兵士が多く登場するアップデート（通称ワラワラパッチ）も注目！ 新たな遊びを目指した『真・三國無双 NEXT』開発者インタビュー

文：電撃オンライン

◆今後の展開について

――“オリジナル武将カード”を使い“争覇モード”で戦闘を行うと、強力な武器や装備アイテムが入るキャンペーンを展開中ですが、それについて説明していただけますか？

庄：本作において武器やアイテムは、難易度の高いところで手に入れると、強力なものが入ります。ところが、このキャンペーンを活用すると、そこまでやらなくても、よりいいものが入るのです。通常よりもいい武器、装備アイテムを獲得しやすくなる上に、多くの武勲が入ります。ぜひこの期間中にやり込んでいただき、階級を上げてほしいです。

――具体的には、どれくらい強いのでしょうか？

庄：遊んでいて、「ちょっと頼りないなぁ」というレベルの武器しか出ない場所でも、「これだったら使ってもいいかな」と思うような武器が入ります。強い武器が出る場所であれば、さらに一段階上のものが入るイメージです。

古澤：装備アイテム・七星帯の最高レベルまではいかないのですが、かなりいいものが出る状態になります。最初のステージでも、付加効果が4つあり、6連続で攻撃できるような武器が入ります。

庄：他にも武勲もかなり入るので、ぜひガンガン稼いでもらいたいですね。争覇モードでは他人の階級が表示されます。私もやっているのですが、やり込んでいる人ほど階級が高くなっていないので、キャンペーン中に稼いでいます。

――システムアップデートの予定があるということですが、詳細について教えてください。

庄：実は、2月9日に次のアップデートを予定しています。通称・ワラワラパッチというもので、今以上に兵士が画面内に登場するようになります。現在も多くの兵士が表示されているのですが、さらに多くの兵士が登場するようになります。

古澤：新ハードということもあり、まだ性能を引き出せていないところがありました。今回これを限界までチューニングしたという感じです。これで、今以上の爽快感を味わえると思います。

――そのワラワラパッチですが、兵士の登場する速度が上がるのでしょうか？　表示されている数が常時増えるのでしょうか？

古澤：どちらもです。普段から見えている数も、かなり多くなっているはずです。倒したら倒したで、またすぐに沸いているという形です。

庄：そこらへんは実機を用意しているので、ぜひその目でご覧になってください。左が現在のバージョンで、右がアップデート後です。

▲現在のバージョン		▲アップデート後

――（画面を見て）最初の拠点から出た段階で、すでに敵兵士の数が多いですね！

古澤：敵拠点の周辺を見てもらうと、その数の違いがわかるかと。敵本陣では密度の違いをはっきり感じた上で、ワッと集まってくるのがわかると思います。

庄：数が多くなることで、爽快感が上がります。またコンボもつながりやすく、無双ゲージやブレイクゲージがたまりやすくなるので、さらにテンポがよくなります。

――神速乱舞を使ったら、かなりのコンボ数になりそうですね。

庄：そうですね。より気持ちよく楽しんでもらえると思います。他にも、アップデートの目的があります。2月22日に北米と欧州でPS Vitaが発売されるにあたり、『Dynasty Warriors Next』（『真・三國無双 NEXT』の海外版タイトル）がローンチで発売されるので、その海外のユーザーの方と争覇モードを遊べるためのシステムが入っています。

――海外のユーザーと『無双』のゲーム中でつながるというのは、新しい体験ですね。

庄：国内でも未知数でしたが、海外のユーザーの方がどれだけ争覇モードにつないでプレイするのか、まったく未知数で、我々としても興味深いです。

――体験版には、ワラワラパッチは適用されないのでしょうか？

庄：バージョンアップが適用されるわけではないのですが、新たな体験版を配信する予定です。

――まだプレイしていない人へのアピールポイントをお願いします。

庄：繰り返しになってしまうのですが、PS Vitaの機能をフル活用しています。さまざまな機能を楽しみたい人は迷わず買っていただければ幸いです。動画を見てもらうよりも、実機の有機ELを見た時のインパクトはすごいので、ぜひ店頭に試遊台があるようでしたら、手にとってみてください。すでに本体を持っている方は、体験版をダウンロードしていただいて、ぜひ、PS Vitaと一緒にしゃぶりつくしてください！

――他に、開発者目線のコアな魅力があればぜひ！

古澤：現在、ダウンロードコンテンツで武将カードを配信していますが、その武将カードには専用の政策がついています。その政策は、エディット武将に適用できるので、それをオンラインプレイで他のプレイヤーに届けて、互いに刺激し合ってほしいですね。

　あと“共闘モード”は、PS Vitaを持っている知り合いがいないといい結果を出しにくいのですが、1人でも遊べるようになっています。しっかり作っているモードなので、まずは1人でも遊んでもらいたいですね。

庄：仲間を見つけて、1人より2人、2人より3人、4人とみんなで挑戦してもらいたいですね。仲間が多いほどいい成績がとれるのは、古今東西共通なので（笑）。これはあくまでも個人的な希望ですが、SCEさんがアドホック・パーティをPS Vitaにも対応してくれたらな、と思っています。その時代が来るまでは、リアルな友だちと集まって楽しんでください。

　あと、私がプレイしていて思うのは、争覇モードの5勢力マップをプレイしてもらいたいということです。PS Vitaにはギフトという機能がありまして、演義モードの終盤のシナリオをクリアするか、争覇モードの5勢力マップをクリアすると、ギフトを送れるんですよ。送った方と送られた方がキャンペーンと同じような効果を得られるメリットがあるのですが、まだ、ギフトを送り合う頻度が少ないように感じます。ギフトも意識して遊んでもらえればうれしいです。

▲チーム一丸となり、新たなタイトルの開発に注力した庄さんと古澤さん。PS Vitaを購入した際には、あわせて手に取ってみては？

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関連サイト

• 『真・三國無双 NEXT』公式サイト