

『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』 『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』
▲対象に取れるのは、疲労状態の武将のみ。それ以外は城壁に攻撃という形になります。

 防御側は、そのまま攻撃を受けるか、待機状態の武将を疲労させて迎撃するかを選択します。そのまま攻撃を通し城壁に攻撃を受けた場合は、城壁カードを上からめくります。この時、“反撃計略”を持った計略がめくれると、そのままコストなしに効果を発揮します! いわゆる一発逆転の要素ですね。

『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』 『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』
▲攻城へのダメージは、左下に記された“攻城力”を参照します。1なら1枚めくれます。当然2のカードもありました。▲城壁からめくれた時にのみ効果を発揮する“反撃計略”。かなり強力です。

 続いて、武将で迎撃した場合。単純に、“武力”が大きい方が勝ち、負けた方は撤退して捨て札になります。同じ武力の場合は相打ちになり、両方捨て札になります。

『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』 『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』
▲カード下にある数値が武力。戦闘時にはこれを比べます。

 ちなみに、細かい話になりますが、相手の武将から受けた武力はターン中回復しないそうです。どういうことかというと、1500の武将が1000の武将に攻撃を受けた場合、その武将の武力は一時的に“500”になります。なので、次に500の武将に攻撃を受けると撤退してしまうことになります。

 ただし、相手に与える“武力”はそのまま変わりません。ここがわかりにくいのですが、たとえば武力1500の武将は、内部的に攻撃力 1500/HP 1500となっていると考えるといいかも。

 また、戦闘中に戦っている武将と同一カードをコストとして手札から捨て札にすることで、1武将につき1度だけ“無双連撃”を使用できます。“無双連撃”を使った武将は、なんとその場で待機状態になり、減った武力も回復します。もう1回攻撃するもよし、そのまま迎撃にまわるもよしです。

『三国志大戦 トレーディングカードゲーム』

 メインフェイズでできることその3。“計略カード”の使用。武将カードと同じように、コストを支払い、手札から使い捨ての“計略カード”を使えます。使用可能なタイミングは2つあり、自分のメインフェイズと、自分・相手の戦闘フェイズです。それぞれ表記されています。

 なお戦闘中の計略は、攻撃側から交互に使っていく形になります。スタックルールなどはなく、使ったらすぐ効果が解決されるので注意しましょう。

 こうして、やることを終えたら終了フェイズに。減った武力などがクリーンナップされ、相手のターンに移ります。

→対戦した感想や活躍したカードを紹介!(2ページ目へ)

(C)SEGA

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データ

▼『三国志大戦 トレーディングカードゲーム スターターデッキ 魏』
■メーカー:セガ
■発売日:2012年3月8日
■価格:1,200円(税込)
 
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▼『三国志大戦 トレーディングカードゲーム スターターデッキ 呉』
■メーカー:セガ
■発売日:2012年3月8日
■価格:1,200円(税込)
 
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▼『三国志大戦 トレーディングカードゲーム スターターデッキ 蜀』
■メーカー:セガ
■発売日:2012年3月8日
■価格:1,200円(税込)
 
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▼『三国志大戦 トレーディングカードゲーム 第1弾ブースターパック』
■メーカー:セガ
■発売日:2012年3月29日
■価格:1パック8枚入り 330円(税込)
 
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