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2012年2月24日(金)

クルマになったり、ネズミになったり、ジェダイになったり!? Xbox 360『Kinect ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー』&『Kinect スター・ウォーズ』メディア体験会

文:電撃Xbox

 日本マイクロソフトより発売される、Xbox 360のKinect専用タイトル『Kinect ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー』(3月22日発売)と、『Kinect スター・ウォーズ』(4月5日発売)のメディア向け体験会が2月20日に開催されました。

 この記事では、両タイトルのおおまかなゲーム概要を紹介していくとともに、Kinectならではの体を使ったゲームの遊び方と、実際に遊んでみての感触をお伝えしていきます。

■『Kinect ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー』

『Kinect ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー』は、ディズニー/ピクサー アニメーション映画より、『カーズ』『トイ・ストーリー』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』『カールじいさんの空飛ぶ家』5作品の世界を冒険できるA・AVGです。

 プレイヤーは、それぞれの作品に登場するディズニー/ピクサーのキャラクターの仲間として、体と知恵を使うことでさまざまなアクションを駆使しつつ、エピソードを進めていきます。

『カーズ』

『トイ・ストーリー』

『Mr.インクレディブル』

『レミーのおいしいレストラン』

『カールじいさんの空飛ぶ家』

ディズニー/ピクサー アニメーションの世界を大好きなキャラクターと一緒に冒険!

 今回、試遊することができた収録作品は、『カーズ』『トイ・ストーリー』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』の4つ。

 プレイヤーは、ディズニー/ピクサー アニメーション映画のキャラクターを操作するというわけでなく、キャラクターたちの仲間となって一緒にそれぞれの作品の世界の中に入って冒険を繰り広げることになります。

 この時、仕掛けとしておもしろいのが、Kinectセンサーを使ったプレイヤーの外見の読み取りと、ゲームの中に入るプレイヤーの分身の作成。

 まずは、プレイヤーの外見を読み取り、瞳の色やメガネの形などの微調整を行うと、ディズニー/ピクサー アニメーション映画のタッチで描かれた自分の分身が作成されます。

 さらに、この分身の外見的特徴が、それぞれの作品の世界に入っときのキャラクターに反映されます(例えば『カーズ』なら、プレイヤーが青い服を着ていれば、青いクルマとなって『カーズ』の世界の中に入れます)。

 まさに、プレイヤー自身がディズニー/ピクサーのキャラクターの1人になるという体験ができるのです。

 それぞれの作品の世界の中に入ったあとは、一緒に冒険する仲間が、ディズニー/ピクサー アニメーション映画のキャラクターになりきって、プレイヤーを冒険の世界へと導いてくれます。

 ちなみに、本作に収録されているエピソードは、ゲームオリジナルのお話となっているとのことです。

・『カーズ』:自分なりの走りでストリートを駆け抜ける!

 フランチェスコ・ベルヌーイに仕掛けられた爆弾を解除するために、仲間のホリー・シフトウェルと一緒に彼を追いかけるというエピソード。

 基本の操作は、まず両腕をクルマのハンドルを持つように構えて、腕を前に突き出すとアクセルが開きます。あとは、ハンドルを切るように両腕を傾けて、うまくカーブを曲がっていきましょう(バックしたい時は、両腕を体につくまで引くとできます)。

 さらに、体を前に傾ければブーストが発生しスピードアップ。スピードに乗った状態でハンドルを大きく切るとドリフトもできるので、これらもうまく使っていくと、スピード感あふれるカーアクションが体験できます。

 ほかには、片足を上げると片輪走行、腕を引いてから前に突き出すとミサイル発射、飛び跳ねるとジャンプ、ジャンプ中に手を左右に広げると羽を出して長く飛ぶといったアクションもあり、うまく使うえば普通に走るのとはまた違った走りが楽しめます。

 特に、ジャンプからの羽出しといった連続アクションがうまく決まると、なかなか気持ちいいですね。

▲今回、試遊したエピソードの中では、一番スピード感のある内容でした。

・『トイ・ストーリー』:庭を通り抜けるだけでもオモチャには大冒険!

