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2012年3月2日(金)

“ゲーム屋さんがえらんだ良作!”2月は『リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産』!

文:電撃オンライン

 全国のゲーム屋さんが毎月1本、実際に遊んでみて「これはおもしろい」というゲームを選ぶ「ゲーム屋さんが選んだ良作!」。2月の良作に選ばれたのは、1月に発売された3DSソフト『リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産』でした。この新感覚リズムアクションアドベンチャーについて、今回もライター・田下広夢氏が語ります。

ゲーム屋さん2月 ゲーム屋さん2月

●リズムゲームで謎を解決!
 新感覚リズムアクションアドベンチャーゲーム

 『リズム怪盗R』は一見すると携帯ゲームハードによくある普通のアドベンチャーゲームかのように感じられるかもしれません。実際プレイしてみても、親しみやすいアニメ調のキャラクターたちや、深まる謎を解き明かしていくストーリーなど、丁寧な作りながらいかにもありそうなアドベンチャーゲームです。しかしそこはもちろん、ただのアドベンチャーゲームなわけがありません。他と何が違うのか、それは『リズム怪盗R』というタイトルの通り、リズムゲームで物語を進めるという部分なんです。

 主人公のRは怪盗です。ある時はリズムに乗って軽快にルーヴル美術館に侵入し、ある時はリズムに乗ってテンポよく敵をやっつけ、ある時はリズムに乗って華麗に踊る。アドベンチャーゲームを進めていくなかで、次々出会う困難をリズムに乗って解決していく痛快なゲームに仕上がっています。物語を進めていくと、バーンと敵が現れ、リズムに合わせて敵をやっつけるという、軽快なプレイが楽しめます。

●音楽はパワーだ!
 遊ぶときはぜひヘッドホンやイヤホンを

 『リズム怪盗R』を遊ぶとき、もし可能ならぜひお願いしたいのが、ヘッドホンやイヤホンをつけて遊ぶことです。もちろん、そんなものなくても普通に楽しく遊べます。しかし、ヘッドホンをして遊んだなら、超楽しく遊べるようになります。というのも、さすがリズムゲームだけあって音楽にはかなり力が入っています。ゲームをはじめてタイトル画面の前のデモが流れた時、すぐに「おおっ」と思います。

 アドベンチャー部分によって紡がれるストーリーは、大切な場面では必ずリズムゲームが入り、音楽によって彩られます。楽しい時、悲しい時、うれしい時、おどけていても、緊迫の場面も、そこには音楽があって、リズムがあって、リズムに乗ることで感情が物語の中に入っていきます。

 いつの間にかすっかり、主人公の怪盗Rの気持ちになって、相棒であり飼い犬であるフォンデュを頼もしく思い、ヒロインを助けたいと必死になり、ライバルの登場にワクワクし、そのプレイヤーの気持ちを音楽が代弁してくれるのです。

 そして、ストーリーとリズムゲームの融合を作りこまれたアニメーションが支えます。何しろ気軽にさっと遊べるゲームですから、最初はアニメもがんばってるなあというぐらいの感覚で観るわけですが、物語が進むにつれて、いいところで本当に丁寧に描かれたアニメーションが入って、思わず息をのみます。リズムゲームは必死でボタンを押したりしていると画面が動いてしまったりもするので3Dボリュームをオフにする人も多いと思いますが、アニメが始まったら、ぜひオンにしてじっくりみていただきたいところです。

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●難しいことは考えずに、
 楽しい気持ちにさせてくれる

 ルールは簡単、クリアできないステージがあってもアイテムで難易度を下げることもでき、幅広くたくさんの人が気軽に遊べるゲームです。難しいことは考えず、とにかく楽しく遊びたい、そんな時には『リズム怪盗R』を思い出してみてください。
 

実際の販売店での“良作ゲーム”コーナー例

 販売店での展開の一例。各お店の写真は1月の良作PS Vita『アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり-』の店頭展開のもの。

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▲【東京都/TVパニック 蒲田店】主人公ネイトが所狭しと駆け巡る様子をPOPで表現。 ▲【神奈川県/TVパニック 鶴見駅前店】なんだかどこかで見たかのようなオシャレなテイスト。そう、アンチャーテッドならね。
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▲【愛知県/お宝創庫 知多店】吊り橋作っちゃいました。これ、きっと登ると縄が切れて落ちそうになるんですよね。 ▲【愛知県/お宝創庫 阿久比店】ハリソン・フォードの「ヤバイ」に対抗するような手書きPOPに迫力があります。

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