2012年3月12日(月)
審査発表終了後、この日誕生日を迎えたケント・モリ氏をみんなで祝い、そのお礼としてケント氏がダンスを披露してくれることに! これにはコンテスト参加者のみならず、会場に訪れた全員が大盛り上がり!
▲序盤はロボットダンスやパントマイムがベースのダンス、そして後半はマイケルのナンバーに乗せて踊るケント氏。 |
▲会場の盛り上がりが最高潮に達したとき、ケント氏が客席のみんなを舞台にあげて最後はみんなでダンス! おれも撮影していなかったら、あそこに登りたかった! |
■ケント・モリ氏インタビュー
――今回のコンテストはいかがでしたか?
ケント・モリ氏(以下、敬称略):今回はただのダンスコンテストではなく、ゲームのコンテストということもあり、僕にとっては2つのうれしかったことがありました。1つはキッズ部門にたくさんの子供たちが参加してくれ、その子供たちを応援してくれる親御さんたちも休日にもかかわらず長時間(審査で8時間、準備まで含めると12時間)のコンテストに最後までいてくれたこと。
もう1つは一般の部では全国からたくさんの方が集まってくれたことです。とくに一般の部では、新幹線や飛行機を使って秋田や広島からもきてくれた人がいたようで、それを聞いたときにとてもうれしくなりました。
――授賞式のあとにケントさんがダンスを披露されたときの会場の一体感もすごかったですね。
ケント:そうですね。子供たちはもちろん、大人やお年を召した方まで、いろんな方が参加してくださってうれしかったです。ゲームもそうですけど、ダンスは世代が関係なくつながっていくわけじゃないですか。そういう意味であの時間の一体感は、最高の空間だったと思います。
――ケントさんが実際にゲームをプレイしたときの感想を教えてください。
ケント:ゲームのよさの1つとして、1人でプレイできるというのがあると思います。例えば“ダンスを習おう”と思うと、ダンススタジオなどに通うのが一般的ですが、やはりそこに行くには少し勇気が必要だと思うんです。
でも、ゲームを買ってきてダンスをするのは、すごく敷居が低いですよね。1人でプレイするのに、緊張しちゃう人っていないじゃないですか。
本作はPS Moveを持って実際に自分の体を動かしてプレイするという部分で、ダンスの楽しさがフィーチャーされているのが、魅力だと思います。また簡単なだけでなく、なかには難しい振り付けも入っているので、本格的なダンスの練習までできてしまいますからね。
――とくにダンス経験のない人がゲームをプレイしているときに“マイケルっぽく踊る”ためのポイントはありますか?
ケント:形はどんなものでもいいので“マイケルになりきること”です。感情や気持ちを出すのが大事です。気持ちってやっぱり形に現れます。やっぱりスーツを着たらシャンとするじゃないですか(笑)。それと同じでマイケルの帽子をかぶって、マイケルのコスチュームを着て、自分がマイケルであるかのように歩いてみたり、立ち振る舞ってみたりとか、そういうところからなりきってみてほしいですね。
――最後にマイケルやダンス、ゲームが好きな読者に向けてメッセージをお願いします。
ケント:ダンスもゲームも共通していえるのは、楽しむことがすべてだと思います。楽しまずしてやる意味はないというか。1人でゲームをプレイして汗をかく、というのも楽しいんですがダンスに関していうと、ホントの楽しさは「つながれること」にあると僕は思うんですよ。
人とつながる――。それは敷居がなくつながれる。出身や人種、カルチャー、世代と関係なくダンスは1つになれるものなんですよ。一緒に踊れるものなんですよ。それはゲームでも同じで、『マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンス』をアメリカの子でもヨーロッパの子でも、プレイすれば同じように会話ができる。そこがゲームとダンスが似ている部分であり、本作はそれを融合している作品なんじゃないかなと思います。
ダンスのプロになろうという人だけでなく、マイケルの曲で踊ってみたい。そういう人にもオススメです。
▲コンテスト当日はケント・モリ氏の誕生日! ということでコンテスト終了後にバースデーケーキが登場した。ケーキの中央には実物ソックリのケント氏の姿が! | ▲これにはケント氏も大喜び! 27歳のバースデーを楽しんでいた。 |
世界的に有名なダンサーなのに、インタビュー中のケント氏は非常に礼儀正しく、謙虚でまったくおごったところがなかったのが印象的だったなあ。あと、ご本人から感じるオーラがハンパない。オレは年上の方にインタビューするときにもあまり緊張しないタイプなんだけど、今回ばかりは10歳以上年下のケント氏に緊張しっぱなしで……。でも、このインタビューを含め、彼のダンスを観ることができて最高にハッピーでした! (電撃PlayStation編集部 ヒビキタケル)
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