 サニーサイド保育園に通う女の子、ボニーがリュックから落としてしまったハリネズミのぬいぐるみ、ミスター・プリックルパンツを、仲間のウッディと協力して、ボニーが乗るクルマまで届けるというエピソード。

 要するに、部屋から園庭を抜けてボニーがクルマで出発するまでに追いかけて行くだけなのですが、オモチャの身ではこれがなかなか大変な道のりです。

 まず、園庭に出たところで目の前のゲートが閉じられてしまう。そこで、オモチャのクレーンに電池を入れて動かし、ゲートの横に足場を立てかけて道を作ります。

 第一関門を抜けたものの、いろいろな物が置かれた庭はまるでアスレチック。両腕を交互に上下させて壁を登ったり、両手をのばしたままジャンプしてロープにつかまったりしながら進んでいきます。通れる道は1つというわけではないので、アクションを試しつついろんなルートを探して回るのが楽しかったですね。

 ちなみに、ちょっと変わったアクションが1つあって、プレイヤーの分身となるオモチャはロボットなので、右腕を前に伸ばすと照準となるレーザーが出てミサイルが撃てます。これで壊せるものあるので、気になる物を見つけたら試してみるといいと思います。

 なお、基本となる移動は、上半身を軽くひねって方向転換、走るように両腕を振って前進、一緒に足も動かせばダッシュします。このあたりのアクションは、『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』でも同じでした。

▲どこを通るかで、求められるアクションも変わってきます。

・『Mr.インクレディブル』:パワフル&スピーディなスーパーヒーロー!!

 仲間のダッシュと敵の基地に乗り込み、ロボット工場の自爆装置を作動! さあ、あとは、工場が爆発する前に急いで脱出!! というエピソード。

 ダッシュと一緒ということもあって、とにかく早く走るという展開です。床がどんどん崩れていくので、その裂け目に落ちないように、タイミングよくジャンプするのがコツといったところでしょうか。

 おそらく、このエピソードはダッシュが仲間なので、こういうシチュエーションになっているのでしょう。他のキャラクターが仲間のエピソードでは、どのようなシチュエーションが用意されているのかが気になるところです。

 なお、このエピソードでのプレイヤーの分身はパワータイプのスーパーヒーローのようで、大きな瓦礫を持ち上げてドアに投げつけ、脱出口を切り開くというラストが印象的でした。

▲裂け目の下は、燃え盛る溶岩地帯。落ちないように注意しながら、一気に駆け抜ける。

・『レミーのおいしいレストラン』:知恵を働かせて道を見つけ出せ!

 大嵐で今にも水没してしまいそうな下水道から、食べ物を積んだ舟を運び出しながら仲間のエミールと一緒に脱げ出すというエピソード。

 舟が先に進めるように仕掛けを動かし、自分たちも脱出するための道を選びながら進んでいきます。進める場所は、人が通るための足場であったり、水道管の上であったりといろいろですが、そこから落ちてしまうと下は水です。

 水に落ちてしまうと、平泳ぎの要領で左右の腕を動かして、泳いで進むことになるのでなかなか大変です。ただ、水の中に潜った先に何かあるといったこともあるので、あえて下のほうを進んでみるのもおもしろいかと思います。

 ちなみに、ジャンプ中に両手を左右に広げると、背中のチーフを使って少し飛ぶことができます。下に落ちたくない場合には、ぜひとも活用したいアクションですね。

▲下水道には、たくさんのゴミが流れついています。中には、使い道があるものも。

 作品ごとに、プレイヤーがなりきるキャラクターは異なりますが、基本的な動かし方やアクションの起こし方は、ある程度共通のものとなっているので、とまどうことなく遊ぶことができました(さすがに『カーズ』は、ほかの作品とはちょっと違う動きになりますが)。

 また、とりたいアクションに対してどう体を動かせばいいのかの指示が、文字だけではなく、動きのある図で表示されるのも、非常に親切でわかりやすかったです。

 加えて、その作品のキャラクターならではのアクションもいろいろと用意されているので、あれこれと体を動かしてみて、自分で探し出してみるのもおもしろいと思います。

『Kinect スター・ウォーズ』でジェダイの戦いを体験!→(2ページ目へ)

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