2012年2月29日(水)
アクワイアから、2月9日に発売されたPS Vita用ソフト『墨鬼 SUMIONI』。本作を手掛けたプロデューサーがアスキー・メディアワークスを訪問したので、その模様をお届けする。
『墨鬼 SUMIONI』は、自分の指を筆に見立てた“墨汁タッチアクション”が特徴のアクションゲーム。画面上に地形を描いて道を作ったり、術式を描いて炎や雷雲を発生させたり、敵を一掃する“墨神(すみがみ)”を召喚したりと、さまざまなアクションで幅広いステージ攻略法を楽しめる。
受付に現れたのは、田村純一郎プロデューサーと、広報の平田稲穂さん。まさに『墨鬼 SUMIONI』の世界から出てきたような、和服の2人……だったのだが、手にはおおよそ似つかわしくない大きなピザを抱えていた。
▲ピザを撮影する時も、さりげなくタイトルをアピール。さすがはプロデューサーだ。 |
このまま話を伺ってもいいのだが、おいしそうなにおいが受付に充満して、来社した人がお腹をすかせてクレームが殺到……ということになっては大変なので、応接室に案内して話を聞くことになった。
今回2人がやってきた目的は2つ。3月26日まで展開中の『墨鬼 SUMIONI』とピザ・カリフォルニアとのコラボレーション企画のアピールと、3月上旬に実施予定のアップデートの告知だ。というわけで、ピザのにおいがこもる応接室で、早速2人にアピールしていただいた。
▲ピザを前にキャンペーンやアップデートについて語る……予定だったが、食欲をそそるにおいに「よだれが出ますね(笑)」とコメント。 |
耳を鬼のツノに見立てたピザ『ベーコンエピ・墨鬼』は、ピザ・カリフォルニアのネットオーダー限定で販売中。耳が、人気のパン“ベーコンエピ”風に仕上げられているのが特徴だ。
人目を引く黒いソースは、イカスミソースとイタリアントマトソースを使用。そのソースにマッチする、イカ、4種のチーズ、トマト、バジルなどがトッピングされている。価格はMサイズが2,200円(税込)、Lサイズが3,300円(税込)。
一見すると、イカスミソースのインパクトに圧倒されてしまうが、「食べてみるとサッパリしていて、ヘルシーでオイシイですよ!」と田村プロデューサー。平田さんも「トマトが効いているのでアッサリ! あと耳までおいしいですよ!」とオススメポイントを教えてくれた。
▲ピザの具としては珍しいイカスミを使っているコラボピザ。見た目のインパクトもあるため、ゲームを知らない人にも受けそうだ。 |
▲あまりにおいしそうなにおいだったため、耐えきれなくなった『電撃PlayStation』の編集2人が早速「いただきます!」とパクリ。イカスミで口の中が黒くなるので、食後に出かけたり人と会ったりする場合は歯を磨こう。 |
▲新婚の宣伝マン・押野(オッシー)には、平田さんが食べさせてあげるという大サービス。「こんなの嫁に見られたら……(もぐもぐ)、おいしいですね、このピザ!(もぐもぐ)」とまんざらでもなさそう。 |
3月上旬に配信予定なのは、無料アップデート“モード追加パッチ”。パッチを適用すると、全国のプレイヤー同士でスコアを競える“ランキングモード”と、ビジュアルモードとサウンドモードを収録した“ギャラリーモード”の2つが追加される。
▲ランキングでは、クリアタイムと被ダメージ量、取得したアイテムから算出されたポイントで競うことになる。 |
▲ビジュアルモードは、ゲーム中に見たイベントやビジュアルを鑑賞可能だ。 |
▲ゲームに収録されているBGMを好きなだけ観賞できるサウンドモード。『墨鬼 SUMIONI』の世界観に浸ってみては? |
当初の目的は果たした2人だったが、ピザを前にまだ語り足りなそうだったため、いくつかの質問をぶつけてみた。ソフトを購入した人や、本作に興味がある人はぜひご覧いただきたい。
――2月9日に発売されましたが、ユーザーの反応はどうですか?
平田:遊んでいただいた方には、操作性や世界観を評価していただいています。
田村:プレイされた方からはおおむね好評ですね。より楽しんでもらえるようにこれから機能追加のアップデートを行いますよ。
――敵を倒した時のエフェクトが、独特ですごくいいですね。
田村:墨が溶けるような演出ですね。実は最初は血が出ていたんですが、世界観を考えると敵は、赤い血ではなく墨汁っぽいイメージだろう、ということで現在の演出になりました。
平田:墨を使った演出はぜひ見ていただきたいです。
――読者にオススメポイントをぜひお願いします。
田村:タッチパネルを使ったアクションについて「忙しいのでは?」というイメージを持っているかもしれませんが、本作はシンプルで、感覚としてわかりやすいものになっています。新しい体験をしてもらえるソフトになっているので、興味がある方は、まず体験版をさわっていただければと思います。
平田:PS Vitaならではの操作性を実現しているのですが、アクションを止めて冷静にタッチパネルを操作するのでせわしくありません。背面タッチを使うソフトはまだ少ないと思うので、タッチアクションを活用したゲームを遊びたいと思っている人に、オススメできると思います。
▲「1人でも多くの人にプレイしてもらいたい」と語っていた2人。PS Vitaを持っている人は、体験版をプレイしてみては? |
▲持ってきていただいたコラボピザは、電撃オンラインのスタッフと『電撃PlayStation』のライターがおいしくいただきました。本当に一瞬でなくなりました。 |
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