2012年2月20日（月）
いよいよ発売直前！ 原作並の残念さがしっかり味わえる『僕は友達が少ない ぽーたぶる』プレイレポ♪
■オーソドックスなギャルゲーも隣人部とプレイすると……？■
さて今回は数量限定版『美少女×残念＝超残念BOX』に付属される『きらめきスクールライフSP』もプレイさせていただいたのでそちらの感想も。
本作は“私立きらめき学園”に入学して、高校生活で自分を磨き、卒業式の日に意中の女の子に告白されることを目指すというどこかで聞いたことがあるようなないような気がする学園恋愛SLGです。
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| ▲こちらは本作のキービジュアル。気合い入りすぎだろう……。 |
理科が開発中のロムを借りてきたという設定のため、攻略できるのはクラス委員の藤林あかりと図書委員の長田有希子の2名のみとなっています。とはいえ、その他のヒロインもサブキャラクターという形で登場し、物語を盛り上げてくれます。ちなみに自分のお気に入りは椎名へきるさんが演じる天条寺可憐です。お嬢様サイコー！
さて、本作ではゲーム内のプレイやシチュエーションに対して隣人部のメンバーが適当な意見やツッコミを入れる“ガヤボイス”を挿入するかどうかを選択できます。ゲームに集中したい場合はオフにするのもありかと思いますが、個人的にはぜひオンにしていただきいところ！ ヒロインのセリフに厳しくあたる夜空や病的なまでにヒロインをほめちぎる星奈、なぜか悪友のマサルに共感する小鷹などがとてもおもしろいです。
ゲームは物語を読み進める“アドベンチャーパート”と1週間ごとのスケジュールを組んで主人公を育てる“育成パート”を交互に進めていくことになります。ただし！ なんと最初の1年目は夜空が勝手に操作して“勉強”のパラメータだけを上げまくってしまいます。
2年目からデータを引き継いでプレイすることになるのですが、他のパラメータが50ぐらいしかないのに勉強だけが500以上あったり……。これはひどい！ まぁ、でも勉強のパラメータがおかしいことを除けば、あとはきちんとプレイすることができます。パラメータによってイベントが変化したり、“休憩”のコマンドで“体調”のパラメータを回復しておかないとスケジュールが失敗になってしまうのも某美少女SLGと同じですね。
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| ▲女の子に目もくれず勉強だけに精を出した結果、大変なパラメータに……。 | ||
物語を進めていくと2年目の最後にヒロインを選択することになります。自分は有希子を選んだのですが、彼女の意外すぎる素性が判明してビックリしました。●●●って！ ゲームの設定自体はオーソドックスなのかと思っていたら、ものすごくエッジが利いていて笑わせていただきました。隣人部のツッコミも冴えわたっているのでぜひ限定版をゲットしてプレイしていただきたいですね。
というわけで『はがない』ならではの魅力がたくさん詰まった本作。「TVアニメが終わって寂しい……」と思っている方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか？ いつもの残念な隣人部が画面の中に待っていますよ!!（カワチ）
(C)2011 平坂読・メディアファクトリー／製作委員会は友達が少ない (C)2012 NBGI
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